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今日の朝刊(2/8)

社説

生殖医療の倫理的課題

・遺伝子解析技術の生殖医療分野への応用が広がっている。
  例)受精卵の染色体異常の調査、遺伝情報を改変するゲノム編集
・日本産科婦人科学会は、「着床前検査」のルールをまとめた。
 ※着床前検査:受精卵から細胞を取り出して染色体異常を検出する
・ルール
 →医師、カウンセラーの相談体制など学会が定めた要件を満たす医療機関でのみ実施を認めるというもの。今春から適用となる。
・着床前検査の目的
 →遺伝性の病気のリスクを調べる
 →流産を起こしにくい受精卵の選別
・着床前検査の問題
 →特定の病気の人の排除
 →生命の選別
・2018年 中国の研究者 エイズ発症を防ぐ目的でゲノム編集を双子に行い処分を受けた

ひとこと
 僕は、生まれてくる子供にゲノム編集だったり、着床前検査を行うことを「悪」とは思わない。正直に言うと、中国の研究者の処分においても、少し疑問が残っているくらいだ。
 なぜそのように思うのか。上記の着床前検査の問題でも挙げたが、特定の病気の人の排除・生命の選別について、なぜしてはいけないのかという疑問を持つからだ。
 たしかに、生命の選別については、ゲームで言うガチャ、ただの自分のクローンを作ると変わりがない行為だと思うので、行き過ぎた選別はよくないと思うが、特定の病気の人の排除については、あまり理由がよくわからない。
 障害を持った方の介護を行っていた経験もあり、差別的な意識は全く持ってないと断言できるが、大半の方が、もし自分の子供に病気があるのとないのでは、みんな病気なく生まれてきてくれるのが一番ではないのだろうか。
特定の病気がある子、辛い思いをしている子、辛い思いとまではいかないにしろ、生きにくいと思っている子を少しでも減らすことの何がいけないのか、僕には理解できない。
 考えられる理由としては、前からその特定の病気を持っている人の肩身が狭くなる?ということかとも考えたが、それこそ正直自分の周りの友達の考え方を汲み取るだけにはなるが、差別的思想を持っている子なんかまずいないし、普通に接することが一番ということはみんな分かっている、当たり前のことだと思うのだが…。
生命の問題は、自分の少ししかない知識では、理解できるものでもなく、新たな問題など、どんどんあると考えるので、これからも学び続けていき、まだまだ先の未来になるが、自分のもとへ生まれてくる子にどうするかしっかり今から考え続けることで、幸せな選択ができるようにしたい。

 



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