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再会再度(『再会』『その後』の続き)

「お前またゴミ箱に小便したろ」
冬の寒い風呂場で兄はゴミ箱を洗っている。
「知らない」
僕は馬鹿みたいな嘘を吐いた。馬鹿だから。
「ばれる嘘なんて吐くな。つまんねぇ奴」
そうだ、僕はつまらない。未だにクラスで一人だけ九九が覚えられない。靴の左右は履き間違える。同級生には臭い臭いとどつかれる。
僕は本当につまらない人間らしい。
「布団にしなくなったのは進歩だけどよ。片付けんの俺なんだけど」
「知らない僕じゃない」僕はまた無意味な嘘を吐く。
「あっそうですか!」
兄さんは諦めてただただ古びた汚いゴミ箱をシャワーで流し続けている。
「兄ちゃ・・・・・・兄さん」
兄さんは「兄ちゃん」と呼ぶと怒る。これは気を付けないといけない。
「サンタって何?」今日クラスで耳にした単語について尋ねた。
「あ?何?いきなり。勝手な奴だな、ほんとお前」
兄は心底呆れたような顔をして振り返る。兄さんは優しい。
「サンタって何?」もう一度同じ事を聞く。
「あー、俺もよく知らねぇけどな、人ん家に勝手に入ってきて物を置いてくおっさんだよ・・・・・・子どもの靴下の中にプレゼント的なものを置いてく。靴下の中ってな。クソきもいよな」
世の中には色んな人がいると常々兄から聞いていたが、本当に色んな人がいるのだなと僕は思った。靴下の中にプレゼント?
「プレゼント欲しい」
「言うと思った言うと思った」
兄はゴミ箱の中を雑巾で拭きながらにやにやと笑った。兄の素足は風呂のタイルの冷たさで赤く染まっている。
「貰えるものは欲しい」
「そうだな、それに関しては同意見だ」
兄は洗い終わったゴミ箱を洗面台の下に置いた。これを自分で元の場所に戻してこいと顎で僕に示す。僕は自分の胴体より少し小さい黒いゴミ箱を抱えた。
「でもな、サンタっつーのはな、結構人を選ぶ奴なんだよ」
兄はゴミ箱を拭いたぞうきんで自分の足も拭いている。
「お前みてぇなきもくてしょうもない、ゴミ箱に小便するようなクソガキのとこには来ねぇんだ」
兄がまたにやにやと笑う。
「試しに靴下置いといてみ。絶対来ないぜ」

弟に友達がいた。
飲み屋で友達らしき仲間達と見た事も無い笑顔で酒を飲んでいる弟を見た。
あいつ、また嘘吐きやがって。変わらないな。
俺は何故だかとても腹が立って弟のいるテーブルに大股で近付いていった。
「お前、友達いないなんて嘘じゃないか」
弟が目の前でいつもの無表情に戻る。
「息するように嘘吐きやがって」
俺はすぐに馬鹿な事をしたと思い至って黙って店を出て行った。
後ろで「え?何?」「誰?」と弟の友人達の声がする。
ああ、馬鹿な事をした。
俺はいつも弟に余計な事をする。


「ただの同僚です!」
俺は兄の背中に向かって大声で叫んだ。
「ただの同僚」と宣言された者達がまたざわつく。何なの?
「すみません、帰ります」
すぐに兄を追いかけなければならない。
「財布置いてくんで、これで飲んでください」
「わーい、ただの同僚のおごりだー」
「いやいやお前このイコカ。イコカ持ってけ。帰れないだろ」
「てか3000円でいいから。これワリカンだから。おごらなくていいから」
「たっくん、マフィン持ってって、マフィン。一人一個」
「もういいんです。早く帰らせてください。早く行かせてください」
「何、なんなの、どうしたの」
中々帰らせてくれない親切な同僚達を振り切ってマフィン片手に兄を追いかけた。

コンビニでヤンマガを読んでいたら目の前のガラスに弟が張り付いていた。汗でびっしょりだ。オールバックが崩れている。
「何やってんだよ、気持ち悪い。こわ」
ヤンマガを置いてコンビニを出る。
「さっき、悪かったな。声かけて」
卓也は肩で息をしていてまだ声が出せないようだ。
「まあ、友達ぐらいいるよな、フツー。戻れよ。友達にも謝っといて」
「別に友達じゃないです」
「嘘吐くなよ」こいつは昔からすぐ嘘を吐く。
「嘘じゃないです。職場の同僚で。ただの忘年会」
「どうでもいいよ。どうでもいい」
ああ、また段々と腹が立ってきた。
「お前は結局何がしたい?何で俺に会いに来たの?お前、俺だって完全分かっててヤったよな?あの言い訳も嘘だろ?何しに来た?何しに来たんだよお前」
何でこいつは俺の生活の邪魔ばかりするんだろう。昔から。
「お前ずっとわけわかんないまんまだな!?なんっ」
俺は息を吸って爆発しそうになった声を飲み込む。
俺は親父みたいになりたくない。こいつを怒鳴りたくない。
「帰ろっと」俺は弟に背を向けて家に帰る事にした。
後ろからついてくる気配がしたので、「ついてくんな!」と言い捨てて
バス停に向かった。


家に帰ったら、汗だくの卓也が先回りして玄関扉の前に座っていた。
「こえー!!!!!」妖怪かよ。
無言で近付いてくる弟から距離を取る。
「お、お前どうやって先回りしたの?こわ。気持ち悪」
「走れば簡単ですよ」全身から湯気が出ている。全然簡単ではなさそうだ。



汚い靴下はぺちゃんこだった。何も入って無さそうだ。
「ほら、やっぱりな。何もくれなかったろ」
にやにやと兄が覗きこんでくる。
「サンタは好き嫌い激しいんだよ。気にすんな」
駄目元で靴下に手を入れてみたら何か紙切れが入っていた。
「・・・・・・なんか入ってた」
「まじで?・・・・・・おー、そりゃ改善リストってやつだな。ちょっと親切じゃねぇか、サンタ」
「かいぜんりすと?」
「それ守ったら来年はサンタ来るかもしんねぇよ」
「ほんと?」
かいぜんりすとは下記の通りだった。

・下手な嘘を吐くな
・すぐ泣きわめくな
・目上の人間には敬語を使え

全てにひらがなのルビがふってある。
「おお、人生において役立つぜ、その3つは」
兄の手が僕のぼさぼさ頭の上に乗る。
「良かったな」
「・・・・・兄さんのとこには来た?」
「は?来るわけねーだろ」
「兄さんの分の靴下も置いといたのに」
「まじで?うっわ、汚ねぇ靴下。あー、入ってない入ってない何も入ってないわ」
「かいぜんりすとも入ってないの?」
「入ってねーよ。あれだろ、改善の余地皆無か、もしくは非の打ちどころが無さ過ぎてサンタが嫉妬してるかのどっちかだな」
僕は物凄く悲しくなって叫んだ。
「おかしい!!!!」
鼻水と涙と唾が顔面から噴き出した。
「兄ちゃんが貰えないのはおかしい!!!!!!!」
こうなると僕は僕のコントロールがきかなくなる。おかしいおかしい。
「おかしい~~~~~~~~しねぇ~~~~~~~~サンタしねぇ~~~~~しねぇ~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!」
「おい!すぐ泣くなって書いてあんだろ。泣くなよ、うるせぇ。親父起きるだろ。外出ろお前。やめろ。来年サンタ来なくなるぞ」
兄が慌てて僕をベランダに出した。外は寒い。でもそんなのどうでもいい。
「もうサンタとかいうやつしらん!!!!!!!!ぼ、ぼくんとここないのはわかわかわわわかる、けど、に、にににににいちゃんとここないのはおかしい」
僕は狭いベランダで足を踏み鳴らしおおいに怒った。腕も振り回した。
「サンタ、クソ!!!!!!!サンタはクソ!!!!!!!!!!!」
「あー、あれだよ。きっと評価基準が違うんだよ。サンタ基準だから。サンタ基準から外れると貰えないってだけなんだよ」
「クソ!きじゅんがクソ!しね!おかしい!世界がおかしい!きえろ!きえろ世界!!!!!!!!きえろ!!!!!!」
「世界消そうとするなんてすげぇなお前。大物だな、おい」
兄はいつもの諦めたような表情で僕を見下ろす。何度も見た表情だ。
兄が大きくため息をつく。
「仕方ねぇな、真相教えてやるよ。サンタは俺だ、俺。このメモ書いたの俺」
兄がしゃがんで僕に目線を合わせる。
「つまりこれは俺がお前に改善して欲しいリスト。で、これ守ったら来年俺がプレゼント買ってやるよ」
「・・・・・・??兄ちゃん、人の家の子どもの靴下の中に物置いてくるとか、そんな事してるの????」
「いや、してねぇな。あー、説明めんどくせ」
兄は後頭部をぼりぼり掻きながらまた大きく息を吐いた。
「俺がプレゼント貰えないのは、俺担当のサンタがいないからだ」
兄は真顔で続ける。
「お前担当のサンタもいない。仕方ねぇから俺が代わりにやってやるよって話」
兄はまた僕の汚い頭に手を置く。
「良かったな。お前には俺がいて。ま、来年忘れてるかもしれねぇけど」
僕はかいぜんりすとを生涯忘れぬよう目に焼き付けた。でもやっぱり納得いかない。兄さんのところにサンタが来ないのはおかしい。だって、兄さんは世界一優しいのに。僕に優しくしてくれるのは兄さんだけなのに。
「兄さんは何が欲しい?」僕は涙をこすりとりながら尋ねた。
兄はまた暗い顔をする。なんで僕は兄さんにこんな顔ばかりさせる事しか出来ないのだろう。僕はなんてつまらない奴なんだろう。
「・・・・・・あー、そうだな、俺がもう一人欲しいな。俺、みたいだけど、俺じゃなくて、だな。何が欲しいのか、なんてわざわざ聞かない・・・・・・」
兄さんは大きく息を吸い込み、何かを飲み込むように目を閉じた。
「ほんとクソみたいな・・・・・・なんでそんなアホみたいな事ばかり聞くんだ?お前」
兄は暫く世界でたった独りきりみたいに息をすーはーすーはーしていた。僕はこういう時の兄がとても怖くてとても悲しい。突然怒鳴ってくる父さんとは違う怖さで、違う悲しさだ。なんでサンタが来ないんだ。
「寒いな。冬なんて寒いだけで最悪だ」兄が宙に向かって呟く。
すっかり落ち着いてるいつもの兄に戻った。兄さんはいつも自分をコントロール出来ていて凄い。なんで兄さんのところにはサンタが来ないんだろう。
「泣きやんだな。中戻れ」
僕は兄の冷え切った乾いた手で部屋の中にひっぱり戻された。
ああ、なんで僕らのところにはサンタが来ないのだろう。



「隣、宜しいですか?」
「え、ああ、はい」
「あと、今夜、宜しいですか?」
「え?あ、はあ」
「あー、はは、話が早いですね、お兄さん」
「まあ、こちらもそういう相手を探しに、来たわけではありますけど」
「・・・・・・どこかでお会いしましたか?」
「いいえ、おそらく初対面かと」
「あー、そこ暗いのでもう少しこっちに寄って貰えますか?」
「・・・・・・あーあらあら、随分ハンサムですね。いいですよ。今夜」


「なんで俺に声かけたんです?」
「サンタが来なかったんです」
「え?何?」
「クリスマスの話です」
「もう、春ですけど」
「貴方のとこにもサンタ来なかったでしょ?」
「いや、本当に何の話ですか・・・・・・サンタとか、子供じゃあるまいし・・・・・・まあ、今まで一度も来た覚えは無いし、サンタになる予定も無いですけど・・・・・・」
「それなら良かったです。では、俺がクリスマスプレゼントという事で」
「・・・・・・まあ、自分に自信がある男は好きですけどね」
「大分手間がかかってますから」
「もうお喋りやめませんか?」
「で、自分へのプレゼントは貴方にしようって思って」
「黙ってください」
「春といってもまだ寒いし」
「黙れ。早く抱けこの電波野郎」
「はい」

パチンパチン。
兄が足の爪を切っている。音がする。
パチンパチン。


「あああああああ」
「あああああああああああああああ」
「どこ?」
「どこよ」
「あああああああああああ」
「どっちの手?」
「なあ、おい」
「ああああああああああああああああああああああ」
「チッ、うるせぇな・・・・・・」
「ああああああああ」
「うるっせぇ!!!トゲ1本くらいでなんなんだお前!一生手に刺しとけ!馬鹿!アホ!」
「あああああああああああああああ」
「あああああああああああああああ」
「ああああああああああああああああああああああああああああ」
「ほら、芋虫」
「ああああああ」
「芋虫」
「これ多分蛾になるやつな」
「あああああああああ」
「家帰るまでこれ見てろよ」
「なあ」
「ああああああ」
「芋虫。面白いだろ、ほら」
「あああああああああ」
「泣くなよ」
「なあ、泣くなよ、なあ」


俺は玄関の前で必死で兄に分かって貰おうとする。気持ち悪いと思われてもいい。いや、分かって貰おうなんて思っていない。ただ、俺はただの嘘吐きじゃないという事を証明しなければならない。
「貴方の事なんて殆ど忘れてたんです」
嘘だ。ずっと探していた。
「普通に暮らしてたんです、新しい家族と」
嘘だ。母さんは新しい家族の家に俺だけを置き去りにしていった。俺はずっと居心地が悪かった。
「学校行って、遊んで、勉強して、遊んで、楽しんで」
嘘だ。学校では散々いじめられた。
「でも貴方を、偶然見つけて」
嘘だ。偶然じゃない。貴方が警備員をしている大学に通った。
「全てが戻ってきたんです。あの時の日々が」
最初から俺には貴方だけだった。
「あの日々の痛みも苦しみも、悲しみも・・・・・・喜びも」
「貴方と一緒に帰ってきたんです」
「そうしたら、もう」
「全部を捨ててでも、貴方のところに戻らなくちゃと思ったんだ」
貴方の美しい分身になりたかった。貴方が欲しがったような分身に。
「会いに行かなくちゃって」
兄はまた俺を不審な顔で見つめている。化物でも見るかのように。
貴方には一生俺が分からないだろう。それでかまわない。
愛のようなものしか分からない僕にはこれしか出来ない。


あの時、包帯だらけの母に手をひかれてタクシーに乗る卓也を見た。
俺はそれを追いかける事も無く、茫然と、遠くブロック塀の陰から見つめていた。
「俺は、ただ、あの時の貴方に」
俺はただ立ち尽くして拳をにぎった。爪が深く手の平に食い込んだ。
「僕は、」後部座席で泣いている卓也の顔が見えた。
「貴方の為なら何でもできると、伝えたくて、戻ってきたんです」
俺はわざと分からないふりをした。
「あの時?あの時ってどの時?何言ってんの。お前会話下手だよな?」
「俺、人に伝える気があまり無くて」
「あっ、そうですか!気が合うな。俺もそういうとこあるよ」
俺は両手を上着のポケットに突っ込み、自宅の鍵を探った。
「何?お前俺が可哀想で戻ってきたの?別に俺不幸じゃないし、困ってないんだけど?」ドアの鍵を開ける。
「だから、俺の勝手なんです。好きでも嫌いでもなくていい」
俺の肘を卓也が子供の頃のように引っ張った。
「それでも俺は貴方の近くに戻りたかった」
俺はどうしても分かりたくない。
「とか言って、あれだろ?前の生活がつまらなかったから理由見つけて捨ててきただけなんじゃない?」
卓也が呆れたように唇を噛みしめ黙る。
「黙るんじゃねぇよ。何?図星?まあ、図星でもそうでなくても俺には関係無い話だけどな。うん、そうだな、お前はお前の勝手にしろよ。俺はずっと俺の勝手でやってるから」
部屋に入ったら、卓也が当然のように一緒に入ってきた。
こいつ、泊まる気かよ。
「お前昔っから世界が自分中心に回ってる感じ」
顔とスタイルはまるで見覚えが無いが、この性格には覚えがある。
俺は大きくため息を吐く。
「面倒臭いもんが戻ってきたなあ」
「マフィン食べます?」
卓也は突然潰れたマフィンを差し出してきた。
「ただの同僚に貰ったんですけど」


兄は電動ドリルと合板で本棚を作ってる。
買えば早いのに、何故こんな面倒臭い事をするんだろう。
俺はガムをくちゃくちゃと噛みながらそれを手伝っている。
「ここ!ここ、ちゃんと押さえとけよ、ちゃんとだぞ」
「はい」
「・・・・・・だー!もう!曲がったじゃねぇか!押さえとけっつったろ!」
手に棘が刺さった。せっかくの休日にこんな事をする兄が分からない。
「なに?トゲ?トゲ刺さったん?」
兄はぐいと俺の手を引っ張り、凝視した。
「どこ?どこだよ」
遠い昔に公園で同じようにされた事を思い出した。
「兄さん」
「俺のこと、好き?」
兄が一瞬眉間に皺を寄せ、歯を噛みしめながら息を吸った。
「・・・・・・はっ、お前昨日好きでも嫌いでもどっちでもいいとか言ってた癖に・・・・・・」


公園で泣いてる卓也。
母に引っ張られてタクシーに乗せられる卓也。
タクシーの中で泣いてる卓也。
それを遠くから見てる俺。
手を握りしめる。唇を噛みしめる。
俺は置いていかれたのだから、追いかけてもきっと愛されない。
こんな思いはこれきりだ。
これっきりだから、もう俺は大丈夫だ。
愛のようなものに振り回されるのはもう嫌だ。
これで俺はもう大丈夫だ。

大丈夫だと思ったのに。
「因みに俺は貴方が大好きで」
「同じくらい大嫌いでした」
ふいに額にガムを付けられた。何すんだこいつ。
「ぶさいくでうざったい弟が貴方好みのハンサムになって戻ってきて、今どんな気持ち?」
本当にこいつは昔から俺の気を乱すのが上手い。
「腹が立つ」ああ、大嫌いだ。
「メリークリスマス」



兄はチラシをゴミ箱に傾けざーっと切った爪を捨てた。
「さっきから何見てるんだ?なあ」
足の爪を切る兄をずっと布団の中で見つめていた俺はわざと背を向ける。
「チッ。また無視されちゃいましたー、どう思いますー?なぁ、俺」
兄は自分のちんこに話かけている。
「いやぁー、ちょっとありえないですねー、大人としてありえないですよー、無視するとかぁー」
「ほら、俺もこう言ってるぞ」
「・・・・・・」
「チングルベール、チングルベール、すっずっがーなるー♪」
「はんはんはーんははんはんはんはんはんはんはんはんはん!ヘイ!」
「・・・・・・」
「卓也、寝ちゃうの?」
「起きます」

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