ー４巻通販の内容ー

サイズ：A5
ページ数：74p

きつねとたぬきといいなずけ、第４巻です。
ウェブで公開している71話から106話をまとめたものに、描き下ろしが25ｐほど追加されています。

内容は、４巻本体と、ポストカード、４ｐおまけマンガのセットになります。

通販サイト→　https://seiichitokiwa.booth.pm/

ーおまけマンガについてー

今回のおまけマンガは「きつねとたぬきとうすっぺらのボル」という４ｐマンガです。ずっと気になっていたボルゾイを描きました。

ボルゾイは東京に来て初めて見ました。その細く長く大きい身体にかなりびっくりしたのを覚えています。印象としては「貧乏人の飼う犬じゃないな」という品の無いものでした。

頭良さそうで高貴な感じがしましたが、「実際は覚えが悪く頭悪いらしいよ」なんてことを誰かが話していたような気がします。

でも、私が見たボルゾイは優雅に大人しく歩いていて、頭悪そうには見えなかった。飼い主もなんだか品があったな。あ、見た場所は当時仕事場だった三茶でした。そういえば、その当時の三茶って子馬というかポニーがいたんですよね。ポニー散歩してるおじさんがいたんですよ、普通に。ボルゾイのびっくりが薄まりましたよね。そのおじさんの手に巻かれた金の腕時計もなんだか印象に残っています。ポニー、まだ散歩してるのかな。

ー近況ー

近況としては、４巻を出すために色々と後回しにしていたことを淡々とやっていました。きつねとたぬきを更新できなかったのはそういう理由もあります。

生まれ持っての虚弱体質で、数年に一度、大体夏に強烈に体調を崩します。吐き気や帯状疱疹に見舞われ、どうしようもなくなって病院に駆け込んで医者に診てもらうのですが、医者は首を傾げ「胃カメラでも飲んどきますか」とヘビのような胃カメラをぐりんぐりん飲ませてくれて、「夏バテですね」とおっしゃいました。夏バテで胃カメラ飲んだ人、どれくらいいるんだろう。

ーコミティアのことー

今更ですが、来てくれたみなさん、本当にありがとうございました。結構バタバタしながら過ぎていく中でtwitterでは挨拶していましたが、noteではまだでした。noteを見て来てくれた方にはほんとに申し訳ない。失礼しました。

来て買ってくれた方はもちろん、差し入れしてくれた方も多数いらっしゃいました。本当に嬉しかったし助かりました。ありがとうございました。

↑こぐこさんの作ってくれたマグネット。ちっちゃい二匹が抱かれている。冷蔵庫に貼っています。

お手紙なんかも頂いてニヤニヤして読みました。そして大事なものを入れてる箱にそっとしまいました。

ーコミティアで手に入れたものー

どれも良かった…。ほんとに。世の中には面白いマンガやモノが自分が知らないだけで巡り巡ってますよ。いや、ほんとに。まだ体験したことない方、いつか行ってみてください。

ー今後についてー

「きつねとたぬき」と並行しながら「とらちゃん」も描いていて、気付いたらなんだかとても忙しいです。忙しいけれど生活は苦しいというなんだかよくわからない状況ですが、楽しんでますから今はいいです。両方大事なのでうまい具合に進められたらと思っています。軽い破滅願望じゃないですけど、最終的には泥水に顔突っ込んで死んじゃうんだろうな～なんて思ってた時期もありましたが、なんかそういうわけにはいかないし、それは御免被りたいぞという気持ちになってがんばれるようになりました。多分それは身近な環境の変化もあるし、応援してくれる皆さんのおかげでもあります。ありがとうございます。

次回のコミティアに参加申込みをしました。参加できれば合同誌「どうぶつとひと」の第二号を出すつもりです。

第二号…、まだ明かせませんが凄いメンバーです。臆面なくお声掛けして…、OKもらえて幸せです。この合同誌に関しては本当に楽しみにしておいてください。

例えば、今から一分後にすぐそこにある電話が鳴って、それに出て会話をし、切る。時間にして一分ほど。そして、「もうマンガを描いてる場合じゃなくなった」ことに気づく。もしくは明日、交通事故で…、急な病気で…とか。やりたいことがやれなくなる時が来るの、怖いんですよね。だから臆面なくズケズケとお誘いできるし、行動も出来るんだと思います。

なんかいろいろありますけど、忙しい中、たまに気分転換して気楽にこの世を渡っていければいいですね。それってとっても難しいことだと思うんですけどね。

いろいろ流行るものもありますけど、やっぱり私が見たいのはドキドキ・ワクワクするような発見です。では、この先も適当にご贔屓に。読んでくれてありがとうございました。

トキワセイイチ