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自動車のTVスクリーンが暗いと奥さんからクレーム 

2023年のある快晴の日、いつものように買い物に奥さんと出かけた。奥さんは社内でテレビを見ながらドライブを楽しんでいる。

目的地までは40分くらいで、比較的広い道路を通て行ける。天気はいいし、渋滞はなく順調に進んでいる。あと30分ぐらいで到着する。

奥さんはいつも通りおとなしくテレビを見ている。前方にトンネルが見えた。太陽光が強いのでトンネル内の暗さは一層強調される。

自動車のスクリーンは、暗くなるとスクリーンも暗くするようになっている。テレビの画面が必要以上に暗くなり、見えにくい。

奥さんも、「暗くなりすぎじゃないこれ。」と少し機嫌が悪くなってしまう。確かに暗くなりすぎだ。調整の仕方もよくわからないが、照度を上げる操作をしていると車はトンネルを抜けて、外も明るくなりスクリーンも元に戻った。

奥さんは、「最近、このスクリーンは調子が悪いんじゃないの?いつもより暗いわよ!」と

奥さんは、この車のことをあまりよく思っていないのではないか?と私は普段からそう感じている。

再度スクリーンをのぞいて確認するが、画面はよく見えている。問題ないが、ふと、何かがおかしいと感じた。ちょっと確認しようと隣を確認。


サングラスをかけている奥さん

なんと奥さんはサングラスをかけているではないか!
奥さんに、「サングラスかけてるよ。」と教えてあげると、
「あっ。本当だ」サングラスを取って、画面がちゃんと見えることを確認したようだ。

奥さんは、笑っておしまい。この件について触れることはなかった。こんなことで奥さんを責めるつもりもないし、責める理由もない。反対に、愉快にしてくれる奥さんに感謝だ。

でも私はこの車が気に入っている。責めないでねこの車のことを と願うばかりである。










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