政治アナリスト #政局ウォッチNOW ❤️チャオです。参院選まで残りあと25日をきりました。衆参ダブル選の可能性が日に日に高まりつつあるなか、政局ウォッチNOWでは今月から毎日、参院選全国各地の選挙区の候補予定者や情勢を紹介しています。

また、こちらの選挙区シリーズと合わせてより詳しく

参院選の全選挙区の議席予測、全国比例の全議席予測を知りたい方は以下も合わせてご購読ください。

#参院選2019 全議席予測 #どこよりも早い情勢分析 #参院選 まであと20日。選挙区・全国比例全議席を情勢分析全公開❤️ #参院選議席予測 #参院選全国比例議席予測 #参院選全選挙区議席予測 記事⇨https://note.mu/seikyoku/n/n371a55fb928b

第3回目は、定数4の愛知選挙区を紹介NOW❤️自民・公明はあわせて2議席獲得を目指す。今回の参院選愛知選挙区で注目すべきはかつての「民主王国」を支えた強大な組織が、立憲民主と国民民主に分裂し、それぞれが候補者を擁立する展開となっていることだ。また、河村たかし名古屋市長率いる地域政党の減税日本が維新と連携し、維新の党から独自候補を擁立し既存政党の議席独占阻止を狙う動きにも要注目だ。現在、維新は相次ぐ不祥事の中で愛知選挙区はじめ、大阪選挙区の2人目、東京選挙区など擁立が遅れているが今月末から来月にかけて堺市長選前後に候補者を擁立するか否かに注目が集まります。

旧民主王国にして東海エリア屈指の激戦の舞台、参院選愛知選挙区は、衆参ダブル選を見据えても与野党の情勢が大変熾烈なため各政党の選挙戦略や地力が特に問われる選挙区となりそうだ。また、愛知は衆院選では愛知15区まであるのだが、尾張地方、三河地方で全く得票パターンや、地域性、支持政党が異なるため全県を舞台する、参院選はそれだけに各党ごとの選挙戦略を描かなくてはならずそうした意味でも、各党の戦い方に注目が集まります。立憲と国民が別れて闘う最初の国政選挙となりその影響が最も出るエリアが愛知選挙区なので個人的には、大変注目する選挙区NOW❤️

■前回・前々回の選挙結果

※２０１６年参院選から定員が３から４に増加

▼２０１６年参院選

　１６年参院選では、定数がこれまでの3議席から4議席となり民進党が2議席、自民と公明がそれぞれ1議席を獲得し、与野党分け合った。自民党の元県議の藤川政人氏（自民・現、自民党愛知県連会長）は全市町村で得票数1位となり、全県からくまなく集票し1位で当選。民進党の日教組出身の斎藤嘉隆氏（民進・現）は、連合関係の組織票をまとめた。公明党の里見隆治氏（公明・新）は、党が2007年に失った議席を取り戻した。(実は、愛知政界以外ではあまり知られていないが実は公明党愛知は前回2013年の参院選では、当時第三極のみんなの党、薬師寺道代氏を支援した。)民進党の2人目、子育て中の伊藤孝恵氏(民進・新)は、無党派層に食い込みとりわけ女性票を獲得。最後は、連合票もきちんと斎藤氏とわけて民進党は、民主王国の意地を見せた。共産党の須山初美氏(共産・新)は都市部以外に浸透せず、及ばなかった。減税日本の奥田香代氏(減税・新)は、河村たかし名古屋市長の地元では健闘するも、支持の拡がりが限定的だった。

▼２０１３年参院選

１３年の参院選では、自民、民主と第3極みんなの党が1議席ずつ獲得した。自民党の酒井庸行氏(自民・新)は、選挙区過去最多得票となる105万票を得て当選。民主党の大塚耕平氏は唯一の党公認候補として党支持層や連合票をまとめ2位で当選した。2010年参院選で惜敗したみんなの党の薬師寺道代氏(みんな・新)は第3極候補として無党派層の票を取り込み、共産党の本村伸子氏(共産・新)に競り勝った。維新、減税日本などは当選ラインにははるかに及ばなかった。しかしながら2つの政党の票を足すと みんなの党を上回るため、2019年の参院選では維新・減税の連合軍がどこまで票を伸ばすかに注目である。
また、薬師寺道代氏であるが次期衆院選から愛知2区に自民党公認で衆院選へ転身予定であることを今月18日記者会見した。

■今回（２０１９年参院選）の候補者横顔
気になる顔ぶれと告示前2カ月の情勢は？

現時点では、愛知選挙区は4議席をめぐり2人の現職と、4人の新人有力候補が立候補予定だ。無所属の薬師寺道代氏は衆院愛知2区の自民党支部長に転身する。旧民進系は国民民主と立憲民主に分裂しそれぞれが候補者を擁立する。