見出し画像

ロゴ素材を集め、いざSNS準備へ

 教室も徐々に出来上がっていく中で、現場スタッフは教室や授業の細かい準備を進め、私は集客に肝心なホームページやSNS広告関係、チラシなどの作成準備に入っていきました。これまでの飲食業界や不動産業界での経験や他社競合などの広告をチェックしていきました。
ここでは、どんな業界でも重要な部分となってくるオープン前段階でのお話をしていこうと思っています。



◇集客の入り口となるホームページ

今の時代は店舗や企業が必ずと言っていいほどホームページがあると思います。無料のものから専門業者にお願いしたり、特別なシステムなどを組み込む場合には数百万レベルまでと、金額はさまざまです。
今回のような学習塾など、売り上げ規模にもよるかと思いますが、ホームページとは「入口」だと私は考えており、教室の色や情報などをシンプルかつ安心感のあるものにしました。

・ホームページ作成で必要な素材の収集

私はある程度ホームページの制作などの知識があったので、一番初めに素材を徹底的に集めました。(ロゴ・イメージ写真・教室写真)などです。
飲食店などでは内装写真やお料理の写真などですね。これを用意せずにホームページの制作に入ると、スムーズに作業が進まず途中で素材を集めたりコンセプトがずれたりするため、視覚でイメージしてあるものを全て先に集めるようにしました。これはもちろん全体の構成のイメージを持つために同業他社のホームページや、集客にすぐれている異業種のホームページなどを研究して、自社のホームページに使えそうな部分を抽出していきました。

・全体の構成は絵コンテで十分

ネットで使えそうなホームページのイメージなどが抽出出来たら、それを自社のイメージに合わせて張り付けていきます。
(これはパワーポイントなどを使ってただ貼るだけで大丈夫です)
ここから、細かい部分は手書きで追記!(アナログ発揮w)
これを全体でどんどん改良をしていき、全ページの構成を一旦完成させます。ここまで出来ていると外注のホームページ制作の会社に投げると非常に安いコストで見劣りしない大手並みのホームページが出来上がります。
ちなみに当社の今回の英語教室のホームページの場合全て込みで初期費用は7万円前後。そして毎月のサーバー代も含めてランニングコストは4,000円前後と非常にリーズナブルに完成しました。

・低予算で仕上げる為の心得


このような費用が安めの業者さんの場合、構成の見直しは3回までなど制限がありますが、事前にイメージや挿入する文言を全ページ作っていると3回も見直しせずに終わりますし、なんといっても今はある程度大枠を業者さんに作ってもらって、後から自分で簡単に修正やリニューアルが出来るようになっています。私の場合は手間をあまりかけずでも業者さんに作ってもらった中では、非常に安く満足するものが出来たので、是非金額の部分は参考にしていただけたらと思います。

この価格で出来上がった当校のホームページはこちら


◇情報拡散に重要な各SNSの準備

さて、ホームページが出来上がりURLも出来た訳ですが、もちろん初めは検索にすら引っかかることはありません。Googleマイビジネスへの登録はホームページが出来たらすぐに登録するのは必須ですが、入り口が出来上がったので誘導方法の確立が必要です。

・初期集客に向いているSNSを考える

(Twitter・インスタグラム・Facebook・YouTube・TikTok)などがメジャーなところでしょうか。
このあたりも今はネットで検索すると、開設方法や初めての運用方法など紹介しているページはたくさんありますので、業態業種に合わせて運用方法を考えていってもらえればと思います。
当教室の場合は、すぐにTwitterとインスタグラムとFacebookは立ち上げをしたのですが、今思うと小さいお子さんを持つ親御さんへのアプローチとしてはちょっと違ったかな?笑 と思う点もありました。

・とにかく露出するという気持ち

しかし、インターネットの世界で「練馬」「英語」「Bridge English Academy」というワードを広めるには、何はともあれ一分一秒でも早く解説することが必要でした。
知り合いであれば直接URLなどを送ればよいのですが、オープン前という事もあり、まずはとにかく発信することが必要でした。今ではエリアなどで英語教室を検索した場合、必ず当教室がトップページの一番上にくる状態になっていますが、これは露出する気持ちをずっともって営業をしているからだと思っています。

・集客の原点!チラシポスティング作戦発動

ホームページが完成したことで、動きはここからさらに加速します。そう商圏が絞られているからこそ出来る、エリア内ポスティングです。今時?と思われるかもしれませんが、これが入り口への動線には非常に有効でした。
商圏がおおよそ半径2キロ以内と想定した、また通う生徒の曽は子育て世代のご家庭ということで、比較的新興住宅地や新しいファミリーマンションなどに限られるため、少ない時間で多めにポスティングもすることが出来ました。後からアクセス解析してみるとポスティングをした翌日や翌々日にアクセスが上がっていたのです。実際に問い合わせでも確認したところ、チラシを見て!というものが多数あり、非常に嬉しかったのを覚えています。
この点においても、素材があり訴求文言が決まっているとすぐにチラシ作成が出来るのも大きいポイントだと思います。

◆遂にオープン初授業へ、はたしてスタートの生徒数は?

次回は遂に、2019年5月のゴールデンウイーク明けから開校となった英語教室の序盤のお話しをしていきたいと思います。
果たして事業計画通りに進んだのか?それとも大きな壁にブチ当たるのか、楽しみにしていって頂ければと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?