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小さな贈り物、大きな喜び!投げ銭による支援のありがたさ

ライブ配信では、有料のアイテムなどを視聴者(リスナー)が配信者に送信する、いわゆる「投げ銭」機能が提供されていることがある。

これらの「投げ銭」のカタチと、アイテムとしての「投げ銭」がどのような割合で、どのようなカタチで配信者に提供されているのかを2018年の論文をもとにnote記事にしていきたい。

「どのようなカタチ」というのは、無料でも配信者に提供することが出来るアイテムと有料のアイテムがある中で、有料のアイテムが配信者に提供されるのはどのくらいの割合かを論文から見てとりたい。

-拝見した論文-

ライブ配信サービス(投げ銭等)の動向整理


「投げ銭」はアイテムの仮面を被ったお金である

「投げ銭」の手順をまとめてみよう。

  1. 視聴者が、ライブ配信事業者が提供するポイントを購入。支払はスマートフォンのアプリ内課金(Apple又はGoogleの課金プラット フォーム)、クレジットカード、電子マネー等が利用されている。

  2. 視聴者が、ポイントでアイテムを購入する。

  3. ライブ動画視聴時にアイテムを配信者に贈る。アイテムを贈るとアニメーションの演出がされたり、コメントが一定時間表示されたままになるなどの効果が得られることがある。バーチャルギフトを贈る形態だけではなく、ファンレターを有料で配信者に送るというサービスも ある。

  4. ライブ配信の視聴数や送信されたコメント、獲得したアイテム等をもとにした得点化が行われ、配信者のランキングが行われることがある。

  5. 有料で購入されたアイテムの販売代金から決済手数料等を除いた収益、広告収入等の一部が、視聴回数や送信されたコメント、獲得したアイテム等をもとに一定のルールで配分される。配分ルールは非公開であることが多い。

  6. 配分された金額が一定金額以上となった場合には銀行口座への振込等を得ることができる。

ここまで、リスナーから配信者へ向けて「投げ銭」をする動向を見てみたが、なかなかの手間がかかる道筋だ。

また、配信者へ10円を「投げ銭」したとしても、配信者へ収益として入るインセンティブは10円を下回るのだ。

この手間と運営団体に搾取される状態を加味して、リスナーは「投げ銭」をし、配信者は「投げ銭」を受け取らなければならない。

①「投げ銭」まで手間
②配信者への収益は100%ではない

「投げ銭」アイテムはお金であり、それを送金する状態にもかなりのリスナーへの負荷がかかる。

大なり小なりの「投げ銭」をされたことには、全力の喜びをもって対応しなければならないのではないでしょうか?

配信者へのアイテムは有料?無料?

音声配信で、どのくらいのリスナーが有料アイテム、無料アイテムを配信者へ提供しているのだろうか?コメントのみの割合を含めたグラフを入手した。

音声配信において、コメント投稿は39.5%、配信者への無料のアイテム提供は17.1%、有料のアイテム提供は 8.1%が実施。

「投げ銭」を提供されたことに対する喜びは、この数字を見れば計り知れない。

・コメント投稿は39.5%
・配信者への無料のアイテム提供は17.1%
有料のアイテム提供は 8.1%

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/policy_coordination/internet_committee/pdf/internet_committee_190117_0002.pdf

コメント投稿、無料アイテム提供は若年層ほどする傾向があるようだ。

10代ではコメント投稿を56.8%、無料アイテム提供を25.3%が提供している。

10代の13.7%が有料アイテムを提供、20~40代では7%程度が有料アイテムを提供。

配信者への有料アイテムの提供状況

「配信内容に満足したから」(50.0%)、「配信者に喜んでもらいたいから」(34.2%)、「配信を盛り上げたいから」 (31.6%)といった理由で、配信者に有料アイテムを提供している者が多い。

「配信内容に満足したから」(50.0%)
「配信者に喜んでもらいたいから」(34.2%)
「配信を盛り上げたいから」 (31.6%)

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/policy_coordination/internet_committee/pdf/internet_committee_190117_0002.pdf

まとめ

配信への満足度に対して、「投げ銭」が行われるようだ。

リスナーの満足度は「投げ銭」である程度は見て取ることが出来るかもしれないが、「投げ銭」と異なり満足度は数値化することが出来ない。

数値化できない満足度を、どのように上げるという作業をするか。

それには、自分がまず楽しむという配信への意気込みが大切ではないでしょうか。その意気込みに対して、リスナーは満足度という評価として「投げ銭」を提供するのかもしれません。

しかしながら、逆は存在しない。

「投げ銭」をされたから楽しむという構図は、どこの誰が見ても満足とは言えないのです。

「僕、私は、投げ銭されないし…」と気持ちを吐露している配信者はたくさん見てきました。まるで「投げ銭
されたら楽しませると言っているかのようです。

否、配信者が楽しんでいるからリスナーは「投げ銭」するのです。

楽しんで満足度を上げ、リスナーからの評価をもらいましょう!


ライブ配信サービス(投げ銭等)の 動向整理 2018年12月14日 三菱UFJリサーチ&コンサルティングより


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