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"教育系" note まとめ

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"教育系" noteのまとめです。
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2019年11月の記事一覧

点字の歴史

11月1日は点字の日、ということで展示の歴史についてざっくりと紹介したいと思います。 点字と言えば、ルイ・ブライユさんの名前が出てきます。小学四年生の教科書(光村図書)「手と心で読む」に点字について紹介された内容があり、そこから点字を発明した人、ブライユさんが小学生のYahoo!検索1位になったこともニュースになりました。ブライユさんの点字発明以前についてから紹介していきます。 1 ブライユ以前目が見えなくても、耳から言葉を聞き、口から言葉を出すことで会話することはできま

【1ヶ月集中】哲学史の基礎知識(院試合格レベル)を自習する方法

【購入者限定zoomイベント行いました】※限定公開の録画が本note末尾にあります 日時:2021年7月10日(土)日本時間午前11時~12時 内容:哲学史を自分でまとめるコツ(5時間半哲学史動画を例に) 本noteの内容に即しつつ、私なりによいと思われる方法をご紹介します。 色々読んだり私の動画を聴くのもいいですが、やはり自分でまとめるのが一番勉強になると思います。哲学史の基礎知識を身につけたい方は、ぜひご参加ください。質疑応答も随時受け付けます。 こんにちは。ネオ

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細胞膜が定常開放系であることは、生命が定常開放系であることの起源であるような気がする

生き物と、生き物でないものとの違いってなんだろう?  ① 自分で増えられるかどうか。  ② 中身の分子や原子が入れ替わるかどうか。  ③ 実は、区別なんてできない。 いや、僕も正解は知らないんだけど。 ①は、よく言われることだし、分かりやすい。生物は殖える。 ②は、確かに石ころや機械の中の原子は、基本的には入れ替わらない。 ③はないかな。生物とそうでないものって、なんか全然違う気がするし。 定常開放系定常開放系っていう、ちょっと耳慣れない言葉がある。 ほんとうは、「散逸構

ご挨拶(テスト投稿を兼ねて)

こんにちは、土井です。予備校講師として現代文を指導しています。私が個人的に敬愛する小池先生に触発されて始めました。指導者向けの内容になるのか、高校生向けの内容になるのか、全く決めていませんが、どうぞよろしくお付き合いください。 近年指導していて切実に感じているのは、「読むことからの逃走」にどう向き合うべきかということです。目の前の文章との距離感を客観的にはかりつつ、「他者」たるその文章の主題内容を主観化する、ということが読む行為である、と私は考えていますが、どうも近年の高校

学校が超超超嫌いだったワケと【過集中】の話

こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです。 今日は僕の高校生だった頃の話を700文字だけさせてください。 僕は海と山に囲まれた静岡の片田舎の高校に通っていました。 ごくごく平凡な高校でしたが、一点だけ特徴を挙げるとするとめちゃくちゃ管理主義が行き届いた高校でした。 よく校門前で生活指導の先生が立っていて素行が悪いと注意される、 みたいな話あるじゃないですか。 うちの場合は、身だしなみのチェックを受けないと登校できない仕組みになっていて、ライブの荷物検査みたいに学年

何歳から英語を習わせるべき?もし私が親なら、高校生から習わせる。

親は思う。 子供には誇れる子に育って欲しい。 だから英語は後回し。 こんにちは、語学の裏設定のゆうです。気づけば90記事目。今日は、もし私が親なら自分の子には高校生くらいから英語を学ばせる、という話をしていきます。 時代は今、まっすぐ早期英語教育化に進んでいますが、本稿は世の潮流とはきれいに逆を行く内容になっています。 主に次の3つの理由からです。 ・グローバル舞台で戦うには、確固たる己が必要だから ・深い教養がなければ、話し合いの土俵にすら立てないから ・日本人とし

入試制度そのものを熟考してみてー英語民間試験を通じてー

文科省大臣による「身の丈」問題から、英語民間試験の導入が2024年度まで延期されることとなった。 そもそも英語民間試験は、地域格差があり、四国にいたっては試験会場がない英語試験も存在する。そして、英語民間試験の受験料は高額であり、ごく一部の生徒しか恩恵を受けられないものである。 しかし、「身の丈」問題によって、この評価方法が大きく取り上げらえたことはある意味よかったのかもしれない。ただ、根本的な解決にはならずに、当初の内容と変わらない形に落ち着いていくと個人的に思う。

子どもが主体的に動くことが大切。「ワンダーメイクフェス6」で見えてきた“子ども教育の在り方”

2019年11月9日〜10日にかけて、東京お台場にある日本科学未来館で、LITALICO主催の『ワンダーメイクフェス6』が開催。 さっそく9日に参加してきたので、とりあえずそのときのメモです。 子どものための子どもによるフェスこのイベントのもっとも目玉と言えるのは、やはり「子どもが自ら動き、子どもが自ら発表する」イベントである、ということでしょう。 現に発表スタジオAでは、子どもたちが自分たちで作った作品を会場所狭しと発表していました。 全体的にソフトウェアのゲームが

「みんなの学校」から「みんなの社会」へ 株式会社 クリックネット 代表取締役/ライター  丸山剛さん

web制作の会社を経営する傍ら、「みんなの学校 みんなの社会」を主宰し、一人ひとりが自分を変えるきっかけとなる場づくりを実践されている丸山剛さんにお話を伺いました。 丸山剛さんプロフィール 愛知県出身。慶応義塾大学文学部卒業。株式会社クリックネット代表取締役。 ライターとして教育、キャリア分野を中心に、取材・執筆などを行う。 2016年4月より2年間、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科に在籍し、インクルーシブ教育および共生社会をテーマに研究を行う。 木村泰子さんとの

教育改革はどこにいくのか

こんにちは、野本です。 2020年からの教育改革が、ここに来てもめています。英語の民間試験導入も延期になり、「今後の日本の教育、一体、どうなるんでしょう」と聞かれました。 私はマレーシアで教育の取材を続けていますが、日本にいないので日本のことがわからない。 一方で、日本からくる教育関係の方々や、当地の教育機関に取材することが多いので、今日は聞いた知識で「教育改革の行方」を書いてみます。 勘違いがあれば、ご指摘大歓迎です(有料記事なので、訂正があればアップデートでお知ら

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ただ、その笑顔がつづきますようにと願うのだけれど(幼稚園見学で感じたもやもや)

このエントリを書こうかどうか迷った。 わたしの感じ方や考え方はあくまでも一個人の主観的なものであると自覚しているし、ひとによっては同意しかねるものもあるかもしれない。けれど世の中のたいていのことはきっとそんな性質だし、このもやもやについて一度自分でも落ち着いて考えてみたくて、ならば考えるために書こうと思った。だからこれはどこかへ向かう論文でも意見書でもなく、わたしが自分の中のもやもやと向かう思考の過程を、ただぐるぐると記したものである。 さて我が家には2歳の娘がいて、とて

今あえて、文学の《実用性》を考える。

 文学――今、国語教育に携わる人たちの中で、その言葉が話題になっています。それは、今回の教育改革――大学入学共通テストに象徴される入試改革も含む――のなかで、「文学が軽視されているのではないか…?」という懸念が広まっているからです。  果たして本当に、文学は教育改革の中で軽視されているのでしょうか? そしてもし軽視されているのならば、それは許されることなのでしょうか? 実用文と文学と 文部科学省が発表した『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 国語編』では、国語におけ

本人朗読『まとまらない人 坂口恭平が語る坂口恭平』⑥

購入後に全編(10:46)を視聴することができます。

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本人朗読『まとまらない人 坂口恭平が語る坂口恭平』④

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