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”国際系” note まとめ

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This magazine curates notes relating to stuffs between globalness and localness.
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2019年1月の記事一覧

スピリチュアルジャズって何? - カマシ・ワシントン以降、多用されるキーワード”Spiritual Jazz”のこと

00年代の始めごろの僕は、家ではロックやテクノやヒップホップも聴きながら、クラブにもたまに行きながら、大学の近くのジャズ喫茶に通ってはジャズを聴いていた。ジャズ喫茶の店主と仲良くなってからは、レコード屋に行っては、ジャズを買い、ジャズ喫茶に持っていって聴かせてもらったりしていた。もちろん、レアグルーヴも聴いたし、ブルーノートもプレステッジも、フリージャズもヨーロッパジャズも聴いた。その中で、ジャズ喫茶の店主やお客さんとの会話が最も盛り上がるのが、インパルス期のジョン・コルトレ

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「オモテとウラ」の解説比較。アジアカップ初戦のトルクメニスタンでの違いは?

 サッカー日本代表は9日、AFCアジアカップUAE2019の初戦でトルクメニスタンと対戦し、先制されながらも3−2で逆転勝利をおさめた。  同大会の日本代表の試合はNHK BS1とテレビ朝日系列で生中継されることになっているが、昨年のロシアW杯以降、代表戦では「裏解説」なるコンテンツがサッカー中継において定着し始めている。  「大真面目に、言語化する」というテーマで「URA_KAISETSU/裏解説」という有料コンテンツを立ち上げた元日本代表で現サッカー解説者の戸田和幸氏

日本人がNASAで働くには

このnoteは日本の大学を卒業した筆者が、コネクションゼロの状態から、アメリカの大学への留学を挟まずに、NASAへの就職を果たした過程を記録したものです。これからNASAを目指す人、また夢を叶えようと努力している人の考え方のヒントになれば幸いです。 一度きりの人生をかけてこれをやる2012年の夏、NASAの1機の探査機が火星に着陸した。キュリオシティという名のその白いローバーは、胴体からまっすぐに伸びた首の先に大きな目玉がついた頭を持ち、足についた6つの頑丈な車輪で火星の荒

アイスランド民話における「妖精」誕生譚

北欧神話を話題にするのでなければ、殆どの場合、アイスランドにおける妖精とは「隠され人」のことだ。 と、アイスランドの妖精こと「隠され人」の起源についての記事で書いた。 けれど、アイスランド民話には、「妖精(álfur(アウルヴル))」と「隠され人(huldufólk(フルドゥフォウルク))」のそれぞれに異なる誕生譚がある。 以下は、アイスランド民話における「妖精」の起源についての話だ。 妖精の起源 あるとき、ひとりの男が旅をしていた。男は道に迷い、どこに向かって行けば

インド人に「ほんとうに恋愛なんか信じているの?」と真顔で言われた話

「ほんとうに恋愛なんか信じているの?!」 諭すような顔で私に聞いてきたアニータさんは、派遣社員をしていた時に出会ったインド人であった。 彼女は、インドのなんとかという大変有名な会社で働くSEで、日本に3週間ほど出向していた。 私は、いつもいる1階の<派遣社員&アルバイト部屋>から、たまたま4階に「出向」しており、そこで私たちはであった。 私は、ちょうど留学帰りだったこともあり、好奇心いっぱいで彼女に話しかけた。 彼女は、日本に全く馴染めずにいた。 もちろん語学の問

日本の技能を実習するという名目はもう無理がある

こんにちは ベトナムアンカーです。 近年何かと話題にのぼる事の多い技能実習制度。 制度の本質からすると、労働力需給の調整手段とはならないはずなのですが、 実情はもろに労働力需給の手段となっており、特に採用募集をかけても中々人が集まらない業界にとっては 貴重な人材確保の手段となっています。 2019年4月からは新しい在留資格「特定技能」が新設される予定で、 技能実習生2号として3年間の実習を終えた外国人実習生は、一旦帰国後に「特定技能」ビザで再来日し、 実習してい

【19年1月第2週】資金調達した東南アジアのスタートアップ11社

こんにちは、三上蒼太(@sota_mikami)です。 東南アジアのスタートアップ情報を日々チェックしています。 先週(2018年1月7日~19年1月13日)は、ASEAN Startupにおける資金調達ニュースがたくさん報道されました。 本記事では、それら調達ニュースを発表した11社をご紹介します。 忙しい方へ。調達した企業たちはこちら👇 KAMEREO - 飲食店向けSaaS Overdrive - IoTプラットフォーム Pricebook - 家電版価格ドット

パリ買付け旅日記③パリにあって、ロンドンにないもの

1月3日から12日まで、恒例のパリ買付け旅に行ってまいりました。その記録と共に現地で考えたこと、気付いたことを日記形式でまとめております。何かのヒントや何となく面白いと思って頂けたらしめたもの、通勤通学の暇つぶしにでもして頂ければ幸いです。マガジン形式にしておりますので、バックナンバーなどはこちらからどうぞ。   本日は3日目。この日は1日ロンドン弾丸ツアーをしてきました。ロンドン、というかイギリスは初上陸。1回くらいロンドンも見ておこうかというお勉強ですね。ちょうどパリの

2001年イギリス留学とインターネットの話

高校3年生の夏から1年間、イギリスの高校へ留学した。 当時のコミュニケーションツールを振り返ってみれば、スマホがある今の時代からは想像できないことも多い。インターネットはあった。けど日本にいる家族や友達と連絡を取る時は電話か手紙がメインだった。 当時は国際電話もそんなに安くなかったので、家に電話するのは何か問題があった時とかどうしても話す必要がある時くらいで、1ヶ月に1、2回程度。友達への電話はもっと少なかった。 日本にいる時は携帯(J-PHONE)を持っていたが留学中

【オランダ語ニュース和訳・解説】 ~ベネズエラ政権の抗争~ #1

「Venezolaanse oppositieleider Guaidó mag het land niet meer uit」 ベネズエラの反対派リーダーGuaidoは、国外に出ることを禁止された。 Het hooggerechtshof van Venezuela heeft oppositieleider Juan Guaidó verboden het land te verlaten. ベネズエラの最高裁判所は、反対派リーダーのJuan Guaidoが国から出る

ベネズエラ中銀の金庫から20トンの金塊が持ち去られた ロシアの差し向けた飛行機で

ベネズエラ中銀の金庫から20トンの金塊が持ち出されました。それらはロシアの差し向けた飛行機に積み込まれたそうです。

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ベネズエラ:自由選挙実現までの8日間

Potencias europeas le dan ocho días a Maduro para convocar elecciones. スペイン、フランス、ドイツ、イギリス、ポルトガル、オランダは先の土曜日にニコラス・マドゥーロに対し最後通牒を行った。公正な選挙を行うか、フアン・グアイドを暫定大統領として承認するかの選択を迫ったのである。 “もしこれからの8日間において自由で公正な選挙に関する言葉が無かった場合、スペインはフアン・グアイドを大統領として歓迎する”。左

サントメ島:南部

空港で出会ったタクシー運転手のおじさんが、サントメの観光案内もしてくれるということでそのままお願いしツアー開始!! 金額は確か1日100ユーロとなかなかするなと思いつつ、英語を話せる人はかなり少ないとわかり、話せるこの人にお願いすることに。 朝から小雨だったけど、結局降ったりやんだり。明確な雨季と乾季の時期はよくわからなかったけど、今は雨季だったらしいです。 小さな島国といえど南部までは距離もそこそこでほぼ山道なので、サントメを朝8時に出発して戻ってきたらもう暗くなるくらい

スイス旅行、グリンテルワルトⅡ

ユースホステルには新婚旅行中で先輩のO夫妻がいた。  O先輩の新妻のⅬさんと一緒にパラグライダーのタンデムフライトに行った。  他のメンバーもスタート地点に集まった。  私から出立した。スタート地点はガスっていた。操縦してくれる現地の方の判断でガスの中テイクオフした。  私達が飛び立った時まるで劇場のスモークカーテンが開かれライブの幕開けのようだったそうだ。  Cさんが「あの映像見せたかったなぁ。」と教えてくれた。  アイガー、メンヒ、ユングフラウ、ス