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【中学生でも分かる】APIってなに?

こんにちは。アメリカ・シリコンバレー在住のSeikaです。

今回は中学生でも分かるようにAPIについてまとめました。

APIってなに?と思った方は見てみてくださいね。

(2024年4月6日公開)



1. APIってなに?

API(Application Programming Interface)とは、異なるソフトウェアやアプリケーションが互いに通信し合うためのルールプロトコル(規格)をまとめたものです。

例えば、天気予報アプリ。
天気予報アプリは、実は自分で天気情報を集めてるわけではなく、
APIを使って、気象庁のデータにアクセスして、みんなに分かりやすく伝えています。

天気予報アプリにも使われているAPI

2. API っていつ使うの?

APIはデータ共有、機能統合、業務プロセスの自動化など、多岐にわたる場面で活用されます。

  • データ共有
    例:企業Aが、顧客の購買データをAPIを使ってパートナー企業Bと共有し、より効果的なマーケティング活動を行う。

  • 機能統合
    Webサイトに、地図アプリやSNSの機能をAPIを使って追加する。

  • 自動化
    業務で使うツールをAPIを使って連携し、作業を自動化する。

APIはさまざまな場所で活用されています

3. APIって危なそう!

便利なAPIですが、利用には、情報漏洩やサービスの乱用、セキュリティ脆弱性などのリスクが伴います。

  1. データ漏洩
    APIが不適切に設計されている場合、外部の攻撃者によって個人情報や企業の機密情報が漏洩する可能性があります。

  2. サービスの乱用
    APIを介して提供されるサービスが悪意のあるユーザーによって乱用されることがあります。例えば、公開APIを通じたデータの大量取得がサーバーに過剰な負荷をかけ、正規のユーザーのアクセスが困難になるケースがあります。

  3. セキュリティ脆弱性
    APIのセキュリティが十分でない場合、攻撃者がシステム内に侵入するための窓口となることがあります。

リスクがあることも忘れないで!

4. どんな人にとってAPIの理解が大事?

APIは様々な分野で利用されているため、多くの人の役に立つスキルです。
特に、プログラマー、システムエンジニア、Webデザイナー、データサイエンティスト、マーケター、営業など、IT関連の仕事をしている人は、APIの理解が必須です。
また、副業でWebサイトやアプリを作りたい人や、業務効率化をしたい人にも、APIの理解は役立ちます。

1. プログラマー

  • ソフトウェア開発で外部サービスと連携する

  • 効率的にプログラムを作成する

2. システムエンジニア

  • システム開発で外部サービスと連携する

  • システムの機能を拡張する

3. Webデザイナー

  • Webサイトに外部サービスの機能を追加する

  • ユーザー体験を向上させる

4. データサイエンティスト

  • データ分析に外部サービスを利用する

  • データ収集や処理を効率化する

5. マーケター

  • マーケティングツールと連携する

  • データ分析やキャンペーン管理を効率化する

6. 営業

  • CRMシステムと連携する

  • 顧客管理を効率化する

7. 学生

  • プログラミングやデータ分析を学ぶ

  • 将来のキャリアに役立てる

8. その他

  • 副業でWebサイトやアプリを作りたい人

  • 業務効率化をしたい人

IT関連は必須

5.APIの具体例を教えて!

ソーシャルメディアAPI、クラウドサービスAPI、支払いサービスAPI、地図・位置情報サービスAPIなど、様々なAPIがあります。

ソーシャルメディアAPI

  • Twitter API
    開発者がツイートの投稿、読み取り、検索などを行える。

  • Facebook API
    ユーザーのFacebook情報にアクセスしたり、Facebook上での活動をアプリケーションから行ったりすることが可能。

クラウドサービスAPI

  • Amazon Web Services (AWS) API
    AWS提供のさまざまなクラウドコンピューティングサービスをプログラム的に操作できる。

  • Google Cloud Platform (GCP) API
    Googleのクラウドサービスにアクセスし、Googleの強力なデータ分析や機械学習ツールを利用できる。

支払いサービスAPI

  • Stripe API
    ウェブサイトやアプリケーションでの決済処理を簡単に統合できる。

  • PayPal API
    オンラインでの支払い、送金、資金の受け取りを可能にする。

地図・位置情報サービスAPI

  • Google Maps API
    ウェブサイトやモバイルアプリに地図を表示したり、位置情報に基づく検索やナビゲーションを提供したりするために使用される。

  • OpenWeatherMap API
    世界中の天気情報を取得できる。

身近なアプリにAPIが使われています。

今回はAPIについてまとめました。
APIは異なるソフトウェアやアプリケーションが互いに通信し合うためのルールプロトコル(規格)をまとめたもの。
機能の追加、データの統合、サービスの自動化など、ソフトウェア開発においてとっても重要です!

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それでは、次回の記事でお会いしましょう!

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