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愛するということ

大学生の頃に、ゼミの教授に「学生のうちに読んでおいてね」と言われ、当然のように読むことなく、何食わぬ顔で卒業した不届き者です。
当時のものより読みやすく新訳された改訳版が発売したので、これを機にと手に取って、卒業までという締め切りには大遅刻しながら読了しました。

筆者の言いたいことを十全に読み取れている自信はないのですが、「好きになること」と「愛すること」は違うのだと気づかされました。
「愛すること」はエネルギーを多分に注ぐ行為であって、それはたしかに自然な現象ではないな、と納得。

「愛すること」は技術である

上手に愛せないのは、技術が足りないから。
愛が伝わらないのは、技術が足りないから。
技術であれば、学ぶことができる。
ある側面ではとても厳しい考え方である反面、ある種の救いでもあると思いました。


書いた人:M.T.

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