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2/10 第一巻発売「きつねとたぬきといいなずけ 」


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初単行本「きつねとたぬきといいなずけ」第1巻が
2月10日に発売されます。
各ストアで予約も始まりました。
ずっとわちゃわちゃ走っている二匹です。
どうぞよろしくお願いいたします。

amazon↓

楽天ブックス↓

https://books.rakuten.co.jp/rb/16594565/



2018年。3年前の今頃、Twitterで第一話を初めて投稿しました。
当たり前ですが、それは大変な静かさでした。というか無音。
SNSを始めたのはそれが初めてのことで、これで使い方は合っているのか?などの疑問は残るが解決もせぬまま…、わけも分からずの状態でした。
ただ「描ききる」ということだけは決まっていたので、黙々と手だけを動かしていました。正直に言うと「他人は知ったことか」という感じ。これが最後だという思いが強かったので。
それでも、反応がないというのはあまりにも寂しい。決意とは裏腹にモヤモヤした気持ちが溜まっていきました。
そんな状況のなか、発表する場を探し求めていたところでnoteにたどり着きました。
冒頭の数ページを新たに描き加えたものをあらためて投稿。それが2018年の4月26日。
その日から、出来上がっている分を何回かに分けて毎日投稿することに。その後、Twitterに追いついてからは週2回ペースの投稿を約2年くらい続けました。仕事と並行しながらの2年間はかなりハードでしたが「最後だし…」というのもあって、なんだかんだ乗り切っていきました。

各種インタビューなどでも答えていますが、noteでは最初から思っていたよりも読んでもらえました。(※当時、毎日漫画を投稿する人がまだ少なかった、というのが大きな要因かもしれません。)コメントなども頂けて…。ほとんどがお褒めの言葉でした。大変に、とてつもなく、非常に、嬉しかった。
そういうことがあって、自分だけでやりきって完結しようと思っていた捨て鉢な気持ちに少し変化が起こりました。
また、気軽に他の方の作品を読んだり、コメントしたりなどもできるようになりました。今思えば、尖り荒んだ感情のリハビリというか…。ほんとうにいろんな意味で救われた気がします。
ここ最近は炎上もありnote,cakes,いろいろ言われてますが(炎上に関して擁護はありません)、その時のことがあって自分は容易にさよならできません。
これからも創作する人のプラットフォームであり続けてほしいと願っています。


なんだかんだでようやくここまでたどりつきました。
みなさんの応援のおかげです。その応援には、見えるものと見えないものがあることも承知しています。
加えて、幸運とご縁に大変に恵まれていました。

一ヶ月後には全国の書店で発売されます。
どうぞよろしくおねがいします。

                           トキワセイイチ





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