ベスコスです。
私らしくがっつり寝かせてしまいましたが、トップ3をようやくまとめることにしました。
7位～4位はこちら.

選考基準は、とにかく今年めちゃくちゃ使ったものの中から、これはこれはリピートするな～って確信が持ててるものorすでにリピートしたものを選びました。今年発売のもの、今年購入したものに限ってはいないです。

【第3位】
シングルブラッシュ　シカモアブラウン/WHOMEE

そもそもこのフーミーのシングルブラッシュは、1,430円のプチプラとは思えないくらい粉質がいい。最近のプチプラコスメはどれも粉質いいけどこれはレベルが違う。なんならSUQQUとかと張れるレベルに良い。SUQQUのチークめっちゃ使っている私が言うのでガチです。
しっとりとやわらかな質感で、プレスもふんわりやわらか、ブラシに含ませやすいので「発色しないな～」なんていう失敗がない。こわごわチークを乗せようとして、ブラシで擦りすぎてファンデが剥げる、よくあると思います。私はありました。
そして、私が愛用しているシカモアブラウンやキャニオンブラウンはかなり控えめなベージュベースのカラーなのに、それでも「あれ、チーク消えた？」ってことがないのだ。一日経っても！これはすごいことです。プチプラチーク、つけたてはデパコスと遜色なくても、時間が経つと赤みが強く出たり消えたりするじゃない。フーミーのシングルブラッシュはそれが全然ないです。その品質の高さから、まあこのチークは絶対ベスコスだな、って3日使ったころには確信した。

覚えておられる方がいらっしゃるかわかりませんが、最初はこのチークの別シェード「キャニオンブラウン」にドはまりしました。前述の「ベスコスの確信」はキャニオンブラウンに対して抱いたんですね。

キャニオンブラウンはゴールドを感じさせるツヤのブラウンで、本当にかわいかった。頬、目元、眉とオールフェイスに使って抜群に映えました。私は顔立ちや雰囲気から、多分ワントーンメイクがハマるタイプなんだけど、キャニオンブラウンのしっかりしたツヤ感のおかげで立体感まで出て、とにかく似合ってたと思います。
おとなしめの顔立ち、強いメイクが似合わないな～と思っているイエベの人にぜひ試していただきたいチーク。

ただベスコスに選んだのは「シカモアブラウン」のほう。
もうね、シカモアブラウンは替えがきかないの。他にこんなチークないと思う。あるかもしれないけど多分1500円じゃ買えない。
ぜひテスターを見かけたら触ってみてほしいんですが、これ手元だと本当に発色しません。すんごい色白の人はするかも。私はしない。

なのにこれ、顔に乗せるとちゃんと発色する。しかも、ほてった感じのない端正な血色感が狙った通りに作れる魔法みたいな色です。
私はわりと余白の多い顔をしているのでチークを使わないと顔がぼんやりするんですが、「頬に色をつけたいわけじゃない」ってときも結構あります。血色感、いきいきとした立体感はほしいけど、色味はいらないってとき。
シカモアブラウンを使ったときの頬の色がまさに「色は別になんだけど、血色感がほしいのよね～」の理想すぎて、手放せなくなりました。
とくにセミマットなファンデできちんと作り上げた肌にこれを使うと、仕上げのエフェクトでこんなに変わるの？ってくらい、顔の輪郭がハッキリして、目元や口もとのメイクが映える。化粧上手くなったかな？と思わせてくれる魔法のチークです。ほんとおすすめ。1,430円はバグ。

なお、私は一時期これをガツガツ眉毛メイクのベースに使用していて、使用開始3か月で使い切る(底見えとかじゃなく使い切り)っていうとんでもない贅沢をやっちゃったんですが、チークとしてブラシでふんわり使い続ければ別にめちゃくちゃすぐなくなるわけではなかったので、安心してください。リピートした2個目はまだ全然底見えの気配すらないよ。

今年は本当にフーミーのアイシャドウとチークを使いまくった一年だったな。フーミーの粉大好きだわ。いつかフーミーの話だけする回とかも設けたいななどと思っていたりします。

【第2位】
リクイドファンデーション　フローレスカバレッジ/RMK

もしかするとこれは予想していなかった人も多いかもしれないです。なぜならこの商品は昨年10月くらいから使い始めたものなので、今年に入ってからそれほどツイートに登場しなかったから。
でもこのファンデーションは私がこれまで出会ったどのファンデーションよりお気に入りのファンデーションです。同じファンデーションを2回リピートしたの初めてです。

RMKというブランドのベースメイクについて私はずっと「肌がきれいな人向け」と思っていました。肌悩みの多い私には無縁のブランド。多分、透明で肌の質感をそっと整える系の下地などが有名だったからだと思います。肌のきれいな知り合いは、軒並みRMK好きだったし。
一方私は、とにかく隠したいものが多すぎる肌。毛穴も目立つし、そばかすもある、色むらもすごい。年中うっすら炎症をおこしているのか、顔のいたるところに赤みがある……。そんなわけで、ファンデーションやパウダーを選ぶときには「カバー力」で足切りが存在します。薄づきファンデに用はないのです。

そんなときに、フォロワーさんたちが(たぶんPRで)RMKのフローレスカバレッジの話をしているところに遭遇。
なぜかうまく検索できないのでどんな話してたかは忘れちゃったけど、なんかいい感じで褒めていたので、フォロワーさんのおすすめすぐ買っちゃう私はすぐお店に行きました。
たださすがに試さないのはな〜と思い、サンプルパウチをもらって帰宅。余談ですが、サンプルパウチはもじもじせずに「これ家で試したいのでサンプルパウチもらえますか？」って言うのが良いです。時短。

試してみてびっくり。とにかくカバー力がある。厚ぼったくならない質感なのに、しっかりカバーするすりガラスマットな仕上がりに満足して現品購入に至りました。指でタプタプ重ねのせすると、画像加工アプリの「ぼかし」ブラシを使って時のように自然にカバーできる。
美容雑誌が新作ファンデを誉めそやす時に使う嘘みたいな謳い文句、あれが本当になったみたいなファンデーションで、技術の進歩に驚かされました。
「厚塗り感はないのにしっかりカバー」とかそういうやつ。

このファンデーションは、とにかくテクニック要らずなところもおすすめポイントの一つ。とくに「美容液ファンデ」と呼ばれるさらっとしたファンデーションにありがちな、重ねれば重なるほど肌のキメが浮いてくることとか、「フルカバレッジファンデ」にありがちな毛穴がより目立ってごわごわした仕上がりになるとか、そういう失敗がほとんどないと感じています。
あと無香料なのもいいね。
価格も5500円と良心的なので、学生のデパコスファンデーションデビューにも向いているのでは？

ただひとつだけ、色選びについてはちょっと難ありかも。私は普段「オークル系の標準色」か「オークル系の標準色の一つ明るい色」を選ぶ割と標準的な肌色なのですが、このファンデーションに関してはピンク系の一番明るい200Lを使っています。最初は101を使っていたんだけど、ちょっと色が黄色に傾きすぎていて、濃かった。
迷ったらとりあえず200Lをタッチアップで試してみて、そこを基準に選ぶのがいいかなと思います。

【第1位】ベストオブベスト
モチベートユアスキン/サナ エクセル

ベストオブベストです。
これに関しては何度かツイートもしているので、そちらも是非みてみて欲しい。

写真を見ていただくと分かる通り、ツヤツヤ系の下地です。
スキンケアをした後のような、しっとりとしてヘルシーな肌ツヤが帰ってきます。人によってはトーンアップも感じるみたいだけど、私はさほどかな。ただ、ツヤのおかげか全体的にイキイキとして肌の調子がよく見える気はする。

私は前述の通り肌のアラが多くて、とくに下地には毛穴をなんとかする機能をめちゃくちゃ求めるんだけど、一方でシリコンなどで埋めるタイプのは時間が経つとより汚くなって無理。この下地は、「埋めないでぼかす」系の下地でかなり理想的。「埋めないでぼかす」系の王者はクレドポーボーテのヴォワールコレクチュールだと思っているんですが、こちらは自然なベージュカラーと透明感のある粉体で肌色を整えながらぼかす系、モチベートユアスキンはツヤの光で飛ばしてぼかす系。パン！とハリのある肌に見せてくれるので、とにかくアラが目立たなくなる、という魔法みたいな下地だと思っています。これが私の肌によく合いました。
私はイエベ春、ツヤが得意なタイプなのですが、カバー力のあるファンデでしっかりカバーしたい肌でもある。カバー力あるファンデはどうしてもセミマット質感になりがちなのだけど、下地にこれを仕込むとずっとツヤツヤなんですよね。なぜならこの下地、かなりラメが入っているので、上からファンデやパウダーを重ねても物理的に光るわけです。それがすっごい助かる！

オイルを感じるようなさらさらした質感ではなく、しゃばしゃばと水っぽく変わる質感でもない、割としっかりもったりした化粧下地の質感。
保湿感は普通にある程度で、保湿感をウリにしている下地と比べるとそこまでではない。ただ同時期に出たデコルテの下地《フローレススキン グロウライザー》と比べるとしっとりすると思う。

この下地に変えてから、お手洗いに行くたびに鮮烈に「今日めっちゃ肌作り上手くいってる！！」って感じてました。そのくらい、この下地の作るツヤ感は個人的に完璧だった。もともと肌綺麗な人の持つツヤ感、私の肌で再現するにはこのラメが必要だったんだ！9月に買ってほぼもう毎日使ってて、いま2本目です。真夏に使った経験はないので、夏場だけはどうかなと思ってはいる。
この秋もすごく暑かったから、日中一度も皮脂を抑えないとちょっとテカリが気になったけど、多分それはどのベースメイクも同じなのではないかな、さすがに。私はお昼に一回皮脂をペーパーで押さえて、パウダーを薄く重ねていました。
ツヤツヤ系下地なので好みは分かれると思うけど、2000円未満のプチプラなので、ツヤ系得意なら絶対絶対試してみてほしい！私はしばらくはこれをずっと使い続けると思います。ベースメイクアイテムも進歩がすごいですから、来季にはまた神アイテムが出てるかもしれないけどね……。いまのところ、私史上もっとも好きな化粧下地です。

以上、キムラの2023ベスコスでした！今年も色々買ったな〜。最近マシュマロで「キムラ買いしました」っていっていただけることが増えて嬉しい限りです。人に買わせたくてTwitterやってるみたいなとこあるからね。私のおすすめをみて誰かがそれを買う、これってかなり気持ちいいです。SNS最高！
もし気になる商品があったら、ぜひ試して「キムラ買い」してくださいね〜〜ではまた。