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”国際系” note まとめ

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This magazine curates notes relating to stuffs between globalness and localness.
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2018年11月の記事一覧

Amazonで本の朗読を聞けるAudibleを使って英語のリスニングを強化する方法

●英語圏では朗読が盛んAmazonでは本の朗読を聞けるAudibleというサービスを提供しています。 私が留学していたアメリカでは20年以上前でも、本の朗読が入ったCDやカセット(年がバレる?)が大人気で、本屋さんやスーパーにも大量に置いてありました。今住んでいるイギリスでも一定の人気があり、図書館で貸し出したりしています。カナダやオーストラリアでも人気です。 今はネットでサクッと聞けるようになったので便利ですね。 英語圏でこういう朗読が人気なのには、英語というのが「音

the Distance Between Us

2回目の投稿です。the Distance Between Us。 タイトルはなんというか、我々との距離感とか、彼らの距離感、空気感を感じてくれたらなあ、と考えてつけたものです。 では、、 <子供は元気>

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パリのたまご・玉子・卵事情 (パリ節約自炊生活番外編)

毎日の朝食に欠かせ無い存在、たまご、玉子、卵。ということで今回はパリの玉子特集です。板東英二さんも“ほんまにびっくりやで”な内容でお送ります♪ ◆パリの玉子は生食OK アジアに駐在されていた方からは意外と驚かれますが、パリの玉子は生で食べても大丈夫!私は今までお腹壊したことはありません。我が家では朝食の茹で玉子・うどん・ラーメン・カルボナーラなど、生玉子が大活躍しています。 ただし、実はパリの玉子はスーパーでもマルシェでも常温販売で、日本のように温度コントロールはされて

ロンドン発会員制社交倶楽部、新しい形で世界各地に再到来

© comemo796046091 oxford and cambridge club ホームページより引用 200年前、会員制社交倶楽部が英ロンドンでスタートした。1880年頃のピーク時には400もの倶楽部がロンドンに存在していたという。 今に続くこのジェントルメンズ・クラブ、いわゆるイギリスの伝統的な紳士クラブは元々家の外の「場」で会員が集い、会話を楽しみ、食事をし、落ち

『外国語を学ぶための言語学の考え方』

黒田龍之助『外国語を学ぶための言語学の考え方』中央公論新社。 かねてよりこの新書を読みたいと思っていた。 ただ、読むまでこの本のコンセプトをあまりよくわかっていなかったし、読み終えた今になっても説明が難しい。 不思議な本で、「〈〇〇〉ではない」という説明から始めた方が良さそうだ。 典型的な言語学の〈研究書〉や〈入門書〉ではないそもそも新書なので研究書ではないが、中公新書には研究書に匹敵する優れた著作が多数ある。たとえば、小菅信子『戦後和解――日本は〈過去〉から解き放たれ

なぜ、中華民国(台湾)と中華人民共和国(中国)があるの?

ここ韓国の公募展で優秀賞を頂いた時の、歴史エッセイのテーマは「朝鮮戦争」でした。そこから興味を持ち始めて、紐解いていくと「第二次世界大戦」に至り、次にあの泥沼の「支那事変(日中戦争)」まで調べることになってしまったのです。 そこに手を付けるのには、躊躇しました。 まるで、底なし沼に自分から入っていくようなことだったからです。 しかし「台湾」を調べていくと、日中戦争中の中国には二つの顔である「国民党」と「共産党」があったことや、その二つの党が争った「国共内戦」と、日本を相手

カナダの冬はもはや危険

カナダは寒いです。冷凍庫の世界で人々が生活し、犬の散歩をし、車が動いています。トロント以北に住んでる方なら分かると思いますがトロントの冬は全然マシな方で、冬全体通して人間が生息できるレベルです。 私は低体温だからか知らないけど、昔から暑がりな方なのでカラッとしてて涼しい気候は好きです。最悪、寒かったら着込めばいいと考えているから。暑いのは電気使ってクーラーないと逃れられない。 雪も降るし、地域によっては-10℃、-20℃の日が1週間くらい続くことは毎年。-5℃と-20

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デンマークでつくったもの 日本食編

【多文化共生】埼玉にもあった朝鮮通信使パレード「川越唐人揃い」を見る

着実に進みつつある日本社会の多国籍化…単純労働者を含めた移民受け入れの是非についていよいよ論議されるレベルにもなってきた昨今だが、人口集中が止まらない首都圏において、最も多くの外国人が押し寄せている地域の一つが東京に近い割に地価のお値打ちな「埼玉県」。その中でも蔵造りの町並みが県内有数の観光名所になっている川越市で、毎年11月半ばにちょっと奇妙なイベントが繰り広げられる。 その名も「川越唐人揃い」。“多文化共生・国際交流パレード”と銘打たれているのがこれまた香ばしいんですけ

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外国人労働者について議論するなら、ブラジルの日本人移民に学ぼう(3)

11月28日、サンパウロ市内のジャパン・ハウスにて、ある興味深い調査結果の発表が行われました。 これは「多文化社会ブラジルにおける日系コミュニティの実態調査」というもので、日本財団の協力のもと、サンパウロ人文科学研究所が実施したものです。 © tsukasahirano ブラジルは今年、日本人移民110周年を迎えました。2億人の人口を抱えるこの国の人口の1%に相当する、およそ190万人の日系人がいると言われます。しかし日系人の集住地は広大なブラジルに散在しており、日系人

多文化共生って?

この前、インドネシアの女性とお話したときのこと。 その方に、 これ(イスラム教の女性がつけるスカーフ)つけてるの怖くない? って聞かれてとってもびっくりしました。 「全然怖くないですよ~」 って答えましたが、怖いと思われてるかもしれない、とその方が思っていることがとても悲しかったです。 イスラム国の影響なのかな。 その辺の誤解が広まってほしくないなって思ったり。 世界史と日本史を勉強していると、やっぱり日本は根本的に島国だなぁって感じることが多々あります。異民族

【サマリー】官民協働アクセレレータープログラムレポート in マダガスカル

【概要・趣旨】 * 背景:ドイツ国際協力公社(GIZ)とImpact Amplifier(南アフリカの民間企業)の協働案件としてImpact Amplifierがレポートを作成 * 案件内容:GIZの指針の下、Impact Amplifierがマダガスカルでの起業家育成アクセレレータープログラムについて、ロードマップやネクストアクションなどの企画戦略を作成 【マダガスカルにおけるエコシステム概要】 * 目下のフォーカスセクターは①agri-business ②textil

フィルム写真で生きていく『2018/11/6』

はじめまして。 フィルムフォトグラファーのてるです! このたび、計8年ほど住んでいた長崎市から引っ越すことになりました。 そして、新たな新天地は『キルギス共和国』。 キルギス人の奥さんと娘の3人で暮らし始めることになりました。 前々からフィルム写真が好きで、将来はフィルム写真で食べて行きたい!という夢がありました。 なので、今回の海外移住を機にNOTEで自分の作品を発表していこうと思っています。 是非自分が撮った写真を見ていって下さい! 【愛用のフィルムカメラ】

インドに4ヶ月滞在して学んだ格差をなくすために必要な4つのこと

インドに来てから4ヶ月半が経ち、明日でインドの活動が終わりになる。 日本にいたら気付けなかったこと、学べなかったことがたくさんあったので忘れないために4ヶ月間の振り返りを書いてみます。 面倒くさい国だなと思うことはあったけど、いざ離れるとなると少しだけ寂しさもあります。 ・インドに来た目的 インドのNGOで活動すると決めた目的は1つだけで、 「格差がなくならない原因に気づき解決策を見つけること」です。 僕はどんな環境で生まれた人でも自己実現できる世界を作ることが将来の目標