LAMAとbonobosが出るなら行かねば！ということで、久しぶりのWWWへ行ってきた。渋谷の井ノ頭通りからスペイン坂を上ったところにある、元映画館のライブハウス。やはりここは観やすくていいね。ここら辺では一番好きなライブハウスかな。

出演：ナツノムジナ（Opening Act）／LAMA／bonobos

オープニングアクトのナツノムジナは今回初めて知った。容姿やしゃべりからは大学生みたいな感じだったけど、意外と演奏は良かったなぁ（僕はそれほど好みではなかったけども）。

最初はbonobos。1曲目の『グッドモーニング・マイ・ユニコーン』でテンションあがって、『三月のプリズム』で鳥肌がぶわっと立ち、『夕景スケープ』でゆったりと気持ちよく締めてもらった。いつもながら素晴らしい。最近セットリストに『ICON』入ってることが多くて、この日も入ってたのもうれしかった。あと、蔡くんの佇まいというか、余計な力が入ってない感じが好きなんだよね。かと思えば『三月のプリズム』での歌声には圧倒的なものを感じる。ユニコーンや真心もそうだけど、僕はそういう人が好きなんだと思う。

最後にLAMA。えー、いつぶりだろうか。あまりライブをやらないので忘れてしまったよ。だけど今まで観たLAMAのライブの中で一番良かったと思う！このWWWとの相性もいいんじゃないかなと。知らない人のために一応書いとくと、元スーパーカーのナカコーとフルカワミキ、元ナンバーガールの田渕ひさ子、電気グルーヴのサポートメンバーでもあるagraphこと牛尾憲輔の4人で構成されたバンド。この名前を見ただけでも、ものすごいんだけど、エレクトロとギターロックがここまでがっちりハマってるバンドを他に知りません。音源で聴くとエレクトロ寄りかなとも思うんだけど、ライブではギターの厚みがハンパなくて、ひさ子さんのギター弾く姿に見とれてしまう。そしてナカコーとフルカワミキちゃんのツインボーカル。どちらの声も好きなんだよね。今回ライブの前半はわりとミキちゃん多めで、後半はナカコーって感じだった。曲間はシームレスに繋いでそのまま次の曲にっていう構成が多くて、もちろんMCなんてなし。アンコールもなし。それでも満足。セットリストもポップな曲からディープな曲まで幅広くありで、特に『Blind Mind』はやっぱり最高。かっこよすぎる。今年は活動多めの年になるのかな、リリースはあるのかなと期待している。ライブもまた観たい。それにしても、最後の曲でのギターノイズの爆音がものすごくて耳がどうにかなるんじゃないかと思ってたら、案の定、帰宅してからも耳がキーンと。。。

・ナツノムジナ（今回のライブのために作った映像かな？）

・bonobos『三月のプリズム』

・LAMA『Parallel Sign』