解放

ナイフから、朱い血が滴った。足元に広がっていくのは、赤黒い、水溜まり。……気持ち悪い。俺は指紋の付いたままのナイフを引き抜いて、もう一度その肉塊に突き刺した。はは……と、思わず渇いた笑いがこぼれる。これで俺はもう、自由に生きられるんだ。心が、静かな安堵に包まれた。

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天國時雨〈故に堕ちた者/漆黒ノ堕天使〉

そこはかとなく文章を綴る。 そして必ず〈設定〉がある。 純白の悪魔であり、漆黒の堕天使アヴィド。それが私。https://twitter.com/mahina_seime?s=09

故に衒う者/百四十字の物語

Twitterで呟く140字小説をまとめる。 夜な夜な更新中。
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