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『脳の配線』 ビジネスにちょっとだけ役立つかもしれないこと

突然ですが、脳の話しです。
人間の脳はとっても複雑です。
人それぞれ、脳の配線は異なっていると考える必要があります。それゆえ、現実を異なる形で認識し経験します。
同じものを見て感じるのは、AさんとBさんでは、異なることがあるということです。
1つの考え方、見方だけでは歪められてしまいます。
これを認める必要があります。
その為に、自分の脳を理解しなくてはなりません。

神は、人間が生まれた時に同じ能力を与えてくれません。

われわれは、一人一人異なる強さ、弱さを持って生まれてきます。常識、創造性、記憶力、構成力、注意力など、それぞれ異なります。

その分類を、右脳派、左脳派とよく言いますよね…

自分はどっちのタイプなのか、今話している人はどっちのタイプなのか?
このことを意識することは重要なことだということに最近気づき始めました…

「概念的に話をする人」の言語と、「事実に即した話をする人」の言語は、全く違うように思えます。
この間にギャップが生まれます。
それを単にコミュニケーションの問題だと考えていました。
実際、コミュニケーションの問題ということもありますが...
それだけではなく、生まれた時の脳の配線の違い、その異なる配線の上に育った環境の違いにより、脳はより一層複雑になります。
それが個性ということだと思います。

そして、そのコミュニーケーションにおける対立を起こす大きな一つの要素としてあるのが、「右脳派」と「左脳派」ではないかということです。

右脳派は、「感情的」「芸術的」「クリエイティブ」「想像力が強い」「上の空」「フィクション好き」「創造性に富む」といった特徴があるかと思います。
一方で、左脳派は、「論理的」「数学的」「科学的」「現実的」「計画的」「ノンフィクション好き」「事実をみる」といった特徴のように思います。

さて、皆さんはどちらに当てはまりますか?

この2つ右脳と左脳の考え方の違いを理解することは重要ではないでしょうか?

自分と他人がどういう傾向にあるかを知り、互いの考え方を貴重であると認識し、それに沿って責任を分担すると素晴らしい結果が得られるのではないでしょうか?

最近、つくづく感じることです。

ようするに、相手の事を理解しようとする意識です。

ここで、自分の脳の思考法を変えることはできるだろうか?

そして、その右脳、左脳の両方の能力を持つ人物はいるのか?

『右脳、左脳スイッチ?』

そんなスイッチあったらいいな〜

おへそをポチってなるまで押したら右脳、もう一度押して戻ったら左脳なんて感じです。

右脳と左脳の使い方について考えてみましょう。脳の構造、神経の構造は視覚や触覚等の人間の五感を司る機関と逆になります。
例えば、右目で見たものは、左脳で処理される事が多く、左目でみたものは右脳で処理される事が多いのです。
左きき右ききについても、影響があると言われています。左ききの人のほうが、右脳派の方が多いとされています。
プレゼンの資料を作成する際も1ページに図と文字を入れる場合は、左に図や絵(右脳が直感的に図や絵を理解し)、右に文字(左脳が文字等を論理的に理解する)という構成にすると良いとされています。

という事は、右脳派の人は、より意識して右側の五感を意識し、左脳派の人は、より左側を意識した方が良いのではないでしょうか?
そういった観点からも右脳と左脳のスイッチがしやすくなります。

また、最近では瞑想によっても脳の物理的生理学的変化を起こし、考える能力、記憶を形成する能力に影響を与えることができると考えられるようになってきています。

マインド・フルネスってやつです。

で、ちょっとだけヨガとかにも興味を持ったりするわけです。

あとは、何も考えず、またはワクワクするような事をだけを考えてひたすら歩くとか…
ちなみに、新宿から東京までとか平気で歩きます笑

こういった、脳や神経や思考法を分析することは、コミュニケーションや人間関係において重要な一つの要素だと思います。
よく見ていると、こういう分析や対応を無意識にしている人もいます。

神経科学や心理学、進化論者はみな人間の脳は社会的協力と楽しさを必要とするように組み込まれているという点で意見が一致するそうです。
社会的な協力から、かけがえのない人間関係を構築すると、より幸せに、より健康に、より生産性が向上します。

右脳、左脳の構造を理解し、その使い方をコントロールできるようになることが、コミュニケーションを円滑にし、社会的な人間関係を築いていくのだと思います。
それには、脳や潜在指揮や行動習慣等を理解し、操っていくことが重要だと思います。

投資会社ブリッジウォーターの創業者レイダリオ氏は、右脳も左脳も自在に操り、ユニークで貴重なビジョンを描き、人が懐疑的であっても、それを見事に構築する人という人の事を「シェイパー」と呼んでいます。

こういうシェイパーという人物になれるのはいつの日か...
少しでも、そう近づけるように、日々鍛錬ですわ…

おしまい

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