小沢一郎氏の愛弟子、玉城デニー新知事の誕生から１週間あまり。安倍晋三総理大臣は菅義偉官房長官同席の下、首相官邸での玉城知事との会談に臨みました。これからの玉城県政の行方を占う中で、今回の早い時期での会談の実現は、新知事側の大きな成果として評価できます。
　特に、沖縄の基地負担を「到底是認できない」と安倍総理に言わせしめた玉城氏の存在は、正当に評価されるべきです。確かに、辺野古新基地建設については、安倍政権は従来の姿勢を変えていません。それでも、玉城県政が、大きな変化の兆しを導き出した点に注目しながら、今回は、永田町や霞が関の様子も交えながら、レポートしたいと思います。