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硝子農家物語 -救世主、現る。-

「この土地には何も建てられませんよ」と、役所や関係各所から言われた義実家の農地。

ならば他所の土地を買ってでもやるか!と奮起した矢先の先々週、とある建築士の方から義実家に電話があり、「建てましょうよ」とのこと。

え?どうやって?

色んな人に散々無理やと言われた土地にどうやって建てるの??


建築基準法問題が発覚する直前、意気揚々と地元の工務店の方に工房を建てるお願いをしに行ってたんです。来年の秋くらいには着工できるんじゃないかと、そう言うお話しで。そしたら役所からダメですと。。。

それでも何とかしてあの場所に建てたかったんで、その後すぐその工務店の方に連絡して「役所からNG出たんですけど、こう言う案件が得意な建築士さんのお知り合いは居ませんでしょうか?」と万が一の希望を込めて聞いてみたんです。

工務店は基本的に法に関わる図面は引けないので、建築事務所を構えてる建築士と仕事をしてるんです。なので、「ちょっと確認してみます」と言うお返事を頂いたきり、その後1ヶ月以上工務店の方からは連絡がなく、恐らく面倒臭い案件やったから有耶無耶にされたんかなぁと諦め、他所の土地を買って工房建てるかと物件探しに不動産屋まわりをしていた先々週、急に先述の建築士の方から連絡があったんです。

実は、工務店の方はこの1ヶ月色んな建築士の人に訊いてみてくれたみたいで、それでもどの建築士からも答えはNOだったそうです。そして、辿り着いたのが今回連絡をくれた建築士の方。この方、どうやら岩手県ではかなり実績のある方だそうで、どういうプロセス(法の解釈)で工房を建てるのか、誰にも分からない状態ではありますが、漸く僕らの未来を切り開いてくれる救世主が現れたみたいです。


ほんまに建てられるのか、疑問はいまだ残り続けていますが、今週末その建築士さんと工務店の方、あと我々(義父、妻、ボク)で打ち合わせすることになりました。台風来てますけど。

この2ヶ月、色んなことがありすぎて体と頭がついて行かず体調崩したりしましたが、やっと前に進めそうです。

それでは、今週末の打ち合せを経ての週明けの進捗報告をお楽しみに!



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