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就活のとき考え直した、「わたし」でいられる働き方

仕事は、マウントを取る手段だと思っていた。

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こんにちは。セイナです。

昨年始めた女性クリエイターさん・事業主さんの
サポートが1周年を迎えました!!!!!!

その節目として、このnoteを書いています。

「一度も会社員をせずにフリーランスなんてすごいね!?」

初対面でよく褒めていただくようになって、

「これは誰でもできることではなかったのかもなあ」

なんて思えるようになりました。

そのきっかけをたどると、就職活動が間違いなく私の分岐点でした。

就職活動

これは多くの元学生にとって、大きなターニングポイントですよね。

あの期間だけ異質すぎます。

今日は、新卒フリーランスが就活を分岐点としてどんな違う景色を見たのか

思い出しながら振り返ってみたいと思います。

大学3年生、野望を持った。

あいみょんの武道館ライブやボヘミアン・ラプソディに感化されて、

「私もステージにたちたい!観衆から声援をうけたい!」

とスタバで元カレに熱弁して引かれている女の子がいます。

私です。

父や叔母が芸能系の仕事をしていた(いる)ので、

ずっとステージにたちたい!という野望を、

心のなかにそっとしまい続けている小娘でした。

本当にやりたいことはなにもしなかった。

ただ、

「ダンス下手だから練習しているところは誰にも見られたくない!」

「怒られてるのって私!?!?無理。先生こっち向かないでください」

といったように恥ずかしい思いだけは絶対にしたくなかったその小娘は、

隠れてできて、テスト返却の時に突然結果を出すことができる

「勉強」でのみ、そこそこの成果を残しました。

その癖が染み付いてしまい、「ステージに立ちたい!」小娘は

そのたぐいのことには真っ向から挑戦せず、就職活動へと駒を進めました。

就活は、みんなといっしょ

就職の本選考の前にインターンとして参加する。

これが3年生の夏前から始まる戦い。

大手企業で自分の経歴に箔をつけようとする人、
イケてるベンチャー企業の長期インターンで実践力を養う人
OB訪問で本選考の傾向と対策を探る人。。。

そして私、

みんなが受けるところを受ける人。

パア🤪

勉強を頑張ったおかげでGMARCHの

偏差値トップレベルの学部に

身においていた私は環境に恵まれていました。

優秀な友達たちのおかげで、

国内シェアトップの通信系企業、
メガベンチャーで一番人気の企業

などの選考を通過しインターンの関門はクリア!!

にまにましながら本選考の時期に突入してゆきます。

苦し紛れに終えた就活

「みんなが受けるところを受ける人。」

こう聞いて、

私の就活事情は察していただけましたでしょうか。

はい、惨敗です。

悲しい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

志望理由が「みんなが受けてるから🤪」

なんて小娘はいりませんよね。

私もいりません。

インターンはそこそこ上手く行ったので

「まあ売り手市場だし?選ばせてもらお♥」と

にまにましておりましたが、本選考に進んだ途端

「慎重に検討した結果、ご希望に添いかねることとなりました。」
「慎重に検討した結果、ご希望に添いかねることとなりました。」
「慎重に検討した結果、ご希望に添いかねることとなりました。」
「慎重に検討した結果、ご希望に添いかねることとなりました。」
「慎重に検討した結果、ご希望に添いかねることとなりました。」

1月、私は立ち尽くしていました。

怖かったです。焦りました。

そして、早く ”終・わ・ら・せ・た・い!!” という

あるべき目的と違う理由で奔走。

結果、内定者を数百名とる

ブラックで有名な企業の内定だけ

苦し紛れに手にして、4月。

私は就活から逃げ出しました。

わがままな本音は半年後に帰ってきました。

あいみょんの武道館ライブやボヘミアン・ラプソディに感化されて、「私もステージにたちたい!観衆から声援をうけたい!」とスタバで元カレに熱弁して引かれている女の子がいます。

大学3年生、野望を持った。

帰ってきました。

内定をとったら勝ち抜け!!

オーストラリアへの卒業旅行、
内定者インターン、
彼氏との旅行、、、

大学生最後の楽しみを謳歌していた私は、

10月の内定式で確信することになります。

「あ〜この会社無理だ、、、」

なんせこの会社、体育会系!!

真冬の研修でまちなかを駆けずり回り、

名刺を配りまくった枚数で順位が付けられる!!

「やめた〜〜〜〜〜い」

うにうにし始めたその時でした、

なぜこんなやつに降ってきたのかは分かりません。

転機の女神様が舞い降りたんです。

恋愛エッセイ表紙モデル

素人の「ステージにたちたい!」小娘の顔が、

本屋さんに平積みに。

奇跡としか言えない出来事です。

インターン先のお手洗いで、

そのDMを見たときの興奮は忘れられません。

就活中に一度だけ「ちょっくら行動してみるか」と

カメラマンさんに撮影を依頼し、

撮っていただいた写真がまさかの編集部に拾われ、

表紙に起用されました。

即会社を辞めよう!と思い立ちました。

2018年11月16日のボイスメモ

元カレがお世話になっていた

外部のメンターさんにつないでもらって

背中を押された記憶があって、掘り返してみたら、

なんと当時の録音が残っていました。

iPoneやるじゃねえか!

「やっとインスタとかで、友達にやりたいことをオープンにできるようになってきたんです。」

「自分のありのままでいられない人って私も含め多いと思って、だから自分の好きなことを発信したり、ありのままでいて、それを家族や友達にも認めてもらえるような、そんなきっかけ作りを私はしたいと思って、、、」

目が潤みそうになりました。

3年前の私は、

3年後の私を知っているかのようでした。

お金はなかったけど、

「ステージにたちたい!」小娘がボイスメモに残した言葉は、本物です。

ただ、私が3年ぶりに音声を聞いて驚いた理由は、

今の仕事に落ち着くまでに、

私は2年ほど全然違う仕事をして、

違う道を歩んできたからです。

「会社を辞めよう!」と思いたち、

内定辞退を済ませて

時間稼ぎのため大学の卒業を半年延ばしました。

そこからというもの、

ずっとお金はありませんでした。

大学生が「ステージにたちたい!」といいながら

内定の権利を引きちぎり、

大海原に漕ぎ出したら基本的には転覆します。

バイトもほぼせず、
1日中ツイッターを触り、
人とたくさん会う生活。

SNSのミスコンに出たり、
自分でTシャツを作って売ってみたり、

1年目はよくわからないながらも

「ステージにたちたい!」が叶いそうな

匂いのすることを色々やっていました。

ほぼ転覆していたと思いますが、

心も体も人生はじめての自由で楽しさ満点。

あまり焦りや不安はありませんでした。

あさぎーにょちゃんに憧れていました。
会いに行ったはいいが私、芋!!!!


なぜだかはわかりません。

「ステージにたちたい!」が、

「もうちょっとお金ないとヤバい!」に

変わってきたのは2年目に入る頃です。

周りも社会人2年目。

当時実家暮らしで携帯代も親まかせだった私は

さすがに自立してQOLを上げたいと思いました。

今も本業になっている

「教える仕事」「コーチする仕事」は、

身一つで始められるから、

という理由で選びました。

世の中のコーチの皆さんに

怒られるかも知れませんが、

「コーチになろう!」と決めて、

いざ!フルエンジン!

次の1ヶ月で70〜80人の人と会い、
その中で気が合って私にいろいろと相談してくれた人に
「これを毎月やっていくの、どう思う?」といって
数人と1年契約を交わしました。

そしてそこから、

コーチングの本を買って勉強しました。

はい。

デフォルトのOSは変わらず、

大3であいみょんに感化されて

「ステージにたちたい!」と言う小娘です。

許して慕ってくれたお客さんに

感謝しかありません。

世界でたった一人、自分だけができる仕事

photo:https://www.instagram.com/noelle.s12/

私はいま、これを一緒に作る仕事をしています。

私自身の仕事も世界でたった一人、
自分だけができる仕事です。

裏を返せば、私がやめればなくなる仕事です。

世界でたった一人、自分だけができる仕事は、

仕事が楽しいものであることを教えてくれます。

そして、

わたしが”わたし”でいることを許してくれます。

仕事は、マウントを取る手段だと思っていました。

就活が、マウントバトルだったからです。

それだけでなく、多くの人が仕事を語る時、

マウンティーだからです。
(意味のない造語です。)

俺は国レベルのプロジェクトを担当してるんだ
30万フォロワーのインスタを運用してる
毎日丸ビルに出勤してる
1年目で年収1000万も夢じゃない

マウンティー

2018年の私が語ったように、

自分の本音をさらけ出すのはすごくすごく

怖くてハードルの高いものになっています。

このnoteを書いたのは、

本音をさらけ出して、
自分らしい自分でいて、
世界でたった一人、
自分だけができる仕事をすることは、
もっともっとシンプルにらくにできることだよ、

ということを伝えたかったからです。


やりたいことが今できていない人
自分でやりたいけどどうしたらいいかわからない人
気持ちだけ募って行動できていない人

一旦、私と話しましょう。

私が表紙を飾ったエッセイの著者は、

とっても愉快な方で、

”私達はいつだって「いける〜〜〜〜〜!とつげき〜〜〜〜〜!!!」と言ってもらえるだけで前向きになれる。”

と書いていらっしゃいます。

私はそのフレーズがお気に入りです。

それでは、どこかで会えることを祈って!
読んでくれてありがとうございました!


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