ある日、「犬と違ってどうして猫の前足はあんなに自由に動くのだろう」と思いました。

それを常連の動物病院に勤めている方に何気なく話したら、

後日、犬・猫の解剖学の本を貸していただいて自分なりに考えてみました。

それは・・・

前足の「とう骨」と「尺骨」にすき間があるかどうか。

に至りました。

画像がうまくみつからなかったのですが、犬と猫のそれぞれのすき間をみたとき、猫のほうが「すき間」が広かったんです。

もちろん犬はその代わりに力強く走ることができますが。

人間も肘から手首の間に「とう骨」と「尺骨」があり、同じようにすき間があることで「手のひらを返す」という動きができます。

猫のあの愛くるしい前足の動きは、そんな理由で可能なのかなぁと考えています。