せいすけ

教育、デザイン、エンタメ、対話、ファシリテーションなどを、つらつらと。

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「一年振り返りシート」について

こんにちは、せいすけです。 僕は日ごろ、自己理解/リフレクションを軸としたワークショップを開発しているのですが、いよいよ年末ということで、一年の振り返り会を友人たちと開催しました。 その際に作成した、「令和元年振り返りシート」についての解説を綴りたいと思います。 概要この振り返りシートは、大きく分けて5つのパートに分かれています。 ①棚卸し ②ワーク1ー意味づけ ③ワーク2ー分析 ④ワーク3-物語化 ⑤まとめ です。 それぞれ解説します。 ①棚卸しここでは、一年に起

    • 「〜のせい」と「〜のおかげ」は同じ意味

      プロ奢られヤーという方のツイッターの相互ラジオ配信で、「お前の苦悩を語れ 第28回」という回が行われていた。(下のこれ) そこで、現在俳優を目指してる人が抱える苦悩の話があった。ざっくりまとめると、 という語りの内容で、主旨は、、親父のせいで、自分の人生は曲げられた。狂わされた。という話だった。 そこで、プロ奢が言ったのは、 なるほど、ビビびっときた。 「〜のせい」と「〜のおかげ」は同じ意味 確かに、これは英語に直すと、「Because of ~」で、意味は、原因

      • 情熱とは何か。-passionの語源から-

        ▼情熱の日本語の意味 "激しく"燃え立つ。普通じゃない熱い思い、という意味で、北村透谷によるpassionの和訳とも言われているそう。 燃え上がるような激しい感情と聞くと、情熱的な恋とかスポーツとかの好き好き!というポジティブなものを思い浮かべるけれども、どうやら、この言葉の元々のpassionという語源は、もうちょいシビアっぽい。 ▼英語の語源は、「苦しむ、耐え抜く」 ということで、passionの元々のラテン語の意味は、「苦しく耐えなければならないこと。受苦。」と

        • 年の瀬だなぁ for passing 2021

          最高の、何も不満なぞなき、完璧な一年だった。 何も不足していない。 紅白で藤井風さんもみれたし。MISIAとのコラボもみれたし。 来年もいきましょう。ただただ。

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          人はどんな人と一緒にいたいか

          人がその人と一緒にいたいと思えるのは、その人といる自分がいいな・好きだなと(無意識に)感じられている人。 なのではないかな、という仮説を持っている。 罪悪感を感じたり、その人といることで自分へのネガティブな感覚が発生続けると、心は摩耗していつの間にか距離を置きたくなっている。 もちろんこれは自分の経験に基づいているのだけど、こういう感じの人、いないかな。 これ、恋愛もそうだと思う。 相手といて罪悪感が増えると、居づらくなる。この罰の悪さが関係に生じると、潮時なのかな

          人はどんな人と一緒にいたいか

          子育ての三大不安

          僕が教育事業に関わっているモチベーションの6割くらいが、「お母さん方のストレスリリーフをしたい」から。 そんなわけで、タンキュー株式会社で、小学生のお母さん方と触れることが多いので、お母さん方の悩みを聞くことが多い。 親とは、子どもの心配をするものだと思う。自分自身、23年間、ひたすら親に心配をかけてきたし、心配だと今でも言われ続けている。 お母さんの不安の正体は一体なんなのだろう、という問いが常にあったが、少しずつわかってきた。 不安の正体その正体は、 「この子は

          子育ての三大不安

          統計を使ったミニゲーム「標本調査でブラフ」

          統計の教材を作る中で、入れ込めないけど面白そうなゲームを思いついてしまったので、勿体無いのでここに書いておこうと思います。 ゲームの基本ルールはブラフやコヨーテと似ています。 ゲームの目的<設定> 舞台は、工場。過去に不良品が多く、クレームがきたことがあったため、今回標本調査をして不良品の割合を推定したい。 <目的> 標本調査をして、より的確に母集団の特徴を推測し、最優良検品者になることを目指す。(世界観は要検討) ゲームの準備①まず、今回の母集団を、全体データから選

          統計を使ったミニゲーム「標本調査でブラフ」

          統計のゲームボツ案

          テーマ仲間内で、統計調査を行うギャンブルゲーム。 準備人数:3〜7人 グラフと回答駒 ルール・案1:自分がどの位置になるかに賭ける(自分がどの数値になるかを、指標の上に賭ける) ・案2:統計指標がなんの数字になるか賭けるか(こっちは、その数値がベット数になる:3になると思ったら、3枚ベットする。ドラで当たったら支払われる。) 手順(1の方で)お題(統計指標:そのターンのドラ牌)をめくる。 質問を開く。 回答する。 自分の回答がどの指標かをベットする。(数直線上で

          統計のゲームボツ案

          冷えた期間のあと、チームの関係回復のためにすべきこと

          縁の下のマガジンの最初がこのノートでいいのかはわからない。しかし、縁の下プロジェクトとして、今日とても大切なプロセスを経験したので、それを記しておくことにするのである。 このノートでは、「冷えた期間の後、チームの関係を回復するためにすべきこと」というテーマで書くこととする。 0.縁の下プロジェクト解散の危機縁の下プロジェクトは、今日解散の危機に陥った。それは、メンバー全体のモチベーションが下がっていたことに起因していた。 縁の下プロジェクトは、メンバー三人の内二人が卒論

          冷えた期間のあと、チームの関係回復のためにすべきこと

          山登り?川下り?いやいや山菜取り

          生き方にはいろいろある。 頂上目指す山登りよりも、山を探検する方が好きで、なんならそこにある山菜とか発見してる時が1番楽しい。ぼくは。 あなたはどんな生き方?

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          好きである、という表現

          好きな時に好きなものに好きな言葉で、好きって伝えられるって気持ちいい。 しかも無限のループが始まる。言われた方はうれしくて自分もプレゼントを渡すというループ。 だから、言葉は、つくづくプレゼントなんだなぁと思う。 どんな言葉もそれを相手に渡すからには、よろこんでもらいたい。 もらったら返したくなる。 あなたがプレゼントをあげるなら、どんなものを渡すか。それを想像しながら人と話すだけで、言葉選びが変わって、世界が一つ優しくなるんだろうなぁ。 =============

          好きである、という表現

          "白米のような人"になりたいのだ

          こんなうれしいことありますか? あの、出張料理人として料理で多くを笑顔にしてきたソウダルアさんに、「食べるときの顔が素敵」なんて言われたら泣いちゃうでしょ。 ちなみに僕は見た目の通り、食べるのが大好きです笑 でもまさか食べる姿で人を幸せにできるとは、、、思ってもみなかった。 そして、なんと光栄にもルアさんに、「食レポ芸人候補生枠」を頂いたのであった。素直に嬉しい! ということで食レポスキルを磨きたい!ご飯、おいしそうに食べるので誘ってください!笑 ◆ご飯=体ご飯って、

          "白米のような人"になりたいのだ

          余白をつぶすこと

          noteを書く日がある。ちょうど今日みたいに。一方で書かない日がある。今日以外みたいに。 この差はなんだろうか。 一日が早く過ぎてしまう日には、何かを書こうとは思えない。 ゆったり過ぎていく日には、頭にあるものを出しておこうかな、という気持ちになる。 つまるところ、その日に余裕があるかないか、という話なのだろう。 どちらがいいというのは人それぞれなのだが、こうして何かを考えたり、だしたりするのは、自分を大事にできている感じがして心地がいい。 そういう意味では、ゆった

          余白をつぶすこと

          浮かび上がってくる、香り

          やはりビジネスシーンだと、自分の強みを伝える必要のあるシーンが多いなと感じる。そんなこんなで、有難いことに最近人から、僕のいいところを伝えてもらうことが多くなった。 よく言ってもらうことに 「人の話を聞く」 「温かい場づくり」 がある。ありがたい。 たしかにこの二点は、僕が無意識に意識していることだった。興味を持って相手に寄り添う。そして一人ひとりがいる意味を感じられる場づくり。嬉しいね。 こうして人からもらういいところ以外にも、僕はいいところがあるように思えてきた

          浮かび上がってくる、香り

          「未知との遭遇」が持つ可能性

          今の時代、未知との遭遇という事象がだんだん少なくなってきているように思う。それは、外側から情報が与えられる形だったのが、スマホやインターネット、youtube、instagramを通して情報を摂取する機会が多くなって、自分に興味がすでにあることに多くの時間を割くようになってきたからかもしれない。 こうした動きは、自分の興味を伸ばす一方、より分断を加速させているのかもしれない。それは、自分に興味があることを調べられるようになった、ということは、逆に興味がない情報が入ってきづら

          「未知との遭遇」が持つ可能性

          受け取ってもらえない、という痛み

          僕は、興味が広い。そしてどちらかというと器用だ。つまり、なんでも平均以上にできる。そんな僕はこの特徴故に苦しんできた。 器用貧乏という言葉にもある通り、この「なんでもできる」はあまりいい捉えられ方はされない(もちろん自分でもしていない)。人は「なんでもできるってかっこいいじゃん」とか、「いろんな人を繋ぐよね」という。それはわかっている。でもこうして生きている自分としては、「いや、そうはいっても」とも思う。 自分がこうしたマルチポテンシャライト(いろいろできる人)だからこそ

          受け取ってもらえない、という痛み