人生、楽しんだもの勝ち。「じぶん実験」、それが私の今年の抱負。

大晦日に書いた今年の抱負


今年の抱負を考えなくては、と思い、去年の振り返りをしつつ、今年の抱負を書き連ねていた。

以下が、私の今年の抱負である。

  1. マインドセット

    • 人に与えられる以上に与える。なるべく人に与える精神

    • 集中力を高めるように自分をコントロールする。何かに取り組むときは全力で。他のことを忘れる。

    • いつになってもお客様が一番大事。お客様のための事業である。

    • 何事にも感謝を忘れない。健康でいられること、売り上げが1円でも入ること、今日も美味しいお茶をいただけること。自分の期待値に達しなくても、文句を言うのではなく感謝をする。

    • 大事な人間関係を育てる。会社員時代以上に、ビジネスでの人脈は意識的に大切に、育てる必要がある。

  2. ビジネス

    • 12月時点で、日本では月商300万、ベトナムで月商20万

  3. 健康生活

    • 毎日ジムに行く

    • 毎日筋トレ

    • 毎朝ヨガをやる

    • 野菜とお魚を取り、なるべく自炊をしてバランスのいい食生活を送る

こんなことができたらいいなあ、と。眺めていた。


抱負、書いたけど忘れそう


そう、問題は、色々書いたのですが、忘れそうなのです。

書き過ぎているからなのか、まとまりがないからなのか、よくわからないのですが、とにかく忘れそう。
もうすでに、1月1日の夜には忘れかけていました。


まさかの新年早々の別事業アイデア


今年の抱負を忘れそうな理由の1つに、元旦、朝起きた瞬間、今の我々の事業であるお茶とは全く関係ない、教育系で、私がある程度パッションをもってできそうで利益率が良さそうな事業アイデアがパッと思い浮かんでしまったのです。

そして、私はとんでもない初詣をするのです…

邪念と煩悩だらけの初詣


今日は、ホーチミンで初詣をしたのですが、お参りをしているときも、頭の中で新年早々思いついた新しい事業のビジネスプランを考えて、そろばんをはじきかけていて、何度も何度も、仏様の顔を見て、邪念と煩悩に取りつかれすぎている心を何とか落ち着かせるのに必死でした。
(なのでいつも以上に参拝に時間がかかりました…意識がそれては戻し、ということを何度もやりました)

初詣から帰ってきても、その教育のビジネスについて、少しうだうだ考えてしまっていたのです。


ビジネスのマイルストン


今日、午後、とある人と話をしていた時、お茶のビジネスのマイルストンは何かと聞かれた。
ビジネスオーナーであれば当然誰しも持っているものだ。

特に、起業初期の場合、おそらく、「いつまでにここまで成長しなかったらあきらめる」「いつまでにここまで成長していたら継続する」というような、go or no goを決めるものを持っておくべきだろう。

実は、私も最初はそれを持っていた。
事業をやることの大変さを知る前までは…

事業を起こし、初月の売り上げが立つくらいの時に、12月までにいくら売る、というマイルストンを決めた。
ただ、そのマイルストンはブランドビジネスをやったことある人ならすぐわかると思うが、とてつもなく無謀な計画だった。

その目標があまりにも現実離れしているということに3か月目でようやく気付き (最初の2か月は、お土産需要で何もしなくてもたくさん売れてしまったのです) 、ブランドビジネスはマイルストンを決めても無駄なのかもしれない、という口実を作り、後回しにしてしまっていた。

その結果、事業を始めて6か月の時点で、マイルストンすらない、というとてもお恥ずかしい現状になってしまった。


ブランドビジネスのマイルストンは意味を成すのか?


正直、今でも本当にマイルストンは必要なのか、意味を成すのか、疑問の余地がある。
先ほどの今年の抱負で日本で300万円と書いているが、今日シャワーを浴びながら計算をして、やっぱり50万円くらいしか行かないのではないか、など色々考えていた。

日本市場は、まだ試していないので、どのくらい可能性があるのか、一切想像がつかない。

そんな状況なら、月商をいくら計算しようとしても、無駄ではないのか、そんな疑問がふとよぎった。


別事業、それは今ではない


そして今更気づいた。
事業を1個起こすのに、膨大な労力がかかる。

選択と集中が大事だ。

今年は、お茶に全集中。当たり前のことだ。


「不安」という感情との向き合い方


なんで私はこんなにあっちに行ったりこっちに行ったり思考が落ち着かないのだろう、とふと考えた。
自分の人生をかけた挑戦をしているのに、どうして。

きっと、不安なんだな、と思った。
そう、強がっていても、どうしても不安な気持ちはあるのだ。

だってまだ本格的なブランドすらローンチしておらず、どうなるのか全く分からない状況なのだから。

ふと思いついた、「じぶん実験」


それで思いついた。もうこの挑戦を、第三者的な観点で見てしまえばいいのではないか。
東大卒、外資系戦略コンサル出身の、日本ではエリートと言われる経歴を持つ私が1年間全力を注いで本気でやったらどうなるのか。
それを実験する、1年間のじぶん実験をやってみよう。

ただし、条件は、「この私が全力を注いで本気でやること」。
これが崩れたら実験として成り立たない。

マイルストンも何も関係ない。
人から言われたら、それっぽい数字を言えるようにしておけばいいだけだ。

ただ全力で事業を成長させる。
マイルストンで言う年末までに達成したい数字は、仮置きで、1年後に実験の結果を答え合わせできるくらいの気持ちでいいのだ。


一度きりしかない人生、楽しんだもの勝ち。


人生なんて楽しんだもの勝ち。

目標に到達しなかった、事業が成長しなかった、人から笑われてしまう結果になった。
そんなの関係ない。

人は、クイズが好きだ。何かを予想して、答え合わせをするのが好きだ。

それより、キャリアのリスクをとったと思われ、ストレスがあると思われる環境下においても、私の人生ゲームを、実験ととらえて楽しく予想し、答え合わせをする。

それでいいじゃないか、と思えてきた。

今年の抱負は、じぶん実験。

人生を楽しみつつ、事業を本気で取り組むための秘訣だ。

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