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全国通訳案内士試験2023, 振り返り

通算3回目、2年ぶりに受験をして来ました。
何度もお話ししていますが、2021年は「外国語」以外全部合格で、昨年すごく待ち侘びていたのですが、私は受験ができず、なんと免除1科目(総合旅行業務取扱管理者)で全部受験し直しです。

こんなのもいるんです、みなさん。

まぁそれはそれとして。

1、傾向がまったく変わってしまった一般常識

今回、「一般常識」がホントにまさに、「一般常識」だったとは思いますし、予備校関係の皆さんだって出題者じゃないからしょうがないのはわかります。

しかし、観光白書からほとんど出ますみたいな触れ込みをずっとされて来ている中で、「ここが最重要」という部分は一題も出ず、全然ノーマークだった部分から出題されていたのには驚きました。一般常識の問題用紙を開いて、まさに「唖然」です。(それでいて、超マイナーなページから出題されていて、「ほら出てただろう!」みたいに言うのはどうかと思います。私の中では信頼度が急激に下がりました)

しかも大量の文章を読まないとたった1問に回答できず、それを20分以内で全てやれというのは、恐ろしいほど受験者のことをわかってないんだなぁ、ということ。

それから東京近郊在住者以外にはまったく無縁の、東京メトロの地下鉄延伸の話。私も有楽町線がどこをどう通ってるとか、東西線がどこだなんて知らん。こんなの鹿児島や旭川の人、不利じゃないのだろうか?選択肢の中に「南北線」があって、これが一番新しい路線くらいしかわからず、それを頼りに答えました。

JNTOさんにお願いです。来年は福岡の地下鉄の問題か札幌の地下鉄の問題をお出しください。

実務については通常のレベル、旅行業の人で何年も添乗員やエスコートをしている人は無勉強でもいけると思います。

個人的に最も心配だった日本歴史は、合格点はすんなり超えました。これは、お恥ずかしながら私、間に合わなくて戦国時代までしかやってなかったんです。なので室町時代〜戦国時代が出たのはホントに助かりました。私鉄とか何とか、あの辺は一昨年勉強していた記憶が残っていました。緒方洪庵を間違ってしまいましたが。

一般常識は免除もない科目です。自分で大学生の就職用一般常識の本を読む方が、よっぽどマシと思います。確かに一昨年の時は、訪日外国人関係がメインでしたが、誠に申し訳ないのですが、今回事前にネットで解説しているものはほとんど役に立ちませんでした

2、派遣の試験官について(怒り心頭)

それから、これは通訳案内士試験に限りませんが、受験者が声を上げるべきことがあります。

それは終了10分前の時の案内です。

残り時間10分です、くらいは許しましょう。

しかしその後の注意喚起はいらない。名前が書いてあるか、しっかり塗りつぶしてあるか、もう退室ができない…、って

わかってるわ!
うるさい!
だまれ!

です。こっちは一生懸命読んで理解しようとしているのに、あの試験官と言われる派遣会社の人物たちはなんとも思わないし、派遣元も何も思わないのだろうか。試験の問題に腹が立っているのに、さらに科目ごとに聞くあのいらない説明はホントに受験意欲を削がれる。

責任逃れをしたいのでしょう、色々と。

でも、

わかっとるわ!
うるせぇんだよ、バ…!
黙れ!

それだけです。