毎日読書など日記・2679日目

2023年1月9日月曜日・晴れのち曇り・微風・寒

朝TV「きょうのわんこ」「舞いあがれ!」見る。『蹲る骨』(イアン・ランキン)読まず。

『疾れ、新蔵』(志水辰夫、徳間時代小説文庫2019年)、続きを読む。280ページまで。幼子を連れての逃亡もの、と一言で言いつけせるような単純な筋立てではなかったことに驚きつつ読んでいる。登場する人物たち全てが何かしら重い運命のようなものを背負っているので読み応えがある。

『陰戦(いんとう)』(上田秀人、角川文庫2022年)、高家表裏譚シリーズの六作目も非常に読みやすい。若き日の吉良上野介と近衛基煕の友情を描いていると思われるが、両者の社会的立場の違いが江戸時代の武士社会をどういうふうに揺るがすのかという一種の実験的作品にもなっているような気がする。とは言っても出てくる人物たちの考え方はみな軽すぎる。だから面白く軽やかに読めるのかもしれない。

録画でアントニオ猪木さんの名勝負の数々を見る。スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ、デイック・マードック、カール・ゴッチ、ルー・テーズ・アブドーラ・ブッチャー、ハルク・ホーガン、UWF、天龍、異種格闘技戦の数々など興味深かった。

今日も卓球はしない日。屋根の雪下ろしをする。

終わり

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