いつだって今だった

目の前にある瞬間が、今じゃなかったことなんてないですよね。色んな本を読み漁って、頭では分かっているつもりだったんです。そりゃそーでしょーよと。でも、本気で意識的に今にいたことなんてなかったわけです。

しかしこのお正月、とあることがありまして心配でたまらなくなり、色々調べたり悩んだりもしましたがこれといった解決策もなく堂々巡り。これ、このままでいても意味ないなーと思い、ふと「今」に集中してみようと思い立ったんです。人間、何かショックを受けるようなことがないと、中々本気にはならないものですからね。

ともかくそうして今、今、今、とやっていたんですが、しばらくするうちに、「まあ…アレについてはまだまだ不安だけど、それでも今の今は何か大丈夫だな」と突如、思いました。今、目の前にのみ集中する。それしか考えない。心に入れない。何か余計なことが浮かんできても、ただ流す。

するとどうでしょう。

今自分の目の前にないものって、本当はないんじゃないかなって感じがしてきたんです。昔の思い出はもちろん、知人友人、遠く離れた家族。そういった人々も、心に思い浮かべて連絡を取ろうと決め、実際それを行動に移せば私の世界に立ち現れてくれるには違いないのですが、そうしないかぎり、彼らはもしかしていないんじゃないのかな、みたいな感覚。彼らには彼らの宇宙があって、そっちに住んでいるんじゃないのかな?ただ、お互いについての記憶があるということは、どこかしらその人と私の宇宙が重なっている、もしくは近いということなのかも知れません。

何言ってるか分かんなくなってきましたが。スピリチュアルな本を読みすぎて(または悩み事によるストレスで)頭がおかしくなったか。

でもとにかくこうしていると、ちょっと楽です。心配事については、一応思いついた対策は講じているもののさっきも空振ってきましたし、なんかもう面倒くさくなってきました。問題視しなければ消えてくれるかしら。

こういう話は周りの人にする勇気はないので、noteみたいな場はいいですね。

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