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初の東京個展終了

鹿児島の離島・徳之島在住のイラストレーター竹添星児です。

8/17〜9/1の約半月に渡って開催された初の東京個展「Wind On The island」が会期終了となりました。会期中足を運んでくださった皆様、どうもありがとうございました。

会場の様子はこんな感じでした。

徳之島に拠点を移して3年半。「島」を仕事で描く機会はあっても、自由なイラストレーションは(この雄大な自然環境をどのように描くかハードルの高さも感じて)これまでなかなか作品としては手をつけられていませんでした。

今回個展用の新作「Wind On The Island」では、亜熱帯の島に漂う空気感や心地よい風をイメージして、デフォルメした色使いなどで、仕事とは少し違う自分なりの「島らしさ」を表現してみました。

初めて島をテーマにして描いた作品群でしたが、見る人それぞれの「島体験」が呼び起こされる装置としてイラストが機能していて、コミュニケーションのきっかけとしてのイラストの役割みたいなものを再確認できました。荒削りながらも好評だったので、このシリーズを今後描き進めてみようと思います。

環境的にも近年展示やイベント出展の機会自体が少なくなって来た中、お客さんと直に話せる機会はとても貴重でした。僕の在廊は25日まででしたが、来場いただいた方々から励まし・感想・アドバイスをいただき、今後の仕事や活動の励みとなりありがたかったです。

今回、企画してくださったmuseum shop T、スタッフの皆さんにも感謝です。本屋とハイブリッドな空間で、空いた時間には素敵な選書に触れることができて楽しい時間を過ごすことができました。

●museum shop Tの展示レポート

https://t-museumshop.com/column/takezoe-repo/


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今後の展示は10月末に鹿児島市で2人展、来年5月には東京神保町でのグループ展を予定されています。時期が迫ったら改めてアナウンスしますね。


いただいたサポートは、島暮らしの体験記やイラストレーションの制作活動に大切に活かさせていただきます。