必見!ギターアドリブってどうやるの?理屈は?必ずできる様になるアドリブ解説!

おはようございます!
世界一分かりやすいギターの先生、ゆうきです!



本日は少し趣向を変えてギターアドリブについてやっていきたいと思います!


アドリブって最初どうすればいいのかマジで分からないと思います。


少なからず僕は人にマンツーマンで教えてもらうまで教則動画等をみても一切意味が分かりませんでした。


そんな僕が専門に通ってなんだそんなことだったのか!!とほぼ一発で理解できたアドリブのやり方を教えていきます!


その1:そもそもアドリブってどうやるねん

まずは皆さんいろんな教則動画を見て意味がわからんと首を捻られているかと思います。


まずはその思考は一度リセットして頂いた方がいいです。
少なからず私の方法で解説している方はそう多くはありませんでした。


実は基本的にはコードに合わせたスケールをピロピロ弾いてればアドリブとして成立します。勿論このコードにはこの音が合う!合わない!みたいなものも一応はあります。


あることはあるんですがぶっちゃけ対応したスケールをピロピロ弾いているだけで十分成立はするんですね。


は?それじゃいつまで経っても上達しないやん!と思ったそこのあなた!


大丈夫です。歌と同じである以上、好きな曲のギターソロ(アドリブ曲でなくとも構わない)や、曲中のギタープレーをコピーして符割を変えたりして使っていけばいずれセンスが磨かれます。


その2:アドリブは感性で弾いてる。みたいに言う人が多いけどアレなんなん?

この一言が初中級者をアドリブから遠ざける必殺の一言になってる節があると思います。


まあ間違ってはいませんが…感性とはいってもスケールを使って弾いていますし、コードトーンだったりと結局理屈で弾いています。


その中でどの音をチョイスして歌うかを感性で決めている…といえばそうです。


でも結局それも他人のギソロやアドリブからフレーズを引っ張ってきて使用している結局経験則なんですよね。


結局理屈がわかってしまえばあとはひたすら練習すれば勝手にセンスは磨かれます。


才能は開花させるもの、センスは磨くもの。ってやつです。


その3:まずは理屈を必ず理解する。

これが一番大事です。よくアドリブの練習をする前にまずはドの音だけでアドリブをとってみましょう!


みたいな動画、よくありますよね。



勿論否定するつもりはないのですが僕はこの動画を見てそんなんアドリブちゃうやんどうすりゃいいんだよ!!ってなって理解できませんでした。


なぜ理解できないか?
当然でしょう理屈がわからんのだから。


と言う事で後を楽にするためにもまずは皆さんには理屈から覚えていただきたいです。


その4:まずはキーとスケールの関係を理解する

最初にアドリブはコードの上で対応するスケールを弾けば良い。と言いました。


スケールってなんぞや?どう使えばええねん!という方も非常に多いと思います。


先にキーとスケールの関係性だけ説明しますと、CメジャーキーならそのままCメジャースケール。AメジャーキーならまんまAメジャースケールが使えるみたいな感じです。難しくないです。


というかぶっちゃけ意味合いとしてはほぼ同じです。現段階では=と言えます。


さて、皆さんもよく知るドレミファソラシ。これがいわゆるCメジャースケールと呼ばれるものです。


音名は全部で12音あるのですが、そのうちの7つを選抜したものですね。


基本的には曲はこの7音のみで曲が構成されていると言えます。(それ以外の音は全て転調にあたるのでキーが変わっています。)


キーはご存じの方が多いと思いますが、要するにCメジャーキーならドを主音として、Dメジャーならレを主音としてドレミファソラシドを並べたものになります。


DメジャーならCとDでは半音2個(=全音)差があるのでドレミファソラシドをそれぞれ2音上げた(♯をつけた)レミファ♯ソラシド♯になるわけですね。


さて、このメジャースケール。すごい事にCメジャースケールならCメジャーキーに対応したコード群の上で弾く分にはどれを弾いても問題ないのです!



一応ファとシの音は適当に使うと外れた音になりやすいのでそこだけ注意して使ってください。


ぶっちゃけやってれば感覚的に掴めると思うので繰り返すだけです。


その5:メジャースケールに合うコード群ってなんだよ!ダイアトニックコード

はい、少し音楽理論的な分野に入ります。
おっと、ブラウザバックはまだ早い。絶対理解できますさせてみせます。


スケール、もといキーには必ずダイアトニックコードというものが存在します。


これがスケールに合うコード群ってやつです。


これらも基本的にはやはり7種類しかないです。
たとえばCメジャースケールであれば


C Dm Em F G Am Bm♭5(Bdim)


の7つになります。補足しておくとBm♭5とBdimは言い方が違うだけで同じコードです。


せっかくなので試しにみなさんU-fretでジョン・デンバーさんの名曲
Take me home Country roadsのコードをご覧ください


日本でも相当歌われている上、ジブリの耳をすませばで和訳…とはちょっと違うかもしれませんが本名陽子さんが歌われていましたね。


そういえば僕も初めて弾き語りしたのはこの曲だったと思います。


こちらの曲のキーを-9にするとキーCメジャーになります。


コードを見ていただくと(ほぼ)全ての音がダイアトニックコードで構成されているのがわかると思います。


C Dm Em F G Am Bm♭5


一応途中でA♯が出てきていますが、これはいわゆる部分転調になります。
将来的には転調にも対応したいですが、現段階では必要ないです。


今回理屈から覚えてもらっているように物事には順序があります。


その6:メジャースケールを覚えよう

さて、メジャースケールを弾けばダイアトニックコードの上ではピロピロ弾くだけでアドリブが成立することはわかってもらえたかと思います。


メジャースケール、ペンタトニックスケールを既に習得、関係性を理解している方はその6,7は読み飛ばしても大丈夫です。


まず一応ギターの構造について軽くおさらいします。
ギターは右にずらす(ブリッジ側にずらす)だけで半音づつ音が高くなる楽器です。


さて、先ほどCメジャーとDメジャーは全ての音が全音(半音2個)高くなるだけ。と言いました。


勿論C♯メジャーなら半音1個、Aメジャーなら半音7個高くなるだけです。例外はありません。


つまりCメジャースケールさえ覚えてしまえば実質全てのメジャースケールが弾けてしまうのです。なので必ず覚えましょう!


その7:とは言ってもいきなりは覚えられん

まあ当然でしょう。Cメジャースケール ギターなどで調べてみてもらえるとスケールが出てきますが多過ぎます。


勿論音楽の基礎なので最終的には必ず覚えるべきです。1日も早く!!


ただ、一度はアドリブしてみたいですよね。なので今回は一部だけを覚えます。
大丈夫です。十分成立します。

GポジションのCメジャースケール

まずは上の画像のポジションのCメジャースケールを覚えてみましょう。
最初はひたすらこれを見ながら後ろでバッキングトラックを流して弾くだけでも良いです。


勿論ひたすらなぞって覚えるのも有効です。今回は取り扱いませんが度数を言いながらC,D,C,E,C,Fのように弾いていくのが最も良いです。


が、難しくなってしまいますのでやはり最初はとりあえず覚えてみましょう。


ひとまずは4,3,2,1弦のソラシドレミファソラシドだけ覚えてもらっても結構です。
アドリブにおいてメインで使うのは4321弦が中心だからですね。


…おっと最終的にはちゃんと全部覚えてくださいね。


その8:マイナースケールはどうやってひくんだよ!

まあ、当然の疑問ですよね。メジャースケールが弾けてもマイナースケールが弾けないと意味ねえだろ!と。


大丈夫です。弾けます。実はメジャースケールとマイナースケールは極論すれば同じものなのです。平行調を理解している方は読み飛ばしてもらって大丈夫です。


まずはダイアトニックコード、スケールを思い出してみてください


C Dm Em F G Am Bm♭5
ドレミファソラシ


これがCメジャースケールなんですが、この主音をCではなくAとしてマイナーキーとして理解した場合


Am Bm♭5 C Dm Em F G
ラシドレミファソ


になるんですね。ん?これ…結局の所全部メジャースケールでは?


はい、その通りです。AmスケールはCメジャースケールです。Dメジャースケールなら当然Bmスケールです。違いはありません。


勿論音の役割(度数)が変わるので同じ様に弾いていいのか。という話は微妙な所ですが問題があるのかと言われるとあまりないです。


一応、主音がドではなくラに変わるのでラを中心に弾く意識くらいはしてみてもいいですね。


覚え方はメジャースケールの6個目の音がマイナースケールになるって形です。CDEFGABなのでドから数えて6個目のAですね。(当然Amの6個下のCがメジャーです)


ちなみにこの関係性を平行調と言います。知らない人も多い知識ですが重要なので覚えておきましょう!


※実は上述のスケールは正確にはナチュラルマイナースケールと言います。
 マイナースケールは本来3種類あるのですが一度省略し、今後解説します。


その9:早速アドリブ開始!!

さて、メジャースケールを大体でも覚えてみましたか?ではさっそくやってみましょう。

杉山つよしさんと言う素晴らしいギタリストの方がバッキングトラックを上げてくださっています。


キーはAm(Cメジャー)になります。早速音源を流しながらCメジャースケールをピロピロ弾いてみましょう。


おっと、最初にも言いましたがファ、シの音はぶつかりやすい(外れやすい)ので気をつけてくださいね。


さて、上手くできない、どうメロディを作れば良いかわからない。と言う方もいらっしゃると思います。


ピロピロし続けてるだけでも良いのですが、まずは歌のイメージでカントリーロード♪テイクミーホーム♪ってメロディを弾いてみると感覚がわかるかもしれません。


あとはもうひたすら弾き続けて良い感じやん!ってメロディを探してみてください。


最後に

今回の解説は以上になります。お疲れ様でした!


勿論今回やった事は基礎中の基礎であり、アドリブする上で大事な事はまだまだたくさんあります。


今後もnoteで書いていくのでフォローよろしくお願いします!



公式ラインを始めました!

僕の公式ラインに参加して頂くと自由に質問して頂いて、それに対して僕が直接回答する。

と言うサービスになります。




記事を書いておいてアレですが、ネットで記事を漁るよりも音楽もスポーツと同じで人から直接学ぶのが比較しようがない程圧倒的に効率が良いです。




単純に間違った練習法や間違った知識がネット上には無限に転がってしまっているので、それを修正しないと下手すると一生上達せず努力が無駄になってしまいます。


そして、正しい練習方であっても正しく理解できず間違った練習方になってしまう。
めちゃくちゃ多いです…


マンツーマンのレッスンではそれらが解決できます。




質問、相談は完全無料で行なっております上、今後準備が出来次第ギターを学ぶ上で必須級の情報も完全無料で配布致しますので是非参加してください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?