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"教育系" note まとめ

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"教育系" noteのまとめです。
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2019年9月の記事一覧

地理と歴史はみんなのそばにある

「地理Bの旅」という名前で文章を書くことにしました。 「地理」や「歴史」と聞くと、学校で習った社会科のイメージが一般的に強いのかなと思います。そして、「地理」には、地名や高い山、長い川の名前、特産品など、暗記のイメージを持っている人もいるかもしれません。 私は「地理と歴史はみんなのそばにある」と考えています。学校の勉強は嫌いでも、旅行やきれいな風景、美味しいものは大好きという人は多いはずです。また、ふるさとを大切に思う気持ちや、ふるさとを離れて暮らすまちでの楽しみや不安、

地球温暖化問題を環境・経済・社会の視点からふんわり概説します

大変珍しいことに私が専門の地球環境が話題になっていますね。気候変動業界は結構大きいのであちこちに解説があり、所属組織もQ&Aを出しているくらいですが、個人としてもこれを機にふんわりと環境・経済・社会について概説しておこうと思います。以下はtwitterで50連投したものをまとめて若干の修正をしたものです。 さていきなりですが上記Q&Aはこれです。 国立環境研究所 地球環境研究センター ココが知りたい地球温暖化 http://cger.nies.go.jp/ja/libra

もしも学校が無くなったら?

society5.0という計画がある。前に記事を書いたけれど、それはこれから無くなる職業を考えさせられた。 ITが個人の能力や学習の進捗状況を判断して、必要な学習を配信する。子供たちはPCから流れてくるテキストと問題を解いて成果を報告する。それを管理する。今でも、そういう成績管理・配信システムがあり、導入を決めた際PC教室を使って教員全員と説明を受けた。何人かが「これなら教員いらなくなるよな」と漏らしていた。このシステムがもっと管理しやすくなったら、家庭学習重視になり、学校

「親子で学ぶ場」に選ばれた喜び

【相模原市で SDGsの出張授業】   夢にどんどん近づいていくーーー!!   夏休み中に、相模原市によんでいただき、 SDGsの出張授業をして参りました。   私の出身である神奈川県! しかもね…ご家族で結構きてくださっていた。   初めて政治路線のイベントをしたのは4年前だったかな。 新宿ネイキッドロフトのスタッフさんが 「政治を語れる若い世代を育てたい」とおっしゃってくださり 期待していただいたにも関わらず、イベントを企画し、集客が14人だった。。。     しかも政治

【看護学生、高校生】看護って専門学校と大学どっちがいいの?

男子看護学生の鳩ぽっぽです。今回は看護において大学と専門学校、どちらの進路が良いのかについて書いていきたいと思います。進路選択に迷っている高校生も、既に看護学生の人も、この先の進路の参考になればと思います。 自分に合う方、自分の求める方 大学と専門学校の違い前回の記事でも取り上げましたが、大学と専門学校では、以下の違いがありました。 ・大学の方が色々履修できる ・専門の方が実習が厳しい ・部活やサークルは大学でやれる ・教員が熱心なのは専門 大まかにこんなところでした

響くプレゼンと響かないプレゼンの差は何か ~16歳のグレタさんと17歳のマララさんを比較してみた

環境問題について国連で訴える16歳のグレタ・トゥンベリさんのスピーチが話題になっている。 よくぞ言ったという賛辞もあるが、一方で「心に響かなかった」という感想も多い。僕も、国連の場で16歳がここまで訴えられるのは素直に立派だと思うけど、残念ながら共感するまでには至らなかった。 何か響かないなーと思って、同じような年恰好で世界でスピーチをした、ノーベル平和賞受賞者マララさんのスピーチと見比べてみた。2014年当時、彼女が17歳の頃のスピーチだ。 2つのスピーチを比較すると

社会課題に興味あるが何から取り組めばいいかわからない大学1.2年生のあなたへ

こんにちは!! この記事は、社会課題に何から取り組めばいいかわからないと悩んでいるあなたへ届けます。 敷居が高く、何から始めればいいかわからない。とりあえず、イベントに参加したり、たくさんの本を読んでみたりしているのでないでしょうか?? しかし、「実際には何の課題も解決できていない」・「」やりたいことが分からない」そんな悩みがあるでしょう。そんなあなたに共同代表をしている学生団体TOPAZを紹介します。 僕の自己紹介はこちらの記事を読んでいただければと思います。 学

「どんな人になりたいか?」を教師と共に考える

将来に不安を抱えている親子は少なくない今日はPLASがケニアのビタで実施しているライフプランニングの力を育てることを目指すSCOPE(スコープ)事業について、レポートします。 (写真)海外事業マネージャーの三関が子どもの発達について説明しているところ この事業では、子どもたちが将来どんな職業に就きたいかだけでなく、どんな人間になりたいか、どんな家族を持ちたいのかを保護者と一緒に考えていきます。 自分の将来に不安を抱えている子どもが多く、夢さえ持っていない子どもも多くいま

「俺をバカにしたやつを絶対見返してやる!」と泣いていた息子が、それは時間の無駄だと気づくまで。

ある日、学校から帰ってきた息子が唇を震わせていた。 小学2年になった息子は学校でのことをあまり家で話したがらないが、その日は様子が違ったので「何かあったの?」と聞いてみた。 「仮面ライダー幼児って言われた。仮面ライダーが好きなのは赤ちゃんか幼稚園児だって。」 マジか、そんな超くだらないこと1ミリも気にしなくていいじゃん、と内心思ったが息子はひどく傷ついていた。 「あなたは仮面ライダーが好きなんでしょ。じゃ別にいいじゃない。誰にバカにされようが。そもそも仮面ライダーのスト

yenta がつくりだす偶発的な出会い ~東工大関連 VC みらい創造機構と高専キャリアがタッグ~

yenta での出会いから資本業務提携を結び、共に事業を興すことになった、株式会社高専キャリア教育研究所の菅野流飛さんと株式会社みらい創造機構の金子大介さん。お二人の出会いがどんなものだったのかお聞きするなかで見えてきたのは、yenta がつくりだす偶然的な人の出会いでした。 東工大と高専というキーワード イェンタさん: まずは、お二人の自己紹介からお願いします。 菅野さん: 株式会社高専キャリア教育研究所 代表取締役社長の菅野流飛です。高等専門学校(以下、高専)という

【読書】「AIに負けない子どもを育てる」これからの時代に必要な教育

新井紀子さんの著書「AIに負けない子どもを育てる」を読みました。 前作の「AI vs 教科書が読めない子どもたち」も読みましたが、かなり印象に残っています。 現在、プログラミングスクールでプログラミングを教える仕事をしているのですが、 その中で理解力の高い人と低い人では一体何が違うのか? という疑問がずっと解決できませんでした。 そんなときにたまたま書店で気になって読んだのが「AI vs 教科書が読めない子どもたち」でした。 なるほど、全ての根源は読解力にあるのか。 と納得

「エデュコレ」という、多様な教育の博覧会を始めたワケと続けるワケ。

教育コーディネーターの武田緑です。教育や子どもに関わる人たちと、これからの教育のかたちを一緒に考え、創造していく活動をしています。その中の1つのプロジェクトとして、「エデュコレ〜多様な教育の博覧会〜」というイベントを主宰しています。ざっくり一言でいうと、ここに来れば国内の多様な教育・こどもの学び育ちを支える取り組みを一望することができる1Dayイベント。多種多様な、学校やフリースクールやNPOや企業のブースあり、体験ワークショップやトークセッションなどの企画があり。子どもたち

不登校を忘れない先生になりたい。フリースクール担当 村上わかな

こんにちは、サポーター担当の大瀧です。2019年10月・11月はキーデザインの寄付月間ということで始まりました「キーデザインスタッフ紹介」のnoteマガジン。 このコーナーでは、キーデザインのメンバーを紹介していきます。1人目は宇都宮大学教育学部に在籍する、村上わかなさんです。 村上さんは主にフリースクールの担当をしており、実際にフリースペース「ミズタマリ」で子どもたちと一緒に時間を過ごしたり、フリースクール保護者説明会を開催したりしています。 今回は、キーデザインのス

「AI 時代に求められる新しい教育の形とは?」STEMON中村一彰×炭谷俊樹トークライブレポート

「探究型」や「アクティブ・ラーニング」などと並び、変革期を迎えている教育業界のキーワードの1つである「STEM教育」。 「STEM教育」とはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)のそれぞれの単語の頭文字をとったものです。 理系やIT分野は苦手という保護者や教師にとっては、聞くだけで気が重くなってしまう単語ではないでしょうか。 ですが「STEM教育」は、単なる「理系教育」ではありません。これからの