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"歴史" 系 note まとめ

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2018年1月の記事一覧

サピエンス全史図解(詳説版)

どうも、きょんです。今回は初の本についての図解です。 人類の歴史。宇宙の成り立ちから、シンギュラリティに至る大いなる流れについて記述し、大いにビジネス界をはじめとして幅広く話題になった、「サピエンス全史」。約600ページにも及ぶ大著です。この本を昨年購入し読了して以降、何度も読み返しているのですが、読む度に新しい発見を得られるような深みと重みがあります。 ↓サピエンス全史↓ ただ、その内容の深さ、重さのせいなのか、またページ数のせいなのか、なかなか身近に読んでいる人はい

書評:『「全世界史」講義 I/II』(出口 治明)

読むのが、二度目です。この本は、何度読んでも良いなあと。まあ、私の世界史記憶力がない(というか、理系の勉強をしていたので、世界史をやった記憶があまり残っていないから、という話かもしれません) 私は、地球儀とかgoogle mapsなどが好きです。ふと、google mapsで黒海の入り口を調べ見たり、子供のためにに地球儀ビーチボールを大量に買って見たりします(すぐ空気が抜けて壊れるので)。そのような地球儀にストーリーを吹き込んでくれるのが、歴史であったりします。全世界同

書評 「サピエンス全史」

長らく積んであったサピエンス全史を、お正月休みを使って、ようやく読了。前評判通りの良作だった。一年最初の本として、かなりいいものを引き当てた感がある。 本書はホモ・サピエンスの出現から情報革命まで、あらゆる軌跡を1冊にまとめた超大作だ。タイトルに違わず、ホモ・サピエンスの歴史全てを俯瞰した本である。 本書は、ホモ・サピエンスとネアンデルタールの明暗を分けた、人類最初の革命、「認知革命」から語られる。 およそ7万年〜3万年の期間に、ホモ・サピエンスは高度な抽象思考の能力を

東京

海外から東京に戻る時、いつも思うことがある。 「やっぱりここは、世界の東京だなぁ。」と。 神奈川県川崎市高津区という東京近郊の住宅街で生まれ育った者にとって、人の多さに酔ってしまうほどの息苦しい東京と、その人たちが散らばり潜む東京近郊の街なんかは、脱出しなければならない場所にしか過ぎなかった。 そんな当時の若さというのは、単に東京と東京近郊からの脱出程度には治まらず、国外脱出作戦にまで至りそれを達成させてしまった。 その枠からの開放感の中、現地に必死に適応しようと毎日

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