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OSHIKAKEデザインかごしま2019(2)

こんにちは。イラストレーターの竹添星児です。

OSHIKAKEデザインかごしま(ODK)の続報です。2019年のテーマは「有機農業」。いよいよ今月末、11月23日・24日にポスターがお披露目になります。

ODKとは/2019年の企画概要

ODKとはなんぞや?という方は先にこちらの記事をご覧ください。

7/10のくじ引きでマッチングが決まりました。

ODKのルールの1つ。「組み合わせはくじ引きにてマッチングを行う」にしたがって、7/10のイベント中に公開くじ引きが行われました。

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鹿児島(離島含む)・宮崎・熊本の3県の有機農家さんと、デザイナーとのマッチングがくじ引きでが16組のペアが決定し、僕は熊本県で有機の米作りに取り組む那須農園さんのポスターを制作することとなりました。

今回の農家側は「NPO法人鹿児島県有機農業協会」の組合員からセレクトされており、離島を含む鹿児島県内・宮崎県・熊本県の農家さんがピックアップされていました。

マッチング結果

5ヶ月間の取材・制作期間を経て11月24日のオーガニックフェスタ(鹿児島市)にてお披露目されます。私たちの命と直接つながる「農」や「食」について、じっくり考える機会となりそうです。

熊本の那須農園さんへ取材してきました。

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熊本県球磨郡湯前町で有機稲作に取り組む那須農園さんのポスター担当となり、夏真っ盛りの8月末と、田んぼが黄金色に輝く収穫時期の9月末に(南国・徳之島から)取材に訪ねました。

湯前町は高い山々に囲まれた盆地で、球磨川の冷たくてきれいな水が豊かな稲作が盛んな地域。この地で生まれ育った那須公一郎さんが定年後に農業を始めて25年。初めは周りに反対されながらも、有機にこだわり毎年改良を重ねてきたそう。

「当たり前のことをするだけ」と語り、準備や草刈りなどは情熱的余念無くこだわりつつも稲の生育は自然に任せた、まっすぐで自然体な人柄と芯のある農業のスタイルに驚かされました。

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田んぼを見させてもらうと、すっきり風通しのよく植えられた稲ときれな芝生の畦が印象的。雑草が生えないため、田植えから収穫までほとんど手間がかからないそう。また、自宅倉庫には有機農業の肝となる自作の発酵肥料が並び、さながら研究所のようでありました。

収穫されたばかりの新米もいただきましたが・・・・
白米がキラキラと美しく輝き、甘くとっても美味しいお米には感動しました。

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ポスターお披露目は11月23日・24日

今年のポスターお披露目の場は、毎年鹿児島市で開催されているオーガニック・フェスタ。チラシのデザイン・イラストは川原夢世さん(冨永デザイン)。

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オーガニックフェスタとは

“オーガニックフェスタかごしま”は、2008年から始まった有機農業など大地を育む農的な暮らしに思いを寄せ、つくる人といただく人をつなぎ地域社会の未来をつくる鹿児島のお祭りです。

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どんなポスターになったかは当日のお楽しみに!

那須さんのお米作りや自然に委ねたスタイルを
ポップなイラストレーションで表現できればと思います。

<お披露目&展示>
日時:11月23日(土)・24日(日) 10:00〜16:00
場所:オーガニックフェスタ会場内ODKブース
(ドルフィンポート)
入場無料

●お渡し式
11/24(日)11:00〜12:00 イベントステージにて

ぜひお越しくださいませ。※僕は都合により24日(日)のみ参加。


いただいたサポートは、島暮らしの体験記やイラストレーションの制作活動に大切に活かさせていただきます。