見出し画像

真珠腫性中耳炎 私の治し方2

1.はじめに

夢の実現のために
私は、小学校3年から中耳炎となり、高校に入った時に手術をしました。
その間、7年間耳垂れが出るため常時、綿花で耳栓をし、毎日点耳薬を耳にさし、週に1回の耳鼻科に通院をしていました。

耳鼻科に通い始めたのちに、慢性中耳炎と診断され、手術をしないと治らないと言われていました。

手術は耳の後ろ側を切開し顕微鏡で行なうもので5,6時間かかったと記憶しています。手術してわかったのですが、真珠腫性中耳炎といって本来あるべきはずのない上皮組織(皮フ)が中耳の中に入り込み、デブリと呼ばれるアカのような代謝物を内部にたくわえながら袋状に大きくなり、耳の骨組織を破壊していく病気であると診断されました。

骨破壊が大きく、耳小骨であるツチ骨、キヌタ骨が全てとけてなくなっており、完全に真珠腫をとり除くことが出来なかったために、その後聴力改善のための手術を含めると計3回手術を行いました。

その時の主治医の先生が、自らも中耳炎で手術をして、耳鼻科の先生になったという話を聞いて、私も病気で苦しんでいる人の役に立てるような仕事がしたい。その時初めて耳鼻科の先生になりたいという夢をもったのです。

今現在私は、耳鼻科の医師ではありません。高校卒業後、鍼灸師の資格を取得し鍼灸師として治療に携ってきました。
そしてその後は、鍼灸治療にこだわらず色々な療法、セラピーを学んできました。

その体験の中で感じたこと、わかったことを私と同じ病気で苦しんでいる方へお伝えすることが、私の夢が実現することと同じ意味になるのではないかと思い、ここに紹介させて頂きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?