故に衒う者/百四十字の物語

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ノート

下僕

俺は、ずっと独りぼっちだった。 いつからそうだったかなんて覚えてない。 ただ、ずっと独りだ...

あなたはだれ?

ここはどこ?私は誰? いや、私が誰だかは分かる。 ここに来るまでの記憶が無い、 ただの女の...

主人様

いつの間にやら俺は、 また独りぼっちになっていた。 今度は捨てられないように、 頑張ってい...

方法

お前、要らないよ。 その一言で、壊れてしまった。大丈夫だと思っていたのに、呆気なく。俺の...

やしろがみ

いろんなものが、私の前を通り過ぎて行った。いろんなものが、私の前で空を仰いだ。いろんなも...

あかいいろ

赤い飴、赤いジュース、赤いお菓子、赤、赤。赤い本、赤いランプ、赤いソファー、赤、赤、赤。...

それ

要らないものは切り捨てて、自由気ままに楽しく生きる。それが私の望む人生。その人生を手に入...

本当は

大嫌い。そう言って、彼女は俺の元を去って行った。意味が分からなかった。一体俺が何をしたと...

解放

ナイフから、朱い血が滴った。足元に広がっていくのは、赤黒い、水溜まり。……気持ち悪い。俺...

告白

悲しいことは、見ていること。 楽しいことは、幸せなこと。 嬉しいことは、ここに居ること。 ...