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癒し系占い師歴25年、せいらです。

「子供部屋おばさん」または「子供部屋おじさん」。
最近この言葉を知りました。

皆さん、ご存じでしたか?

子供部屋おばさん/おじさんとは?

実家の子供部屋から出る事なく、家賃も食費も払わず
推しなどの趣味に全収入を費やしている人のこと。
だそうです。

最初の就活で失敗したり、人間関係が苦手だったりして
そのまま実家にこもってしまうケースも多いとか。

ひとり暮らししていても、実家の隣だったり
経済的な援助を受け続けていたりして
いつまでも子供気分だと、「子供おばさん」や
「子供おじさん」と呼ばれてしまうようです。

少子化もあり、ひとりっ子のご家庭も多いですから
いつまでも可愛がってしまう気持ちも分かります。

でも、世話にも限度がありますし、年金生活になれば
少しは家にお金を入れて欲しいですよね。

潜在的な子供部屋おばさん/おじさんは多そうです。

いつも家族の援助があり、食品の価格や光熱費
税金などの基本的な知識がない人は、
「子供おばさん」や「子供おじさん」の恐れが
あるかも知れません。

子供部屋おばさん/おじさんの婚活

結婚相談所ご担当者様とのお打合せで
「子供おばさん/おじさん」の入会が増えていること、
親御様が心配して代わりにお申込みされるケースが
増えていることを伺いました。

実家で料理も洗濯もお母さまにやってもらいながら
好きなように収入を使っているため、何の苦労もなく
30代40代になってしまい

周りの友人や同僚が結婚したり、子供ができたりして
人生のステージを進んでいくのを見て、急に寂しくなって
結婚相談所の戸をたたくのでしょう。

親御様も定年を迎え、年金生活に入ったのに
甘えたままで30代を超えてしまった子供を見て
危機感を覚えることが多いようです。

子ども部屋おばさん/おじさん自身は不自由していないので
「まぁ良い人がいれば結婚してもいいかな」位の
上からの心持で入会するのですが

申し込んでも断られ、デートすら成立しないために
どんどん落ち込んで、更にひきこもってしまう訳です。

親御様に身の回りの世話をしてもらう生活に慣れているため、
その心地よさを当たり前に結婚相手にも望んでしまうのですが
それがどれだけ難しい希望か分からないのです。

家族間なら無条件の愛がありますが、結婚相手は他人です。

お互いが妥協と努力を繰り返しながら、
少しずつ新しい家族を作っていく他人です。

30代以上のパートナーを子供のように甘やかし
全て世話してくれる他人を見つけたい・・・
そう考えたら、その要望の難しさが伝わるでしょうか。

結婚してもしなくても、自分の現状を客観的に理解して
“市場での価値”を知ることは大切かなと思います。


子供部屋おばさん/おじさんから抜け出すために

自分の現状を理解して、どれだけ恵まれているか気付くこと。

ひとり暮らしなどをして、自分の生活にかかる家事や
経費を理解すること。

大人として、社会の一員として、自分の足で立ち
生活してみるところから始めてみましょう。

経済的にひとり暮らしが難しい場合は、自分で家事や
買い物をして、かかる経費を理解していきましょう。

自分が歳を重ねるということは、親御様も歳を重ねるということ。

年金を削るような生活をさせないため、少しずつ家事を分担し、
経費を分担し、将来の介護などに備えておきたいところです。

ひとり寂しい老後にならないように、今のうちに精神的に成長して
自信を付けておきましょう。

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