Cheap Trick(チープ・トリック)来日公演の記録
平成30年(2018)10月11日(木)に東京のZepp TokyoでCheap Trick(チープ・トリック)の来日公演が行われました。この記事は自分の記憶がまだ確かなうちに記録しておこうと思った私の備忘録です。Cheap Trickに興味・関心がある方はお付き合いください。
●今年は『チープ・トリックat武道館』の発売から40年の節目の年
本来は今年の4月25日(水)に、1978年にリリースされた彼らのライブアルバム『チープ・トリックat武道館』の発売40周年を記念して40年前と同じ会場の武道館で行われる予定でしたが、ギタリストのリック・ニールセンの体調不良により同公演が延期となり、会場も武道館からZepp Tokyoへ変更されました。詳細はこのブログに書いてあります。
チープ・トリック、振替公演が10/11に行われることが決定。 Zepp Tokyoにて開催
●行くことをためらった二つの要因
私は当初、彼らのライブに行くつもりはありませんでした。行かなくてもいいかな、と思う要因が二つあったからです。
①会場が変更されてしまったこと
『チープ・トリックat武道館』の40周年記念は武道館で行ってほしかったので、会場が変更になったというのは様々な事情があるとはいえ残念でした。武道館でやらないのなら行かなくてもいいかな、と思ってしまいました。
②メンバーが変更してしまったこと
バンドを長年支えてきたドラムのバン・E・カルロス(Bun E. Carlos)がいないというのはやはり寂しかったです。
ステージ後方を陣取ったくわえタバコのオッサンが、黙々と時には激しくドラムを叩く姿が印象的でした。
現在のドラムはリック・ニールセンのご子息、ダックス・ニールセンが務めています。
一番左の彼がダックス・ニールセン。アゴの辺りはお父さんに似ているかなという印象です。
ドラムの事情についてはややこしいのでWikipediaをご覧ください。
●やはり大好き Cheap Trick !
それでもけっきょくライブへ行こうと思ったのは、やはり大好きなバンドのライブには行きたい!という単純な理由でした。自分の日程も調整して10月11日は休めるようにしたのでチケットを購入しました。
●会場到着、痛恨のミス
会場のお台場に到着。しかし私はこのあと痛恨のミスをしました。
この場所にはZepp Tokyo(赤丸のほう)の他に、Zepp Diver City(黒丸のほう)という会場もあって私はZepp Diver Cityのほうに行ってしまいました。
Diver Cityのほうも何かのイベントが行われていて行列ができていたので、私はその並んで待機していました。しばらく列に並んでいるとバイトの兄さんが拡声器で「ここはZepp Tokyoではありませんっ!」とアナウンスしたので私は驚きました。兄さんにZepp Tokyoの場所を教えてもらい、列から離れて急いでZepp Tokyoへ向かいました。急いで歩いたのでZepp Tokyoに到着したときにはひどい靴擦れになってしまい足が痛くて大変でした(泣)。
●本当の会場へ到着。混乱しながらも何とか入場
会場に到着すると会場へ入場したい人たちの列と、Tシャツなどのグッズを購入したい人たちの列があってそれも私を混乱させました。
人の流れをしばらく眺めながらどの列が入場または物販なのかを観察して、私は入場前に物販でグッズを購入することにしました。
ここでTシャツと帽子を手に入れ、ようやく会場に入場しました。
私はチケット購入が遅かったので入場整理番号も後のほうでした。そのため会場の再後列で見ることになりました。
私の位置からはステージはこういうふうに見えました。
●Hello There !
開演は午後19:00、ほぼ定刻通りにスタート。「Hello There」のイントロが流れると会場はすぐにヒートアップしました!
1,Hello There 2,Come on Come on 3,Look Out 4, Big Eyes 5,Ain't That a Shame 6,On Top of the World 7,If You Want My Love 8,You got it going on 9,Voices 10,Never Had a Lot to Lose 11,Elo Kiddies 12,Oh, Candy 13,Gimme Some Truth 14,Baby Loves To Rock 15,The Summer Looks Good On You 16,I Know What I Want 17,I'm Waiting For The Man 18,The Flame 19,I Want You to Want Me 20,Dream Police
当日のセットリスト。Hello ThereからBig Eyesまでは『チープ・トリックat武道館』と同じ曲順でした。私の知らない曲もありましたが、この曲は演奏してほしいなという曲はほとんどやってくれたので大満足な内容です。
ツイッターで私をフォローしている方々も来ていました。最前列で見られたようです。
そして私がどうしても聞きたかった名曲「The Flame」。この時はロビン・ザンダーに後光が差しているようでした。感動しました。
●ライブ終了。余韻に浸る
ライブ終了は居酒屋で一人打ち上げ。気分が良かったのでかなり散財しました。
●感想
やはり行って良かったなというのが今の正直な感想です。私は人混みがとにかくイヤなので人が集まるところへ行くのはとても抵抗があります。それでも観に行きたいという気持ちになったのは、イヤなこと以上にCheap Trickの音楽が大好きだからということなんだと思います。
私も恐縮ながら作曲して音源をネット上で配信していますが、私の作った音楽は誰かの心を動かしているのだろうか?という気持ちを抱きました。音楽を創造するなら聴いた人の心に残るものにしたい。彼らのライブを観終わったあと、そのように感じました。
とにかくしばらく余韻に浸れそうです。イヤな現実社会での生活も当分は持ち堪えられるでしょう。
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