『ヨット部新歓大作戦』

『モーレツ宇宙海賊』
ドラマ「ヨット部新歓大作戦」(決定稿)
(15/03/16)脚本・佐藤竜雄

登場人物

★三年生
加藤茉莉香
原田真希(ハラマキ)
サーシャ・ステイプル
リリィ・ベル
ウルスラ・アブラモフ

チアキ・クリハラ

★二年生
アイ・ホシミヤ
ヤヨイ・ヨシトミ
ナタリア・グレンノース

☆中等部
グリューエル・セレニティ
グリュンヒルデ・セレニティ


○オープニング
白凰ヨット部の歌流れる中、ヨット部員全員でタイトルコール。

ヨット部「モーレツ宇宙海賊、特別編!」
茉莉香「ヨット部新歓大作戦!」

○ヨット部部室
茉莉香「さあ、入学式も部活説明会も終わった!あとは新人勧誘に励むのみ!──なんだけど、ゴメンねぇ」
ウルスラ「いいっていいって」
ハラマキ「新学期早々仕事があるなんて好景気じゃない」
サーシャ「後は任せて」
茉莉香「うん…じゃあアイちゃん、頼むわね」
アイ「は、はいっ!」
グリューエル「アイさんは副部長ですから私達を導いて下さいね」
アイ「導くなんて、そんな!」
ハラマキ「ほら、星や風を読むようにやればいいのよ」
アイ「そんな無茶な!人は星じゃないですよ!」
ウルスラ「空気を読め、そういうことだよ」
アイ「ええっ、そんな!私、世渡りなんて!」
茉莉香「こらこら、先輩なんだから意地悪言わないの。三年生は二年生を盛り立てて。二年生も来年最上級生なんだからしっかりね」
部員達「はーい」
グリューエル「お任せ下さい」
グリュンヒルデ「立派に新歓活動を成し遂げてみせますわ」
茉莉香「はは…まあ、あまり気張らないで。いつものヨット部の楽しいところ、面白いところをさりげなくさらっと。アピールよろしく」
サーシャ「昼間の部活説明会で茉莉香が喋ったような感じよね」
茉莉香「うん。サーシャ、頼りにしてる」
リリィ「私達も頼りにしてよ!」
ハラマキ「そうだよそうだよ〜」
ウルスラ「ソースだよ」
茉莉香「ははは、勿論頼りにしてるよ。じゃあね、行ってきます」
部員達「行ってらっしゃーい」
茉莉香「ういーん。扉が開いて廊下をすたすた…ういーん…閉まる扉」

しばしの間。

ヤヨイ「部長、行っちゃったね」
ナタリア「うん。行っちゃった」
ハラマキ「ね」
リリィ「うん」
アイ「え?」

一同、アイをじっと見つめる。

部員達「じーっ」
アイ「な、何ですかみなさん!何でそんなにじろじろ見るんです?」
ハラマキ「そりゃ注目するでしょ」
リリィ「さあ、副部長!」
グリューエル「我々にご指示を」
アイ「ええっ!指示と言われても──」
ウルスラ「『おら、新入生かっさらってこい』とか『悪い子はいねーがー』とか何でもいいから、気合いだよ気合い!」
アイ「(混乱)わ、悪い子ですか?!」
サーシャ「こらこら。みんな、やる事はわかってるでしょ。新歓スペースの設営とチラシの準備。それから──」
ハラマキ「オデットくん!」
リリィ「ウルスラ、今年も来たよ。あんたの輝く時が」
ウルスラ「(一転シリアス)いや、それについてはみんなに話があるんだ」
リリィ、ハラマキ「え?」
サーシャ「どうしたの、あらたまって?」
ウルスラ「私、オデットくんを引退しようと思うんだ」
部員達「ええーーっ!?」
ハラマキ「何で?どうして?」
リリィ「輝きは?!あんたオデットくんに盗聴器が仕掛けられた時言ってたじゃない、もう二度と悪者の片棒を担がせないって!一心同体だって!」
ウルスラ「確かに言ったよ。でも、ここ最近みんなと新歓の話し合いをしていて思ったんだ。オデットくんはヨット部のもので、私のものじゃない」
ハラマキ「ウルスラ…」
ウルスラ「いい機会だからね、オデットくんを二年の誰かに譲ろうかなってね。何だかんだでアイちゃんを中心にこれからのヨット部はまとまっていかなきゃいけない」
アイ「そんな、私は副部長ですよ」
サーシャ「そうね。いい機会かもしれない」
アイ「え?サーシャさんまで!」
サーシャ「確かにアイはちょっと今は頼りないかもね。でも、去年の私達も似たようなものだった。何とかなってたのは茉莉香がいたから」
ヤヨイ「(素っ頓狂に)さ、サーシャさんは副部長として立派でした!」
ナタリア「尊敬してます!」
サーシャ「(苦笑)ありがとう、ヤヨイ、ナタリア。でも、何というのかな。私達三年生は茉莉香といるのが楽しくてヨット部にいただけだったような気がするの。それはこれからの一年もそうでしょうね。でも、あなた達は違う」
アイ「え?」
ヤヨイ「違い…ませんよ?」
サーシャ「ううん。茉莉香の部活説明会でのスピーチ、覚えてるでしょ」
アイ「え?はい──」

   ×   ×   ×

回想・茉莉香のスピーチ

茉莉香「ヨット部はオデット二世という練習船を持っています。大型の太陽帆船で練習航海が主な活動でした。でも、去年からディンギークラスのヨットの個人戦にも積極的に参加して上位入賞も果たしています。今年は団体戦にも参加しますので新入生にとってもチャンスです!一緒に宇宙を身近に感じませんか?楽しくも頼もしい先輩達が待ってます!」

   ×   ×   ×

サーシャ「あなた達はヨットが好き。ヨット部だからね、当たり前かもしれない。でも私達はディンギーは苦手。シミュレーションが精いっぱい。それは去年、ケイン先生の猛特訓で思い知らされたわ」
ハラマキ「(歌舞伎調で)ヨットに乗れないヨット部か〜」
リリィ「(シェークスピア風に)なんと悲しき──」
アイ「でも、オデット二世、あんなに大きな船をみんなで動かしたじゃないですか!」
ヤヨイ「弁天丸だって!」
ナタリア「全てヨット部の活動ですよ!」
サーシャ「まあ、ちょっと言い過ぎちゃったかな。だからね、これから入部する子達はアイみたいに明確な目的を持って入ってくるんじゃないかなあっていう事。私達はあなた達二年生、それにグリューエルやヒルデ達がやりやすいようにバックアップしたいのよ」
アイ「サーシャさん──」

しんとする部室内。

ナタリア「あれ?」
ハラマキ「ん?どした?」
ナタリア「部の方針はわかりました。でも、それとオデットくんはどう関係あるんですか?」
ウルスラ「たわけ者バチコーーン!」
ナタリア「うわっ、擬音だけのへっぽこパンチ!何をするんですかウルスラ先輩!」
ウルスラ「オデットくんはヨット部の心だよ、拠り所だよ!オデット二世は中継ステーションにあるけれど、オデットくんのおかげで私達はオデット二世をいつでも近くに感じられる!」
ナタリア「(キョトンと)そうなん…ですか?」
ウルスラ「(吐き捨てるように)それが答えだよ…みんなにオデット二世を感じてもらえなかった。ただの愉快なゆるキャラ扱いだったというのが私の引退理由だよ」
サーシャ「(苦笑)そこまで言ってないと思うけど…」
ウルスラ「(構わず)私は、私に出来なかったオデットくんを下級生のみんなにやって欲しいんだよっ!」
ナタリア「ウルスラ先輩…」

一瞬しんとなる部室内。ぽつりとグリュンヒルデがつぶやく。

グリュンヒルデ「ニューオデットくん、ですわね──」
ヤヨイ「私達下級生が作り出す…」
ナタリア「うん、何か燃えてきた」
グリューエル「伝統の継承と新たな時代をニューオデットくんに託すわけですわね」
ナタリア、ヤヨイ、ヒルデ「(頷く)……」
アイ「ちょ、どうしたのみんな、そんなに怖い顔して!」
ナタリア「決意の表情だよ」
アイ「決意──」

チアキ「ういーん!扉が開いて仁王立ちの私。話は聞かせてもらったわ!」
ハラマキ、リリィ「チアキちゃん!」
チアキ「ちゃんじゃない。ういーん!閉まる扉」
アイ「チアキ先輩、どうしたんですか?」
ナタリア「また転入ですか?」
チアキ「違うわよ。茉莉香に言われてた件。私んところの高校のヨット部との合同合宿、今度の連休にやる予定でしょ。あっちの部員があんた達にビビってるから私が代わりに来たのよ、モロモロの詰めで」
リリィ「ビビるだなんて──」
ハラマキ「照れるねえ」
チアキ「そっちかいっ!」
アイ「あの…クリハラ先輩、詰めの件ですが、わざわざいらっしゃらなくても…通信とかで──」
チアキ「ぎくっ」
ハラマキ「ははーん、チアキちゃんあたしらが恋しくて会いに来たって訳か。春休みに会ったばかりなのに、さみしがりやさん!」
チアキ「ち、違うわよ!」
サーシャ「私達じゃなくて、茉莉香よね」
チアキ「ちょっと!サーシャまで何言ってるのよ!」
リリィ「残念ながら茉莉香はいません〜」
チアキ「え、何で?」
サーシャ「ご指名で急な仕事が入っちゃってね。新しい航路に就航する、ジェニー先輩の船で海賊営業」
チアキ「はあー……」

心底ガックリのチアキ。

ナタリア「あ、すごい落胆してる」
チアキ「ま、それはそれとして」
ナタリア「立ち直り早っ!」
チアキ「もう一回やり直し。話は全て聞かせてもらったわ!防音の扉さえも無力となる、海賊秘密の方法で!」
ハラマキ「え、その手に持ってる紙コップ…耳に当てたとか?」
リリィ「ミウラ折りで携帯性抜群」
チアキ「(うっとなりつつも)そんな事はどうでもいいのよ、くしゃくしゃポイッ!要するに二年生達の中からオデットくんの中の人を選抜するということなのよね?!」
リリィ「何だかわからないけどそういう事になっちゃったのよー」
ハラマキ「ウルスラがさぁ〜」
ウルスラ「(切なく)…仕方ないじゃない!」
チアキ「──辛い決断よね。芸の継承は花道からの身を引くと言うこと。芸事は己のみのものにあらず!見果てぬ理想のためには後進に託す!そんな瞬間が誰にでも現れる──」
ウルスラ「(辛い)……」
チアキ「ポンと手を打ち──ようがす!わてがあんさんの夢、叶える手助けを致しまひょ!」
ウルスラ「チアキちゃん!?」
ナタリア「がす?」
ヤヨイ「(不安げに)まひょ?」
グリューエル「(緊迫)何だかインチキくさい言い回しですがすごい迫力ですわ」
グリュンヒルデ「(迫力に押されながら)誤ったコテコテですわね」

ファンファーレ鳴り響くなか、司会者よろしくチアキ、マイク音声で。

チアキ(マイク)「さあてやって参りました。第一回白凰杯『オデットくんは君だ!』」
アイ「チアキさん?!」
チアキ「ウルスラ・アブラモフからの魂の継承!果たして新たなオデットくんは、アイ・ホシミヤか?ヤヨイ・ヨシトミか?ナタリア・グレンノースか?果てまたはグリューエル・セレニティか?グリュンヒルデ・セレニティか?」
リリィ「え?グリューエル達もやるの?」
グリューエル「面白いですわ。この勝負、受けて立ちましょう」
グリューエル「負けませんわ、お姉さま」
ハラマキ「あらー、やる気満々だねえ、あの姉妹」
サーシャ「(苦笑)はは…」
ナタリア「君だ、ってのはいいんですけど、着ぐるみってどうやればいいのかわからないですよ」
ウルスラ「馬鹿もん!ドンガラガッシャンバキィーーッ!…デコピン」
(ピン!)
ナタリア「うわ痛っ!こいつはちょっと効きましたよ。何するんですか、ウルスラ先輩?!」
ウルスラ「オデットくんは着ぐるみと呼ぶな!オデットくんはオデットくんだよっ!」
ヤヨイ「あの…」
チアキ(マイク)「なあに?」
ヤヨイ「オデットさん、私には小さいみたいです」
チアキ(マイク)「何と?!」
ウルスラ「さんづけも禁止!」
グリューエル「私達には大きいようですね」
グリュンヒルデ「ぶかぶかですわ」
アイ「えっと、私は…」
ナタリア「ああ、私とアイちゃんは何とか着れそうだね」
チアキ(マイク)「さあ、意外な展開で早くも決勝戦だ!勝者はアイ・ホシミヤか?それともナタリア・グレンノースか?」
アイ「ま、待って下さい!そんな着れる着れないだけでそこまで決めちゃっていいんですか?」
リリィ「そういや、一度もみんなのパフォーマンスを見てないね」
サーシャ「着られるかどうかだけで決勝戦というのも味気ないんじゃない?」
ハラマキ「でもオデットくんのサイズに合わないんじゃあねえ」
アイ「い、一年あります!」
部員達「?」
アイ「三年生の皆さんが卒業するまでに、まだ一年あります!だから、今決めなくてもいいじゃないですか!一年かけてニューオデットくんをみんなで作っていきましょう!サイズは直せばいいんです。新しいオデットくんはヤヨイちゃんみたいにおっきなオデットくんでもいいんだし、グリュンヒルデさんみたいに小さなオデットくんでもいいんです!」
部員達「……」

沈黙をあえて破るようにヒルデ。

グリュンヒルデ「(不敵に)失礼ですわね。私はこの一年で身も心も成長いたしますわ。そう、そのオデットくんを着こなすくらいに」
グリューエル「まあ」
ヤヨイ「私も私なりにやってみます…」
ナタリア「私も!」
アイ「だからウルスラ先輩!今年も私達に見せて下さい、ウルスラ先輩のオデットくんを!それを目標に私達も頑張ります!引退するなんて言わないで下さい!」
ウルスラ「アイちゃん…」
チアキ「──そうね。よくぞ言ったわ、アイ・ホシミヤ!」
ハラマキ「チアキちゃん?」
チアキ「みんな、まだ一年あるのよ。三年生、何引退した気になってるの?そんなんじゃ気合い入れて新歓出来ないんじゃないの?」
アイ「せ、説明会の時の茉莉香先輩の言葉を思い出して下さい!」
リリィ「え、今年は競技をもっとやりますって言ってた、あれ?」
アイ「最後の言葉ですよ!」

   ×   ×   ×

回想・茉莉香のスピーチ

茉莉香「一緒に宇宙を身近に感じませんか?楽しくも頼もしい先輩達が待ってます!」

   ×   ×   ×

ハラマキ「あれってシメの言葉でしょ?」
アイ「いいえ。さっき出掛ける時にも言ってたじゃないですか、茉莉香先輩!」
リリィ「──行ってきます?」
アイ「その前ですよ!」

   ×   ×   ×

回想・出掛け間際の茉莉香

茉莉香「──まあ、あまり気張らないで。いつものヨット部の楽しいところ、面白いところをさりげなくさらっと。アピールよろ(しく)」

思い切り茉莉香の台詞を食ってアイ。

アイ「ここですっ、ここっ!」

何故か茉莉香、繰り返す。

茉莉香「いつものヨット部の楽しいところ、面白いところをさりげなくさらっと」
ヤヨイ「いつものヨット部の──」
ナタリア「面白いところ!」
グリューエル「楽しいところ」
グリュンヒルデ「さりげなくさらっと」
茉莉香「アピールよろしく!」
リリィ「あれ?」
ハラマキ「どした?」
リリィ「今、茉莉香の声が聞こえたような気がした」
茉莉香「よろしく!」
ハラマキ「あ、ホントだ」
茉莉香「よろしく、よろしくぅー、アピールよろしくぅー(以下繰り返し)」

回想?の茉莉香の声に励まされるようにアイ、勇気をふるって。

アイ「確かに私はディンギーの試合にもっともっと出たい!ソラを飛びたいです!でも、そう思わせてくれたのはヨット部に先輩方がいたからです!そしてヤヨイちゃんやナタリアさん、ヒルデさん達に出会いました。私はこんなヨット部が大好きです!」
サーシャ「私達三年生はいつも通りでいい、そう言いたいのね」
ウルスラ「でも、いいの?足引っ張っちゃうよ?」
ヤヨイ「ヨット部は別に競技のためだけのクラブではないと思うんです」
グリューエル「茉莉香さんが言っていたよう
に、ここは宇宙を身近に感じられるとても素敵なクラブです」
グリュンヒルデ「レースでも冒険でも、何でも来いですわ」
アイ「そんなクラブだからこそ、入って欲しい。興味のある人に来て欲しい!それが一番ですっ!」
部員達「おおーーっ!」
チアキ「うまくまとめたわね、副部長さん」
アイ「え、いや、そんな…」
サーシャ「まとめついでに指示をお願い」
アイ「は、はい!それではみなさん、持ち場について下さい!新歓開始です!」
部員達「おーーっ!」
リリィ「さぁ、ウルスラ行くよ!ういーん」
ウルスラ「おう!おいらのオデットくん、とくと見やがれ!」
ナタリア「勉強させてもらいます!」
グリュンヒルデ「負けませんわ」
ヤヨイ「がんばりましょう!」
サーシャ「みんな、忘れものなぁい?」
ハラマキ「あー、次々とみんなが部室から飛び出していくー。ちょっと待ってよー!……ういーん。残されたのはチアキちゃんとアイちゃん、グリューエル。去って行く足音たったったっ…」
後に残されたアイ達。
チアキ「フム…さてと、こんな感じで良かったかしら?」
アイ「え、ひょっとしてチアキさん──」
グリューエル「茉莉香さんに頼まれたのですね?」
チアキ「──好きなように解釈してもらっていいわ。でも合同合宿の件は本当よ。茉莉香の代わりに副部長のあなたと話をしてくれって」
アイ「あ、やっぱり茉莉香さんと!」
グリューエル「今年度もよろしくお願いいたしますわ、チアキさん」
チアキ「フッ」
アイ「ああ、ヨット部は一体、どんな一年になるのかなあ…」
チアキ「あの子が部長なんだから予想もつかないわね」
グリューエル「そこが良いのですよ、茉莉香さんもヨット部も──」

   ×   ×   ×

エンディング(未来航路)が流れるなか、茉莉香、座長よろしく。

茉莉香「さてさて、白凰女学院ヨット部の新人勧誘がいかなる結果になったのかは、また別の機会に。まだまだヨット部の時間も続きます。それでは皆さん」
部員達「また会いましょう!」

(おわり)

TVシリーズ「モーレツ宇宙海賊」Blu-ray BOX【LIMITED EDITION】(品番:KIXA-90542)に収録
(c)2011 笹本祐一/朝日新聞出版・モーレツ宇宙海賊製作委員会

読んで下さってありがとうございます。現在オリジナル新作の脚本をちょうど書いている最中なのでまた何か記事をアップするかもしれません。よろしく!(サポートも)