政治アナリスト、政局ウォッチNOW❤️ことチャオです。6月になり与野党週末は、参院選にむけ連日、大規模な集会や街頭演説、事務所開きが全国各地で盛んに行われさながら前哨戦NOW❤️

参院選まで残りあと1ヶ月となり、全国の選挙区も徐々に構図が固まりつつある。そんな中、政局ウォッチNOWでは連日、参院選全国の与野党激戦の選挙区候補や現地の情勢を分析し随時、最新情報を紹介中NOW❤️

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参院選シリーズの連載は、皆さまのおかげで大変大好評NOW❤️これまで、東京選挙区、大阪選挙区、愛知選挙区、静岡選挙区、神奈川選挙区、広島選挙区、埼玉選挙区と連載中。こちらもあわせてご覧ください。

参院選シリーズの第8回目は、宮城選挙区を取り上げたいと思いますNOW❤️

宮城選挙区は、2016年より定数が2から1に減り。4期目を目指す自民党の愛知治郎氏(自民・現)に、野党統一候補新人で元FM仙台アナウンサーの石垣のりこ氏(立憲・新)が挑む構図NOW❤️なお、もう一人の改選議員である元みんなの党から当選した和田政宗氏は、みんなの党解党後は次世代の党、日本のこころを大切にする党に所属したが、今回の参院選では自民党公認候補として全国比例に転身し立候補予定だ。それでは、過去の選挙結果、そして注目の2019年の構図を見てみよう。

■前回・前々回の選挙結果、

今回の最新情勢分析

※2016年、定数が2から1に減少

▼2016年参院選  

　2016年の宮城選挙区は、定数が2から1に減ったため自民党現職の熊谷大氏(自民・現)と民進党現職の桜井充氏(民進・現)による一騎打ちの構図となった。

2015年の安保法制採決の際、熊谷氏が委員会の理事で乱暴な審議で悪目立ちしたため地元でもイメージダウンに。そうした流れを受けて桜井充氏が全国でもいち早く野党統一候補となった。また、桜井氏は医師であったことや、反TPPの姿勢を強く示したことから、本来は自民党の支持母体である医師会や農協からも支援を取り付けた。また、松下政経塾出身ながら熊谷ゆたか氏は日頃の地元活動があまり万全とは必ずしもいえず、選対組織の体制も盤石ではなかったことが伝えられている。選挙戦最終日の最終街頭には、青年局長で同期だった小泉進次郎氏や宏池会派閥会長で当時、外務大臣だった岸田文雄氏が激戦区の応援に入ったにもかかわらず、4万票差をつけて桜井氏に敗北した。2016年の熊谷氏の落選は、山形選挙区や福島選挙区とともに自民党の東北選挙区の苦戦の象徴と捉えられた。山形選挙区では、11万票差をつけ野党共闘で舟山やすえ氏が勝利し、福島選挙区では岩城復興大臣が落選し現職閣僚が落選するという事態となった。

今回の参院選でも、昨年から政権与党が東北三県については激戦区認定を受けている選挙区である。

なお、熊谷氏は2018年に利府町長選挙に立候補し利府町長に転身した。熊谷ゆたか氏と、小野寺五典氏は実は縁戚関係があることも知られている。

▼2013年参院選