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ライドシェア導入の前にできることがあることをジャカルタで実感したこと

ジャカルタに行ってきました。ジャカルタは今回でおそらく4回目。ほとんどがアート関係で行くので大体行く場所が決まっています。移動で利用するのがタクシーですが、訪問当初(5年まえ?)は勝手がわからず、ジャカルタでタクシー乗るのにとても怖い思いをしました。話は通じないし、変な場所で降ろされたり、お釣り返してもらえなかったり。大渋滞も予想していなかったしね。。。

その後、Grabが発展するようになり乗車環境はどんどん変わっていきました。私はもうインドネシアのタクシーは衰退に進むであろうと勝手に想像していました。

しかし今回再びジャカルタ訪れたとき私には非常に驚きました。
タクシー環境がとても改善されていたんです。
ジャカルタでタクシーを乗る際にはブルーバードと言うタクシーに乗るべしといろいろなところに言われます。

今回は非常にタイトな日程だったのでまずはブルバードで移動しようと思いました。

マレーシアのタクシーは非常に不親切なのでタクシーに乗る際も覚悟していたのですがジャカルタのブルーバード、これがまた超快適。

まず乗り場に行くとそこで案内する人がブルバードになりますかと笑顔で聞いてくれます。インドネシア人の笑顔って可愛い。

そして行き先を英語できちんと確認してくれます。
そして乗車の際にドライバーにインドネシア語で確認をしてくれます。
そして高速道路を使うか否かも一緒に確認してくれます。
ドライバーは乗車時にメーターをきちんと動かし、メーター料金のみを請求。そして高速を使った場合、有料道路を使った場合などはがいくらかかったかをレシートで見せてくれます。合計を電卓で確認。その合計金額を払い、お釣りをちゃんとくれます。

車内もとても、綺麗です。私は使わなかったけど、アプリもあるみたい。

すごい!完璧!!!良心的です!
インドネシア語ができなくても、嫌な思いも不安な感情もありませんでした。

ブルーバードはあくまでも、タクシー会社。ライドシェアではありません。
でもこれでもきちんと対応できるんじゃん!タクシーはもうだめなんだとか思い込んでいた私にはとても衝撃的でした。

ライドシェアがなきゃダメでしょうって思ってたんですが、「今の状況で何ができるかを積極的に改善を行うこと」がまず大事なんじゃないかなというの実感しました。その点インドネシアは努力してる、すごい。

日本のタクシーだからダメなんじゃないかではなくて、日本がどう閉鎖的なのかわからないけど、「乗り場に英語ができる人を配置」「降りるときの金額明瞭化」くらいは今でもできると思うんですけど、それも厳しいのかな。。

「今の状況でお客様のために何ができるのか」

というの考えれば両者にとって良い状況というのは規制があっても生み出せるのではないかと言うのをジャカルタで感じました。