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2017年11月の記事一覧

「ZOZOSUIT」への悔しさと感謝と、私たちはここからどう戦っていくべきなのかということ。

私は今、この文章を半分泣きそうになりながら書いている。 何の感情なのかは自分でもよくわからないが、とにかく「すごい」という言葉がずっと頭の中でぐるぐるしている。 ルールが変わる、ここから。 毎週アメリカや中国のニュースを拾って自分なりに解説する中で、遅々として改革が進まない日本のアパレル業界に歯がゆい思いをしてきたが、ここから大きく変わる。 昨日はそう確信した日だった。 ZOZOSUITはすごい。きっと世界をとる。 私が人並みにものを考えられるようになって以来、一

35歳問題の悲しみ

エモの研究まとめ:悲しみの正体とは「物事が失われたときに感じる感情」というのが、僕の仮説です。正確に書くと、「モノ·コトへの期待値に対する負のフィードバック」になる。 今回は35歳になるとなぜか涙が出ちゃう、「35歳問題」について。 (東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』についてネタバレなし) 僕が2000年代に読んだ小説の中で、圧倒的だったものがあります。 それが東浩紀さんの『クォンタム・ファミリーズ』です。三島賞を受賞されました。 2007年夏、芥川賞候補作家の男のも

1978年研究会をやりたい。

 1978年研究会をやりたい。  来年は2018年。平成も終わる。  昭和の僕が、思い浮かべるのは、1968年。僕が大学に入った年。いろいろなものが壊れながら、新しいものが漠然としていたけど、見えていた時代。  そして、1978年。戦後の終わりの終わり。新しいものが、具体的になってきたが、それがまだ何の意味があるか分からなかったけど、可能性を感じていた時代。  1978年。僕は、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊した。この方法論による雑誌は、自分でやったからではないが、まだ

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