ダイオウイカがこわい

水泳を習っている小2の息子が、唐突に「ダイオウイカかミズダコが出るかも知れないから、プール行きたくない」と言い出しました。

へ?

ダイオウイカ?

ミズダコ?

なんで?と聞くと、図鑑で見てこわくなったのだそうです。ダイオウイカがクジラに喰われるところ、ミズダコがサメと闘っているところ。確かに、迫力あるイラストが図鑑に載っていました。どちらも巨大なイカさん、タコさんです。

というより去年、異様にダイオウイカに興味を示してたのは君じゃなかったっけ?だからわざわざ図鑑を買ってあげたのに、裏目に出るとは。

いくら「そんなのプールに来ないよ」「そもそも海水じゃないと生きられないんだから、もし来ても大丈夫だよ」など、色々言葉を尽くして説得を試みましたがダメ。「でもこわい…」の一点張り。ベソまでかいている。

頭では来ないと分かっていても、イメージしてしまうみたいです。ダイオウイカやミズダコがゆらめく姿を、プールの水底に。

今はちょうど風邪気味なので、明日の練習は休ませてもいいけれど、これからどうしよう。ありのままを先生に説明するのも恥ずかしいな。「ダイオウイカが…」とか言えない。

ここで「ハイハイ、大丈夫大丈夫ー」と無理やり送り出すこともできるのでしょうが、果たしてそれでいいのか。小学校低学年の頃って想像力が豊か過ぎて、何かを強烈にこわいと思うこと、ありませんでしたか?

私はありました。小1の時、まんが日本昔ばなしでちょっとこわいお話を観た後、それをベースにしたような悪夢を見たんです。それがこわくて、こわくて…。あとは天井の木目がオバケに見えて仕方なかったりだとか、小さい時ってそういうこと、ありましたよね?

なので無下に突き放すのもどうか…でも月謝がムダに…と葛藤中です。

しかし子供って、ホント意外なこと言い出すな(-.-)

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