世界一分かりやすいギター耳コピその4:パワーコードを耳コピしてみよう

おはようございます!世界一分かりやすいギターの先生ゆうきです!


こちらの記事はギター耳コピ編その1,2,3の続きになっております。
是非ともその1から見て頂く事を強くお勧めします。

こちらがその1になります。

1:パワーコードとはなにか。

皆さんにはこれまでスケール、キー、ダイアトニックコードの関係性を理解していただけたかと思います。


軽く復習するとキーの中のダイアトニックコード上であればスケールの音は何弾いても問題がない。という事ですね。(細かい部分も勿論あるのですが、それは今後やればいい話です。物事には順序があります。)


まずはご存じの方も多いと思いますがパワーコードについて軽く解説を入れます。


通常コードは3つ以上の音で構成されており、例えばCコードならドミソを同時に鳴らす事でコードサウンドになっているわけです。


にもかかわらず、パワーコードに関しては2つの音しか使用しない簡単なコードになっているのです!(メジャーマイナーの概念が無く、コピーしやすい)


しかも大衆音楽(皆さんが聴く音楽全般になります。)においては相当幅広く使われているおなじみザ・エレキギター!!って感じのクソかっちょい〜〜コードなのです。

例えばこちらはAのパワーコードなのですが、ラとミで構成されています。
少し難しく言うならばルート音と完全5度の音で構成されていますね。


耳コピにおいてはルートを押さえてこの形を作ってて5弦、4弦ルートであればそのままズラせばその音のパワーコードになる。と覚えて頂いて問題ないです。


2:ギター耳コピの大前提


さて、パワーコードの抑え方を理解して頂いた所でなぜパワーコードの説明をしたかについてです。


特にギターはこの傾向が強いのですが、そもそも音源がなにをしているのかを理解していないとコピーするのは不可能です。


たとえばチョーキングをしているのが聞こえてもチョーキングだと思えなければどうやって鳴らしているのか理解できない。


パワーコードもカッティングも全てそうです。特にギターは特殊な楽器ですので奏法の理解は耳コピの大前提になります。


3:5弦、6弦の音を覚えつつパワーコードに慣れる

さて、耳コピをする前にまずはパワーコードでいろんなコードを弾いてみましょう。

5,6弦のCメジャーにおける全ての音になります。(ソフトの都合上文字を入れられなかったのですが、解放弦は5がA、6がEになります。)


全てのルートでパワーコードを弾いて慣れつつ指板を覚えていきましょう!!


4:いざ曲をコピー


さて、パワーコードを覚えた皆さんにはいよいよ曲をコピーして頂きたいと思います。


前回の記事でも取り上げた軽音アニメの金字塔、けいおん!からdont say lazyをコピーしてみましょう!!

僕も最初に耳コピ出来たのはたしかこの曲だったと思います。(超かっこいいですしね!)


実はこの曲の1分頃のBメロが始まる前、つまりAメロまでは全てパワーコードのみで弾けてしまうのです。(もう少しいうとBメロ以外は全てパワーコードなのでBメロ休めば全てパワーコードで弾き通せます。)


※間奏でダイアトニックコード外のパワーコードが出てくるのですが(部分転調)
分かりやすいと思うのでこちらもコピーしてみましょう!


なお、耳コピする際は最低限ヘッドホンで聴ける環境がないと不可能ではないですが大変です。
イヤホンでも構いませんが出来ればヘッドホンを使いましょう。

5:コピーの順序

さて、ここまでギターの習得は順序が大事だと書いてきました。
当然耳コピも順序が大切です。


順序を守らなければ効率が極めて落ちてしまいますので、慣れるまでは必ず順序に従ってやっていきましょう!


1:キーを特定する

2:スケールを書く
※メジャースケールのインターバルは全全半全全全半です。

3:ダイアトニックコードを書く(ここではパワーコードのみの耳コピなので必須ではない)

4:曲を聴いてどういう奏法を用いられているかを聴きとる。(今回ならパワーコード)

5:ギターの音や曲の雰囲気を聞いてパワーコードで繰り返し弾いて合わせていく。

と言う形になります。頑張っていきましょう!!

6:コツ

最後に少しコツがあります。
ギターの音は原曲だと右側中心に鳴っていてやや聞き取りにくいかとおもいます。


その際には曲全体の雰囲気や、ベースが聴こえるならベースは9割がたルート音を鳴らしているのでこれらをコピーするというのも常套手段になります。


この曲の場合コードチェンジの際にシャン!シャン!とオーケストラヒットのような音がなってると思いますが、この音がルート音を弾いているパターンが多いのでこちらを参考にしてもいいと思います。


7:まとめ

勿論知識だけ培っても耳が育ってないためすぐにとはいかないかもしれませんが、継続していれば必ず耳コピはできるようになります。


逆にここですぐに出来ないからと諦めてしまえば今までと変わらず、耳コピというギターを練習する上で効率が極めて高い技能を取りこぼしてしまいます。


当然耳コピの出来ないギタリストのままでは何年経っても上手くなるのは厳しいです。一緒に頑張っていきましょう!!


ご質問などはTwitterのDMや公式ラインで承っておりますのでお気軽にご相談ください。


次回は必須ではありませんが耳コピに使用する機材をご紹介したいと思います!!

よろしくおねがいします!!

公式ラインを始めました!

僕の公式ラインに参加して頂くと自由に質問して頂いて、それに対して僕が直接回答する。

と言うサービスになります。




記事を書いておいてアレですが、ネットで記事を漁るよりも音楽もスポーツと同じで人から直接学ぶのが比較しようがない程圧倒的に効率が良いです。




単純に間違った練習法や間違った知識がネット上には無限に転がってしまっているので、それを修正しないと下手すると一生上達せず努力が無駄になってしまいます。




質問、相談は完全無料で行なっております上、今後準備が出来次第ギターを学ぶ上で必須級の情報も完全無料で配布致しますので是非参加してください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?