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長年、将棋ウォーズ初段で停滞した僕が1週間で二段に上がった個人的な大発見【全9章】

はじめまして青銅です。
今回は将棋の昇段した要因をまとめようと思います。
定跡の勉強のような険しくて美しいアドバイスはせずに、腹黒い攻略法が多分に含まれると思います。
各章は独立しているので、飛ばし飛ばしお読みいただけます。

不正行為

AIの不正使用
八百長(トス)
棋神の過剰使用

これらについては本文に入る前におことわりさせていただきます。

①ハメ手、急戦を一通り指してみる(要因大)

その逆で持久戦、レア戦法を一通り指してみるのもありかもしれません。前者は対振り居飛車穴熊など、後者は四手角などです。

手数は掛かり過ぎるが、組めてしまえば 矢倉に対する最強の攻撃陣形を築ける。 矢倉側はこれを実現させてはいけない。

将棋ウォーズ:四手角より

(筆者は元々、角交換しなければノーマル四間飛車、角交換したら角換わり右玉を多く指していました。)
【戦法】
○相居飛車
早繰り銀(雁木破りマイナビ)/左美濃急戦/棒銀/嬉野流/角換わり4五桂速攻
○居ー振り対抗形
4六銀右/4六銀左/4五歩早仕掛け/へな急
○振りー居対抗形
早石田/(新)鬼殺し/トマホーク
【囲い】
○相居飛車
角換わり/急戦矢倉
○対振り
舟囲い/elmo囲い/ドルフィン流(天守閣と銀冠のミックス?)

その結果
自分には舟囲いで勝ちきる精度がないことが分かりました。
また銀を上げるとミスが増え、桂の急戦は指しやすいと感じ、飛車角桂の3枚で攻める戦法に絞ることができました。

②昇段する強い動機(要因大)

筆者には弱みを見せたくない知り合いが居ます、彼が初段になり段位が並んだので本気で昇段しようと思いました。

③マインドマップを作り要約(要因大)

これがきっかけで④章で筆者は右桂厨になります。
⑥章で定跡ツリーとは違いは後述します。

戦法の位置関係をまとめることで対策の偏りが可視化できました。
○先手が選べる戦法は赤、後手が選べる戦法は青で色分けすることで戦後を間違えて崩壊することが減りました。
○頻繁に出る手筋をリストアップできるので、定跡からハズレても隙をうかがって戦うことができました。

※初心を忘れ、定跡をメモするようになったので中断しました。
あくまでマインドマップは手筋へと抽象化することが目的です。
(角換わりでの7一角と4五桂のコンビ。
右玉での9七角の受け、矢倉での6一角や4一角。
初期位置の飛車には2七叩きの歩(羽生ゾーン)など)

将来的に駒とマス目の性質をまとめたい

④戦型を決めたらAIで戦法を選ぶ(要因中)

(③章でマインドマップを作ることを意識していたら)
へな急と角換わりを抽象化すると右桂が鍵だったので、この2つをメイン戦法に選ぶと勉強時間が短縮できると思いました。

第71期王座戦第四局を参考にして、厳密な仕掛けの成立は気にせずに4五桂速攻をすることを決めました。
一手のミスで評価値が±500~1000点の浮き沈みがあったので、雑さで相手の研究から外し、経験値でカバーすれば勝てる算段があったからです。

5枚で守られている間は4五桂が成立しないことだけ覚え、
1枚離れれば跳ねるようにしていました。

⑤片方の読み筋だけみて狙い理解(要因中)

AIは間に合う手を指すことが多いので、読み筋を先手に絞って飛ばし読みすると意図が読めることがありました。
▲2四歩…▲同歩…▲同香…▲2三銀など「要は手が回ったら銀冠穴熊風にしたいから数手前から歩を突いてたのか」のように分かることが広がることがありました。

⑥定跡ツリーをダウンロード(要因小)

筆者はすべての変化を理解できないので軽く眺めて断念しました。
でもまだ名称が定まっていない最新の攻め筋がたくさん目に入って、秒読みで迷ったときの指の置き場ができてよかったです。(変化はしらないけど)

定跡ツリーの一例

定跡ツリーは具体的な手順の手引書で、マインドマップは判断や後手の指してだけ無視した偏ったメモや、棋書の基本図画像と数手一組ずつセルでメモができたり電子的なルーズリーフノートとして使えそうだと思っています。

⑦ウォーズの達成率の仕様(要因小)

〇将棋ウォーズの達成率は20%まで上がりにくい仕様になっています。
〇深夜のほうが勝ちやすいです。(眠いor寝起き、対局回数の上限がリセットされて数時間ぶりに指す人が多いなど?)
〇格上に勝った方が達成率の上りがいいので、最初は少し強めで設定して約90%まで上げたら少し弱めに変えて約4連勝を狙います。
(少し弱めにしてるのに6連勝目とかに四段、五段に当たるのはイジワルだと思いました。)
〇昇段する時は指し放題パスに入って一気に駆け上がるといいです。

居飛車は龍作れたらなんとかなる

龍を作れると選択肢が増えます
①浮き駒を拾える
②詰将棋の手筋『一間龍』が使える

龍を作るために2筋の歩を突く
↪︎相手は3三に角or銀を置いて守る
 ↪︎3三の駒を剥がせばいい
  ↪︎A.角換わりの4五桂速攻
  ↪︎B.対振りの4五歩早仕掛け角交換
   ↪︎C.雁木模様の4五歩

A.角換わり
A.角換わり
B.4五歩早仕掛け
C.雁木模様(振るかも)

手筋を誘導する

(駒得、駒損交換に限った話をします。)
持ち駒は中盤と終盤の手筋を併せ持っています。
その駒に注目すると、中盤の手筋は後手、終盤の手筋は先手というように交互に指す傾向が感じ取れました。
その駒に注目すると活躍して裏切られてまた活躍するということです。

それが正しければ
①中盤に手筋を指されて困る駒では攻めない②終盤に使いたい駒は一度相手に渡した方が使える確率が上がる
そのような気がしました。

〇先手が桂馬を使って攻める場合
桂馬は序盤で先手側の駒です。
桂馬には中盤で『ふんどしの桂』という手筋がありますが、これを指す権利は後手にあります。
取り返した桂馬は終盤の手筋『歩頭の桂』で詰みに使えます。持ち駒を温存することは相手が強ければ難しいことも踏まえると権利は先手に回ってきます。

〇銀
棒銀などで攻めて活躍します。
中盤の手筋『割り打ちの銀』で裏切られます。
終盤の手筋『腹銀』などで再び活躍します。

〇香車
端攻めで活躍します。
中盤に『歩の裏に香』で裏切られます。
終盤に『底香』や『田楽刺し』で活躍します。

好きな手筋から戦型を決めるYesNoチャート

START「中盤にされて嫌な手筋がある」
→YES
その駒を捨てて攻めない戦法を選びます。
(割り打ちの銀を使われることが苦手なので、玉頭銀などの威張る戦法を選び、舟囲い5七銀急戦などは選びません。)
→NO
「終盤に指したい手筋がある」


→YES
その駒を攻めに使う戦法を選びます。
(詰将棋が得意であれば、歩頭の桂が使えるようになるので4五桂速攻やトマホークと相性が良いです。)
→NO
「中盤に使いたい手筋がある」

→YES
相手がその駒で攻めてくる戦型を選びます。
(ふんどしの桂を使いたいのでトマホーク、へな急、角換わりなどを歓迎し誘導します。)
→NO
「終盤に指されたくない手筋がある」

→YES
その駒で攻めにくい戦型にします。
(腹銀が苦手なので凹まされるより銀が持ち駒にならないことを優先して、端歩交換棒銀で香車を走らず、左銀も8八に引きます。)

おわりに

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