見出し画像

硝子農家物語 -犬も歩けば棒に当たる-

犬も歩けば棒に当たる

日本の義務教育を受けた人なら誰もが聞いたことがあることわざではないでしょうか。

そもそもは「出しゃばると災難に遭う」という戒めの言葉だったようですが、いつの頃からか「出歩けば思いがけぬ幸運に出会う」という解釈もあるようで、どちらにせよ出歩けば良かれ悪かれ何かあるよという当たり前の話なんですが、アクションを起こさないとレスポンスはないということなんでしょう。

先日、遠野にて建築士の方と会い、工房建設の契約をしてきました。

まだ行政からの最終的なOKは出てませんが、まず問題なく工房を建てられるだろうと。農地から宅地の転用手続きも我々一般人がやると1年以上かかるのですが、来年(2020年)のお盆までには転用手続きを終え、その年末までには工房も完成するよと。なので、正式なオープンは2021年の春になります!

(おっと、嬉しい話だが急すぎて資金繰りが大変じゃねぇか。。。)

現行の法律だとやはり難しい土地だそうですが、その法律に義実家の土地が当てはまるようになったのが実は昨年の平成30年2月。それまでは建築基準法は関係のない土地だったので何でも建てられたんですが、都市計画の条例地区に役所が義実家の土地を入れてしまったもんだから今回のゴタゴタがあった訳です。農業振興地域なのに都市計画って、どういうこと?!

まあ、建築士の方はそこをつつきまして、普通の条例でも市民の理解無しにいきなり設定してそれに準じてくれというのはおかしい、普通は猶予期間を設けて徐々に調整していくのが筋じゃないのかと。

ごもっとも。

ここ数年の国会を見てると感じる方も多いかと思いますが、行政はいつも強引です。知らないうちに色んな物事が決定し、それさえも知らされず、むしろ自分で調べてねスタイルで、知らない人が損をする。知ったとしても時すでに遅し。法律で決まってるんで。税金や保障なんかも完全にそうですよね。

ただ、そこで引き下がって飼い主に都合の良いお利口さんな飼い犬になってしまわないように。

さて、散歩の時間です。

もう少し棒に当たりに出かけてきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?