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スペイン巡礼2018回想記(20)ブルゴス休憩日

 2018年5月25日。本日、ブルゴスにて休憩日。

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 ブルゴス大学近くのオテル・プエルタ・ロメロスは朝食つき。
 大好きなパン・コン・トマテ(写真左、パンにトマトとニンニクを塗りつけたもの)が出た。

 実は手づくりのパン・コン・トマテは初体験。もともとは、本かテレビの知識でパン・コン・トマテを知った。
 いつもスペインに来ると、ホテルの朝食ビュッフェでパン・コン・トマテ用のトマトペーストとオリーブオイルが設置されているので、それを適宜自分で塗っている。
 自宅でやるときは、トーストに適当にトマトを切ってのせて、オリーブオイルと塩胡椒をかけて食べていた。これも十分においしい。

 初めての、誰かが手ずからつくってくれたパン・コン・トマテ。
 これがべらぼうに美味! もともと好きだったけど、こんなにうまいものだったとは。
 リアルタイム更新していたインスタには、トマトの香りがしてうまいと書いてある。ああ、思いだしたらまたオテル・プエルタ・ロメロスのパン・コン・トマテが食べたくなってきた……。

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 朝食後はブルゴス観光に出発。ちなみにホテルのスタッフさんから、掃除するので外出するようにと厳命された。いや行くけどさ。

 天気は下り坂で、本命の回廊にたどりつくころにはそこそこの雨足に。
 ウェルガス修道院は写真不可のガイドツアー(たぶんスペイン語のみ。全然わからん)。しかしなぜか、本命である回廊部分のみ撮影OKだった。これは予想外でうれしすぎた(他のツアー参加者に英語で聞いた)。

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 ブルゴス観光の一般的目玉、ブルゴス大聖堂も。

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 大きな街の聖堂は、とにかくスケールが大きくて、私は毎回手も足も出ない気分にさせられる。スペイン巡礼の旅では、ど立派な聖堂にはこと欠かない。

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 私は自分ひとり回廊に浸れるような空間があるところが好きだ。それはたいてい、大きな街の大聖堂ではない。
 とはいえ、ブルゴス大聖堂は見ごたえ抜群だった。

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 ブルゴスの昼食は和食。和食ったら和食。
 昨日、水出し緑茶を飲んだせいで、私の和食に対する狂おしい気持ちは飽和点に達していた。ブルゴス大聖堂近くにある和食店は、その名もSIBUYA。やはり若干のパチもん感があるが、それは海外なので仕方ない。米と味噌汁が出るだけで癒されるというものだ。
 ちなみに翌年ハワイに行く機会があり、今はスペインの和食はかなりレベルが高いと思っている。

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 このSIBUYAは巡礼路上に他にも支店があり、ブルゴス以後もお世話になった。

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 昼食後はまたブルゴス市街地を散歩。

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(たまたま発見した、スペイン巡礼映画「星の旅人たち」の撮影地)

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(ブルゴス大学)

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 宿への帰り道、ガソリンスタンドで夜に食べる軽食を調達。
 スペインの売店の類いは開店時間に癖があるので、個人的にはガソリンスタンドがいちばん安定して食料を調達できる場所だと思っている。

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 夕食のメインは、前夜に引き続き水でつくるチキンラーメン。日本の食べ物に対する狂おしさは、帰国するまで続いた。

(スペイン巡礼2018回想記(21)に続きます)

(リアルタイムで更新していたインスタ)




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