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FNS27時間テレビを出来る限り全部振り返る

『FNS27時間テレビ』観ました?観ました?観たよね?ね?ね?、はい、ということで、最高すぎた『FNS27時間テレビ 鬼笑い祭』について、僕の感想、そして以前こんな記事を書いた身として、分析もしていきたいなと考えております。どうぞ最後までお付き合いください!

この記事で『FNS27時間テレビ』について一切触れなかったのは、『FNS27時間テレビ』がどう転ぶか分からなかったから、そして僕が『千鳥の鬼レンチャン』を観てこなかったことにより、あんまり期待してなかったからから、触れませんでした。それはTwitterも同様で、そもそも開催発表されたときはめちゃくちゃ活動休止してたし、『千鳥の鬼レンチャン』を追い付く時間も取れなかったので、ここまでなるべく触れないで来ました。もし面白くてもダメでも全てちゃんと観てから言った方が良いと心に決めていたのもあるので。


せかもりとFNS27時間テレビのれきし

引っ張ってアレなんですが、僕と『FNS27時間テレビ』の歴史について少し触れさせてください。少しと言っても4000文字くらいあるんですが……こんなつもりじゃなかったんですが……

2009年~2011年(ヘキサゴン、めちゃイケ)

僕が初めて27時間テレビに触れたのは2009年の『ヘキサゴン』の時なんですよね。まぁ野久保直樹さんがそのあと全然テレビに出なかったことと榎並アナが泣きながら三輪車を漕いでいた記憶しかないんですが……

2010年と2011年に関しては多分観たんですが、正直本当に記憶が無い。2011年は大震災の年で、SMAPが炊き出しに行っていた記憶があるようなないような。当時は『めちゃイケ』を真剣に見てなかったのもあるけど、覚えてない。

2012年(笑っていいとも!)

2012年はなんとなく覚えてますね。大縄してたし、草彅くん走って、次の日のテレフォンショッキング出てたし、フジテレビの本社屋の前で男気じゃんけんしてた。ベッキーさんがイッテQと鬼被りして、最後、スタジオ脇で1人で大縄飛んでたの、感動展開なんだろうけど、ちょっと面白い。ごめんなさい。この時はまだ指原さんがイジられ役で出ていたな。

2013年(女子力全開)

2013年は何でそんなことになった…?ってことが多かったな。まず『10匹のコブタちゃん』がベースって何?女芸人とイケメン俳優のドラマを合間に流していた記憶があるし、爆裂お父さんで渡辺麻友さんの顔を踏んずけてて、BPOに行った記憶あるw 多分加藤浩次さんと渡辺麻友さんの因縁のノリが出来たのはここだと思う。『SUMMER NUDE』の宣伝でアシスタントの襷を繋いだ山Pがめちゃくちゃかっこよかった記憶ある。それくらい?

2014年(SMAP)

2014年は最高でしたね。僕が一番好きなFNS27時間テレビはここです。SMAPとめちゃイケの水泳大会で木村拓哉さんの体に傷をつけた三中、解散ドラマ(後に現実となる)、ワイドナショー、めざまし朝風呂でダチョウ倶楽部に色々やられるSMAP、タモさんに「お前ら、寝ろ」と言われて川の字に寝るSMAP、ペンギンの格好にさせられてさんまさんのオモチャになるSMAP、未定の時間に降ってくる大量のボールとツアー告知、そしてノンストップライブ。キスブサのキムタクはほぼR指定。あれはエロすぎ。SMAPのスター性がめちゃくちゃ発揮されたのと、フジテレビがジャニーズグループで27時間テレビを作るとこうなるのかという大きな一例もできて良かったな。『SMAP×SMAP』のコンテンツパワーと、フジテレビとSMAPの関係値だからこそ出来たけど。正直、嵐の27時間も観たかったですね。各々番組を持っていて、あれだけ忙しいSMAPを27時間抑えたのは凄い。しかもこのときはキムタクが『HERO』をやっていて、フジテレビに缶詰めにされていた記憶w
ノンストップライブの録画は今でも見返す。何回観ても「CRAZY FIVE」で泣いちゃう草彅くんと、全く動じない吾郎ちゃんの対比が好き。とにかくこの年は中居くんのMC力が凄かった。27時間起き続けて、ノンストップライブやって、ボロボロの中、SMAP全員に話を振って、最後の口上が素晴らしかったので、できる限り書き起こし「今年初めてSMAP5人で27時間テレビやらさせてもらいました。ここまで出来るんだと自信がついた反面、やっぱり5人だけじゃ何も出来ないんだな、お芝居をやってます、歌もやってます、バラエティもやってます、結局5人じゃ何も出来ないんだなということを感じさせてもらえた27時間だったんじゃないでしょうか。27年目の27時間テレビ。僕らにとっては、来年やるタレントさん、どなたか分かりませんが、去年、SMAPがこんなにやったんだ、もう何も出来ないよ、ということを第一条件に掲げましたが、なかなか僕らも限界を超えることは出来なかったんではないでしょうか。SMAPはまたこういうスタートラインに立たせてもらったわけですから、皆様の力が大事だなと感じることが出来ました。たまにあぐらをかくSMAPもいるかもしれません。そんな時もどうか目を瞑って支えて欲しいなと思います。関係者の皆様、27局ネットの皆様、ありがとうございました。最後は全員の写真撮影で終わりましょうー!はいチーズ!ありがとうございました!」とあの環境下でこれを言って綺麗に尺をおさめる中居くんマジで凄すぎん??中居くんのMC力がいかんなく発揮された回だったなと改めて思います。本当に全てが素晴らしかったと今でも思います。小6で中学受験まっしぐらでしたけど、このときはできる限りリアタイしたな。もう勉強どころじゃなかった。これ本当に解散2年前か?????

2015年(めちゃイケ)

2015年はちゃんと観たんですけど、ダイヤモンドエイジ体力測定がイマイチすぎて寝たら、さんま中居を見逃して悔しかった記憶w フジ縛霊で吉村さんがBMWぶっ壊したのは当時中1ながらめちゃくちゃ笑いましたね。ここで「可哀想」だと思わないのはやはり僕がとんねるずとめちゃイケの暴力的なフジテレビのお笑いで育ってきたからでしょうね。TEDは当時本家を知らないからよく分からなかったし、昼間が凄いイマイチだった記憶があるけど、最後の岡村さんのライブは全部良かったな。先日亡くなられた夏まゆみさんとナイナイが和解できたこととか、SMAPが駆けつけて、ほぼその場のノリで完璧に踊りをキメる中居くんとか、このパートの全てが素晴らしかった。ナイナイANNで矢部さんが夏まゆみ先生の訃報に触れつつ、「あの27時間はデカかった」とおっしゃってくれただけでやった価値はあると思う。大久保佳代子88kmマラソンとたんぽぽバンジージャンプはマジで謎w そしてこの年も中居くんが昨年SMAPが担当したことに触れつつ、綺麗に締めてたの良かったな。

2016年(フェス)

2016年はもう今でもネタにするほど好きw 27時間フェス擦ってるの僕くらいでしょう。当時『スカッとジャパン』が全盛を張っていて、ベースは無いと言いつつもほぼスカッとジャパンだったのでは無いでしょうか(サザエさんにもスカッとジャパンのキャラクターが出てきたくらいだし)。ウッチャンナンチャンに断られてこうなったのかという憶測記事も出回りましたが。オープニングで水中に潜ってなかなか脱出できず27時間フェス実行委員の面々に心配されるたけしさんとか、ほぼ中継されないナオトインティライミ100曲マラソンとか、バイキングの東国原英夫vs上西小百合とかマジで好きw さんま中居が出来なくなったのはさんまさんが思いっきり「木村派」とか冗談でも言ってしまったのが良くなかったんじゃないかなと今でも思うかな。この時の生放送「胸キュンスカッと」は、横浜流星さんですからね。木月さんの先見の明よ。グランドフィナーレのスーパーダンクが失敗したこと未だに言ってるのも僕だけ。放送後の『岡村隆史ANN』で「27時間テレビ、たまたま観たけど、最後、成功ちゃうやん!!失敗やん!いやあれは失敗やて!大失敗や!嘘ついたらアカン!」ってイジり倒してたのめっちゃ笑った記憶ある。

2017年(にほんのれきし)

2017年たけし村上1レンチャン目。にほんのれきし。とにかく演出に対するこだわりが凄い。そしてバカリズムさんの力量ゲーみたいなところがあるんですよねこの3年間は。この年はドラマも放送されて、それが結構良かったな。この年、一番面白かったのは『関ジャニ∞クロニクル』。収録ではあるんですけど、歴史解説の流れでたけしさんが暴走して関ジャニ∞に水をかけて、逆上した関ジャニ∞がたけしさんに水をかけて、スタジオ水浸しにして、関ジャニ∞のメンバーが「フジテレビのお笑いや!」って感慨深げになっていたの良かったな。グランドフィナーレは池上さんで締めて、完全に教養番組でしたけど、僕は好きでしたね。ただ27時間かけてやる内容では無いですね。逆に『27時間テレビ』のフォーマットにされていなければ、観てなかったと思うけど。
余談ですが、この年の放送日、たけしさんがヴェネツィア国際映画祭で日本にいなくて、村上くんは関ジャニ∞のコンサートで福岡にいたのどういうことなん?笑笑。てか普通に関ジャニ∞のコンサート被るのなんなん?

2018年(にほん食)

2018年たけし村上2レンチャン目。にほん人は何を食べてきたのか?この年はマジで僕しか観てないですね。僕は好きでしたけどね。オープニングCGが好き。オープニングタイトルがバカリズムさんのフリップネタのラストとして出てくるオシャレ演出大好き。ただこの年は『くいしん坊!万才』に全支配された記憶しかないw 朝7時に観た修造ミュージカルはちょっと風邪引いた時に見る夢かと思いましたね。ネット民の松岡修造ネタはあまり好きじゃないですけど、これはさすがに笑っちゃいましたね。そして深夜に飯テロ-1GP、さすがに寝た。深夜帯がしっかり寝れるコンテンツだったのが有難かったですね〜(失礼)。27時間テレビなのに生活リズムを乱されない!笑(大失礼) ただグランドフィナーレの企画が本当にイマイチで普通にナスD4時間特番の方を観た記憶。ちなみにこの年は村上くんが関ジャニ∞のコンサートで東京ドームだったことから、『めざましテレビ』が全編生放送。さらにところどころのインフォメは何故か生放送で、林先生がずっと出ずっぱり、競馬中継の解説もしてくれたな。ほぼ『週末はウマでしょ?』状態でしたね。

2019年(にほんのスポーツ)

2019年たけし村上3レンチャン目。にほんのスポーツは強いっ!この年は生放送復活。情報解禁時の落胆ぶりから、村上くんがラジオで生放送を匂わせて、正式に発表されて、どんどんみんなの期待値がそれなりに上がっていた記憶。オープニングの将棋は本当に綺麗なスタートの仕方だったし、村上くんの仕切りがめちゃくちゃ良かった。スタジオ中が同じTシャツ着て盛り上がるのを見た村上くん「活気の良いフジテレビが戻ってきましたね!良いですね!」とコメント。3年間たけしさんと組んできたから、たけしさんの操り方が手慣れすぎているし、たけしさんも村上くんに全幅の信頼を置いているんだなというのが垣間見えて良かったな。とにかく向上委員会で、太田さんが暴れまくって、遠藤社長(当時)をなぎ倒して、鬼越に首絞められて、関根さんにCM中に怒られるところとかめっちゃ笑いましたね。年齢的にしょうがない部分もあるんですが、「ビートたけし72歳、27時間生放送に挑戦!」というキャッチフレーズを付けておきながら、深夜帯~朝9時までほぼ出てない、Nキャスの時間はNキャス休んだけど別に出てない、TVタックルあるから昼も出てない、サザエさんも出てないw 深夜帯の生放送はしょうがないとはいえ、収録パートもいないw たけしさんは実質12時間テレビでしたね。村上くんは逆にラブメイト10以外全パートに出演していて、正直ほぼ村上くんの27時間テレビみたいなところありましたね。村上くんも去ることながら、松岡茉優さんの進行も上手い、そして2年連続の修造フェスw しかもここは収録w 生でも良いだろw と思いましたね。ダンスが苦手な先生が全国から集まって、s**t kingzの指導の下、ダンスをグランドフィナーレで披露するところはめちゃくちゃ感動しましたね。たけしさんのタップから始まり、全国の高校ダンス部が本社屋を繋いでいくところとか、最後のグランドフィナーレで泣いている学校の生徒がアップで映るのを見て、ちょっとウルッとしました。この年は割と""あっちの24時間テレビ""に近かったかもしれないなと感じました。最後の最後で太田さんが「林先生がこんなの余裕だって」とぶっ込んで、林先生に怒られるとか太田さんだけフジテレビしてたな。あと横川くんがずっとボウリングしていたの覚えてる人いるんかな?w この時の村上くんも生放送尺でたけしさんや太田さん相手に奮闘し、最終的に中居先輩見習って、綺麗に締めてましたね。生放送でしっかり尺読みして締めるMCヲタクなので、こういう綺麗な締めを見るの大好きです。そんなこんなで生放送復活。ここから3年間のお休み。今だから言うと、2020年は大学受験だったので、休んでくれたのは正直ありがたかったです。


FNS27時間テレビ 鬼笑い祭

情報解禁〜放送まで

ここからがようやく本題。『FNS27時間テレビ 鬼笑い祭』の感想を情報解禁時から振り返りながら述べていきたいなと思います。冒頭にも述べた通り、正直あんまり期待してなかったというのが本音です。確かに『千鳥の鬼レンチャン』は良い番組だと思いますけど、あんまり真剣に観てなかったので、全然わからないし、気づいた頃にはビートDEトーヒがめちゃくちゃネタにされていたし、「カラダぐぅ」もTikTokの違法切り抜きで知ったくらいなので、この内輪ノリに今から追いつくのは無理だろうと早々に判断しました。そしてもうひとつの懸念材料は僕のテレビ・お笑いに対する熱が完全に消失したことですね。上半期、正月特番を除くと、真剣に観た純粋なお笑い番組は『THE SECOND』だけの状態でしたので、まずお笑いを楽しめるのかめっちゃ不安でした。まぁ『新しいカギ』は観てるけど、半分くらい学園バラエティじゃないですか今。『ドッキリGP』はどうなんだ?活休時もTwitter追ってはいたけど、ちょくちょくくらいでしたから、27時間テレビの復活は青天の霹靂すぎて、「あぁ〜やるんだ」くらいのテンション感だったと思います。ただ活休中も連絡を取っていたフォロワーさんに「せかもりさん!27時間テレビ復活するってよ!千鳥かまいたちダイアン!!!」って連絡来たのはめっちゃ笑ったし(本当にそれが第一報だった)、情報解禁2週間後くらいにオノズとご飯に行った時も、その話で盛り上がって、ふたりで「ビートDEトーヒ」のTikTokを撮りました(非公開)からねwww 一方でたけし村上3レンチャンを完走した自分に怖いものはない、どんとこい!と思っていたので、観る気自体は実はちゃんと無さそうでありました。

オープニング〜ビートDEトーヒ

オープニング。名城ラリータD演出(『千鳥のクセがスゴいネタGP』『全力!脱力タイムズ』)による"めちゃイケの遺産"こと唐沢佐吉が「これこれこれ!これだよ!テレビ!」と煽り立てながら『PRIDE』の曲に合わせて、千鳥・かまいたち・ダイアンが登場。いくらなんでもダサすぎるwww あと多分だけど鬼レンチャンのスタッフのことだから、PRIDEの曲とかあんまり意識はしてない気がします。参院選期間中にガーシーを文字って津田さんイジったスタッフですから。ノブさんが「社屋全体がかかってる」と言ったり、前室の人数がインドの電車くらいいたり、津田さんのコメントの方向性を早くも釘刺したりと、3組らしいトークで幕開け。そして既にいる津田きみ子さん(ダイアン津田さんのお母様)。津田きみ子さんこそがこの番組の縦軸だとはこの時は予想だにせず…

当麻晋三D演出(『ふくらむスクラム‼︎』『ミレニアムズ』)の『FNSスゴ技レンチャン』。FNS参加企画を15分の『スゴ技レンチャン』にまとめたの凄かったな。そんな手法があるんだと思ったし、それで消化するのアリなんだと思ったし、ここで消化したからこそ番組全体がダレなかったと思うし、結果的にめちゃくちゃ正解でしたね。いやそんな手法良いんだw 津田さんあのプレッシャーの中で成功しちゃうのスターすぎる

千葉悠矢D演出(『千鳥の鬼レンチャン』『99人の壁』)の『千鳥の鬼レンチャン サビだけカラオケ』パート。ここが実況出来なかったのは、僕が急用で一旦外出しなきゃいけない自体が起きてしまったからです。はい??なぜ今???だからTVer同時配信観てました。TVerありがてぇ~~~~~~。基本ルールは理解出来ているし、半々くらいでついていけましたね。華原朋美さんにはかなりの恐怖を覚えたということはここだけの秘密とさせてください。それこそほい一門パートは、壮大なフリがあったからこそ、それを超えてくる「くるっくぅ」があったと思うので。途中で出てきたペリー・キー(秋山竜次)の生パートはめっちゃ笑いました。まだ国際通り好きなんかいこの人w かまいたちが負け、松ちゃんやさんまさんが見ているであろう中、ピンクレオタード姿に。罰ゲームネタの体感時間30分w 確かにVTRとスタジオのチューニングみたいなのは若干ほぼ半年以上ぶりに観た自分にとって慣れないところもありましたけど、後半に連れてだいぶ慣れてきた感じでしたね。大悟さんの「身内ノリ」宣言は清々しくて良かった。27時間テレビに選ばれたんだからむしろそれくらい偉そうにふんぞり返ってもらった方が有難いので

日置裕貴D演出(『人志松本の酒のツマミになる話』『呼び出し先生タナカ』)の『チームDEファイト』。『人志松本のすべらない話』『酒のツマミになる話』『IPPONグランプリ』『まっちゃんねる』etc...と『まつもtoなかい』を除くほぼ全ての松ちゃんの番組を演出している日置さんがここで登板!嬉しい!最高!松ちゃんがゴリゴリのプレイヤーになるの、日置さんが持つ番組の中では比較的珍しいなと思いつつ、ごっつを演出するの、もう松ちゃん演出担当として天下でしょ!僕はこのパートの途中で帰宅。だから大半を実況出来ていない。冒頭から松ちゃんの暴露を止める大悟さんに、「審査員しすぎちゃうか!!」と吠える山内さん、ほんこんさんに政治的発言しすぎと釘を刺して今田さんに感謝されるユースケさんなど。本当に冒頭から最高の開幕で、お互いすぐ取っ組み合いに発展するところとか、クリーム砲が上手く当たらなくてツッコむ松ちゃんとか、とにかく何から何まで最高でしたね。カンペを持つ日置さん映り込んでニッコリ。爆笑ヒットパレードみたいな往年のフジテレビフィジカルバラエティをやってくれるほぼごっつの現役ぶりよ。板尾さんがバラエティのプレイヤーとして出るの、普通に大晦日の笑ってはいけない以来に観ましたね。あまりにも喋らなすぎて心配されてたけどw

島田和正D演出(『FNS歌謡祭』『オールナイトフジコ』)の『ビートDEトーヒ』パート/NHK『Venue101』。この時間はNHKの方の『Venue101』にチャンネル合わせてたな。NHKの方が裏側的なものを観れて良かった。フジテレビのスタジオを借りて、いつものクオリティ維持できるNHKが凄いのと、歌パートは事前収録だったので、フジテレビのノリに付き合ってくれただけのアーティストの皆さんに本当に感謝。唐沢佐吉はほぼNHKにいたw でも唐沢佐吉無しでは生田絵梨花さんがあの中に入るのは無理だったので本当に正解。ほんこんさん巻き込んでビートDEトーヒを披露した時の松ちゃんの表情w そしてNHK『Venue101』を生放送している隣のスタジオに代車で移動し、粉まみれの中、進行する濱家さん。粉まみれのままNiziUに接近し、唐沢佐吉に「チューニングがNHKに合ってない」とガチ指摘されるw ビートDEトーヒのおかわりもしつつ、JO1に粉まみれのまま抱きついてエンド。「チューニング合ってなくてごめーん!」と濱家さんが叫んでNHK側は番組終了w もうめちゃくちゃすぎる。最高でした。JO1の「NEWSmile」は良い曲。

ラブメイト10〜真夜中のお笑いレンチャン

出口敬生D演出(『SMAP×SMAP』『ホンマでっか⁉︎TV』)の『明石家さんまのラブメイト10』/三宅惠介D(『FNSの日』初代総合演出)・北山拓D(『呼び出し先生タナカ』『ただ今、コント中』)演出の『火薬田ドン』パート。放送前は正直に言うと時代錯誤だし、大丈夫かなと思いましたが、しっかり時代錯誤でしたw 前回から4年の月日が流れたことで、既婚者となり、お子さんも産まれた岡村さんを詰める今田さん・さんまさんはしんどかったですが、大半の部分は難なく楽しめた印象でした。それにしても「LINE VOOMで出てくるショート動画の女性」でめっちゃ笑いましたね。守備範囲が広すぎだし、ご丁寧にLINE VOOM言っても若年層は誰も使ってないし。来年以降もこの企画が放送されるか怪しいですが、近い未来「TikTokerやねん!」とか言いかねないぞこれ。火薬田ドンバートは弟子設定で劇団ひとりさんが出てくるのは納得すぎるし、あまりにたけしさんがハードモードすぎて「たけしさん、本当に…」はめっちゃ笑いました。建築関係トントントンを早速テレビで使う粋な展開もあったり、「鳥羽シェフと噂の女優」と言いつつ、宣材写真が出る広末涼子さんだったり、色々このパートだけ時が止まってて、それはそれで良かったんじゃないかなと。ただもう今年が限界かな…w

中川将史D演出(『ドッキリGP』『お笑いオムニバスGP』)の『真夜中のお笑いレンチャン〜笑いが・バカスカ・クラシック〜』。ラヴィットでは絶対に観られないダークモードの川島さんが垣間見える番組。ほぼ全てのゲームがバカバカしくて、千鳥・かまいたちがお互いに張り合って、川島さんがMC。同世代の芸人が集まってワイワイする。なんかもうちゃんと深夜に深夜らしいバカ笑いしていて、最高でしたね。津田さんが銀座のホステスと付き合っていることを自分から言って詰められて「ホント!」ってそのままCMに行くところとか本当に良い意味でフジテレビだなと思うし、マジック一本グランプリで山名さんと松尾さんだけそのままでちゃんと笑いを取るところとか凄い良かったですね。洗濯バサミサンクチュアリってもうBPOに怒られないように、見つからないようにしてほしいですね。このパートの問題は番組じゃなくてTwitterのAPI制限が来てしまったことですね。もうTwitter頼むぜ!最終的に川島さんが泥まみれになるところとか今なら絶対に観られない瞬間でしたし、なんか夢のような時間だったなと思いました。そして中川Dの狂気がしっかり垣間見れて最高でした。これをジャニーズにも平気でやるんだよな。本当に頭おかしいですよ(褒めてる)

めざましテレビ〜逃走中

27時間テレビの参加が恒例の『めざましテレビ』/山田賢太郎D演出(『VS魂グラデーション』『爆さまネプナイン』)の『岸大介中継パート』。『ココ調』でめちゃくちゃ用意周到に千鳥を調べるも一切触れられない『ピカルの定理』。山内さんのめざましくんで「めざまし時計、始まるよ〜」って言ってめっちゃ怒られるところとか、ダイアンだけ取材の角度が違うところとか、良かったですね。そして何故かフロアディレクターの隣に鎮座し、誰よりもダメ出しをするきみ子さんwww お天気中継で岸大介に遭遇。いや最初大型バスから出てきたけど、その小ネタのためだけに大型バスとエキストラ仕込んだのだとしたら、イカつすぎw そして2度目の中継で岸大介の友達として出てくる西岡徳馬さんw いやどうなってるの????

池田哲也D演出(『イタズラジャーニー』『水曜日のダウンタウン』)の『イタズラジャーニー』。松尾さんがマジック一本グランプリでのケータリングの人のままで参加。開幕から「平和に暮らしたいです」とコメントw 大玉、激臭、電流といつものイタズラのフルコンボ。水道の電流はまさかの不発という。ノブさんが堪らず「ずっとこんなことしてんの?」と問うと、かまいたち・チョコプラが揃って「ずっとですよ!土曜18時で」とガチの訴え。ノブさん「18時でさぞかし数字は良いんでしょうね?」長田さん「良くない!!!」。ここめっちゃ笑いましたね。よくないんかいという。10月からノブさんが『イタズラジャーニー』の裏番組を担当することが決まっているのを長田さんは知っているのか、知らないのか、意味深な訴えで笑いました。

庄司裕暁D演出(『逃走中』『川島明の芸能界㊙︎通信簿』)の『FNS逃走中』。このパートで一旦寝落ち。録画で確認しましたね。まずこのパートめっちゃ収録だと思っていたのに、生放送スタジオパートを鬼レンチャンのスタジオでやるのビビりましたね。港社長が「寝かさない」って言ってたの本当だったんだw みたいな。ただ後半は田中さんだけ本物で、あと全員偽物みたいな意味わからない時間もあったり。とにかく設定全乗っかりのノブさん、友情を大事にする大悟さんが良かったし、山内さんが自首するのらしくて良かった。スタジオで山内さんを滝に浴びせようとして、田中さんが浴びる羽目にw 山内さんが田中さんに「『呼び出し先生タナカ』の件でナイナイさんと揉めてたらしいな!!!」と今更その話題w

FNS鬼レンチャン歌謡祭〜ドッキリGP

浜崎綾D演出(『FNS歌謡祭』『KinKi Kidsのブンブブーン!』)の『FNS鬼レンチャン歌謡祭』。これまで『FNS歌ヘタ歌謡祭』とかあったものの、多分本家のスタッフがトータルコーディネートしたのは今回が初めてだったんじゃないかと思いますね。これが本家のスタッフが手掛けたからこそ、中途半端な良くないノリも払拭されたし、見易かったのは大いにあったと思います。ほいけんたさんと本家・西川貴教さんの「HIGH PRESSURE」や、ほいけんたさんとアイドルのメドレー、松平健さんと岸大介さんの「マツケンサンバⅡ」、TRF×ダイアン・津田さん、りんごちゃん×濱家さんの「ビートDEトーヒ」などとにかく内輪ネタ全開歌謡祭。河合郁人さんの応援でコメントを寄せたKinKi Kidsに大悟さん「ふたりでキャンプ行ったん?」と一言。多分ブンブブーンのロケだと思うけどw 僕はかろうじで知っていたけど木山裕策さんが一切説明なしに「細魚」として頭だけ出ていたのマジで内輪ネタすぎるw 最終的に「home」の大合唱で大団円という本家にもありそうな展開で〆。MC陣の移動時間までに普通にDA PUMPが新曲を歌う真っ当な歌謡祭の時間もあり、すごく良かったなと。てか酒井法子さんがテレビで歌っているのマジで初めて見たな。

登内翼斗D演出(『ネタパレ』『THE MANZAI』)の『100kmサバイバルマラソン』が鬼レンチャン歌謡祭の時間にゴールを迎える。多分このくらいの時間を想定していたと思う。サンプラザ中野くんに扮したりんごちゃんが「runner」を歌ったり、ももクロが「走れ!」を歌い、本家らしい応援の時間が始まるw スタート時にノブさんが「ハリー杉山くん優勝しないでね!観たこと無いから、ハリー杉山くんが優勝する番組」と特大ノンデリカシー発言が伏線となり、ハリー杉山さんとワタリ119のデッドヒートの末、ハリー杉山さんが優勝!ノンストップ!凄い見応えがあって感動したし、その後に完走を果たした団長安田さん、大倉士門さん、井上咲楽さん、山本賢太アナ、全員凄いなと思いました。ここでの倉田アナの「私、思います。大型生放送のフィナーレにゴールをしてしまいますと、マラソンを頑張っていた人の感動と、やりきったMCの方々の感動がごっちゃになってしまうと思います。フィナーレの感動はやはり千鳥さん、かまいたちさん、そしてダイアンさんでお願いいたします」という誰よりも日テレに挑戦的な実況w その後のインフォメで唐沢佐吉が「マラソンゴールしたよ!これからどうするんだよ!縦軸ねぇじゃん!」と激怒するコントまで多分セットw そしてコットンの実況・進行の安定感が凄かったし、ここにコットン置くって決めた人、凄い先見の明だなと感じましたね。事前の総合演出・武田さんのインタビュー通り、「登内さんがジョーカー」だったかもしれない。やっぱりヤマケンこと山本賢太アナが最高だなと感じましたね。『あえいうえおあお』で初めて見た時、TikTokerと仲良くなって、酔って筋肉の見せ合いをして、原田和実D演出とはいえ、これは"""逸材"""が入社したと思ったけど、あの時の感覚はわれながら何も間違ってなかった。誰よりも純粋で、誰よりも情熱的なんだな、と最近の『ぽかぽか』での活躍やこの企画を通して改めて感じました。疲労骨折、お大事に……!

木月洋介D(『今夜はナゾトレ』『痛快TV スカッとジャパン』)・姉崎正広D(『ペケ×ポン』『TEPPEN』)演出の『ナゾトレ川柳』。ペケ×ポンが27時間テレビに参加するのはなんと11年ぶり。てか2023年に川柳をやるとは誰が想像できた?ノブさんは友達枠で佐藤健さんを出すことに成功し、「俺の27時間は終わった」と声高々。冒頭から上田さんが「アイツらが売った油の量、ENEOSより多いって言われてる」、「お前らここまでずっとワイプで観てるだけじゃん!」と止まらぬ致死量のブッコミ。上田さんが一番かかっていたかもしれない。上田さんとトシさんの兄弟が、MC陣差し置いて佐藤健さんに菓子折りを渡す展開は意味わからない映像すぎて面白すぎましたね。また久々に平泉成さんのナレーションとか基本静止画のドラマパートとか懐かしくなりました。そしてとにかく健がカッコいい!Snow Manの阿部くん、松丸くんもいたけど、流石にオーラが違う!この時間はそのことしか頭になく、結果的にちょっと寝落ちしました(最低)

水野達也D演出(『有吉ダマせたら10万円』『櫻井・有吉THE夜会』)の『有吉ダマせたら10万円』。有吉さんが27時間テレビに参加するのはおそらく9年ぶりだし、有吉さんメインの番組が参加するのは初なんですよね。すごく意外。このパートは山内さんの奥様見極めでただただ損する山内さんとか、恒例の相田みつを企画で、濱家さんの詩を「中身がない、幼稚、子供騙し、馬鹿馬鹿しい」と切り捨てたり、有吉さんはやっぱ全てにおいてまだまだ現役なんだなと痛感させられましたね。バカリさんがあんな吠えることもなかなかない。二人して「捨てろ!」の大合唱w 大悟さんが150kmの送球をキャッチしたのに触発されて有吉さんもやる流れは、有吉さんのプレイヤーとしての意志が垣間見えて良かったな。生放送じゃなきゃ絶対ない展開! 競馬中継で実際にノブさん、山内さんが賭ける展開も、千鳥・かまいたち・ダイアンだからこそですよね。あんな真面目に競馬中継観たの僕は生まれて初めてでした。「段取りが悪い」と本当のことを言ってしまうバカリズムさん悪いw

再び中川将史D演出による『ドッキリGP』。僕がちゃんと観ている数少ない番組。前パートの『有吉ダマせたら10万円』より正直こっちの方が段取り悪かったw ただ普段のドッキリGPはそんなことないので許してほしいところである(誰目線?)。番組の特性をドッキリVTRでご丁寧に説明。縦軸番組がやってない内輪ノリ説明を真面目にするとはw 結論から言います。『ボムマジ爆発』は生放送に向いてない!w  面白かったから良かったけども!ただ東野さんがめちゃくちゃかかってましたね。初代妖怪枕返しの山内さんに「枕返し辞めておいて『イタズラジャーニー』はあれなんや!」と詰め、千鳥に「そや!ずっと言いたかってねんけど、『クセがスゴいネタGP』、あれまんま『あらびき団』やろ!」とみんな勘付いていたけど敢えて誰も触れなかった“忖度”にめちゃくちゃ触れてしまうw 最高すぎましたね。てかボムマジ爆発の火薬の量が明らかにおかしい、スタジオにあげてはいけない量の白煙が上がって、めちゃくちゃ焦げ臭いというw 恵さんや小池栄子さんが2回も爆発を喰らうというw 結果的に鬼レンチャンチームの勝利に。敗者は勝者の番組に差し入れという謎すぎる罰ゲーム。ダイアンはどこへ差し入れるべきかという話題にユースケさん「群馬テレビに」w

400mサバイバルレンチャン〜グランドフィナーレ

日下真行D演出(『千鳥の鬼レンチャン』『所さんお届けモノです』)の『千鳥の鬼レンチャン 400m走サバイバルレンチャン』。マジでお恥ずかしながら鬼レンチャンってカラオケ番組だけじゃなかったんですね??体力系企画をやってるのめっちゃ初耳というか、初見だったんですが、あまりにも初見すぎてここは実況なしのながら見。ただおばたのお兄さんが優勝する瞬間はちゃんと感動したし、「全国の完全優勝フェチの皆さん」ってずっといない方面のフェチに向かって声をかけていたの最高でした。

こちらも27時間テレビの参加が恒例となっている『サザエさん』。とにかく「クセがスゴい」はまだしも「ゴイゴイスー」と「カラダぐぅ」のねじ込み方が無理矢理すぎてめっちゃ笑いました。オープニングでフネが採点カラオケにチャレンジしてるのも良かったな。ただTLで花沢さんの声が…という指摘を目にしてからそこにしか目がいなくなって、花沢さんが話す度に笑っちゃうという。てかあんな面白い『サザエさん』見せられて、明けで全く受けコメントなく、400m走サバイバルレンチャンに戻ったの怖すぎたw

グランドフィナーレ①『大縄レンチャン』。グランドフィナーレの大縄は11年ぶり。ここはめっちゃ面白かった。51回(千鳥軍)→58回(かまいたち軍)→63回(千鳥軍)とどんどん記録更新を重ねていったし、絶対に飛べない和田まんじゅうを率いて63回を記録したところも面白かったし、ラスト全員で和田まんじゅうを担ぎ上げてなんか飛ぼうとする団結力凄かったな。感動を超えた面白さがあったし、真夜中のお笑いレンチャンと変わらないバカバカしさが凄く良かったなと。感動と笑いのバランスが上手いのがフジテレビだなと思うし、変なおふざけも入れず、千鳥かまいたちをはじめとした芸人さん全員に笑いの部分も真剣勝負の部分も全て任せた制作判断が正しすぎて、直球で面白かったなという感じがしました。

グランドフィナーレ②『耐久フィナーレ漫才』。千鳥かまいたちダイアンが交代交代で漫才に挑むフィナーレ企画。僕がバラエティ追ってないので断定できないですけど、今や『THE MANZAI』くらいでしか漫才しなくなった千鳥かまいたちがこんなに漫才してるのは貴重だなと思いつつ、多分僕は初めてこんな真面目にダイアンの漫才を観たんですけど、こんな面白かったんですね????めっちゃビビりました!!!!こういうところで展開されるアドリブ漫才ほど美味しいものは無いですからね。もう何も覚えてないくらい、実況も忘れてのめり込んで観ました。それにしても千鳥もダイアンも27時間駆け抜けて同じフレーズを繰り返すネタをチョイスするのもう狂ってません?(褒) 誰が行くかというので揉めて、ナレーションを務めるレニー・ハートさんに「い~そ~い~で~!」と急かされるw 唐沢佐吉の指示とか案内が1ミリも役に立って無かった、あれは何だったんだw そしてかまいたちが『400mサバイバルレンチャン』で手に入れた漫才一回お休み権はおそらく無かったことに。最後は全員出してダイアン・かまいたちにダメだしする千鳥。「ファンが甘い」かまいたちにあまりにも痛い一言w ラストはみんなで「ゴイゴイスー」してEND。ゴイゴイスーで始まって、ゴイゴイスーで終わるのあまりにも綺麗すぎましたね。こんな綺麗にまとまる?ってくらい綺麗に纏まったなと。

提供読みを挟み、津田きみ子さんによる「時代」で〆。「フジテレビはこれからも時代の変化に合わせて、"""楽しい"""を塗り替え続けていきます」という永島アナの口上が素晴らしかったな。今年のフジテレビのキャッチコピーである「楽しいで塗り替えろ!」ですし、まさにフジテレビがこれからも得意のバラエティ・得意のお笑いで突き進んで行きますという姿勢を感じました。津田さんも泣いてるし、大悟さんもウルッとしてたし、井上アナも泣いてたし、感動と笑いを上手く掛け算できるのがフジテレビの最大の魅力であって、それを体現させられた27時間テレビだったなと思う、そんなグランドフィナーレでした。

放送を終えて総括

ということで『FNS27時間テレビ 鬼笑い祭』を振り返ったわけなんですが、とにかく今回の27時間テレビを観た感想としてまず期待値を大幅に上回ったなという感想がまずはじめに来ましたね。僕が期待をしなさすぎだ…と言われたらそれまでなんですが。そして久々にテレビを観て泣きましたね。『バイキングMORE』最終回の忍の涙を見て、もらい泣きした以来。なんで泣いたんだろう。最後に「時代」を流しながらbaseよしもとの映像を流されたというのも一理ありますが、それだけじゃないんですよね。フジテレビがようやく真っ向からお笑いで27時間勝負して許される時代になったんだなと思ったからかも知れません。
フジテレビは2010年代から徐々に傾き始めて、特に2015年からはそれが顕著になって、お笑い頑張っても当時は世帯視聴率重視社会だったから上手いこと行かなくて、だからこそめちゃイケとみなさんが終わってしまったわけで、ずっと僕は思ってましたよ。「お前らが観なくなったからフジテレビはこうなったんだ」と。いいともが終わった時も、めちゃイケが終わった時も、みなさんが終わった時も。そんな中でも『ENGEIグランドスラム』とか『お笑いオムニバスGP』とか『ドッキリGP』とか"『IPPONグランプリ』とか、そういう特番で"フジテレビらしいお笑い"はずっと頑張って続けていたわけで、ずっとフジテレビはもがいていたと思う。
27時間テレビがたけし村上の教養路線になって批判はめちゃくちゃあったし、今でも貶されてるけど、あれは必要なリニューアルだったし、収録になっても生放送が復活しても、向上委員会とかそういうところで""フジテレビらしいお笑い""は守っていたと僕は思う。だからこそたけしさんに白羽の矢が上がったわけだし。
2020年から個人・コア視聴率に切り替わって、徐々にお笑い番組が量産されていって、フジテレビにも風向きが良くなってきて、遂に復活して、本当に良かったね、フジテレビが大好きな・得意な笑いだけでここまで走り抜けて、視聴者にも絶賛されて、本当に良かったなと。まさに楽しいで塗り替えたなと。この8年くらい耐え続けて、執念のFNS27時間テレビだったんだと僕は感じました。しかもバラエティ制作スタッフ全員参加という。先に各パートの演出を書いたのは、多種多様のスタッフが集まってるんだよということを言いたくて、全パートの演出を調べて書きました。知ってる人ばかり!!!!スタッフロール観てもマジで知ってる人ばかり!!!!ってオノズとめっちゃ盛り上がりましたwww
全スタッフ参加制は来年以降も続けて欲しいな。
そして今回の総合演出・武田誠司さん。1年前に港社長に命じられて、『千鳥の鬼レンチャン』をここまで持っていったの素直に凄い。ちゃんとコア視聴率で結果出していって、軸となる要素を固めて番組をブランディングしていったとしたら本当に凄すぎる、と思いました。港社長は年始のフジテレビ批評で、「看板番組を作らないといけない」とおっしゃってましたが、『千鳥の鬼レンチャン』こそが看板番組になったのではないかと思います!

来年以降について

『FNS27時間テレビ』を観て、27時間テレビを作りたくなりました。ということで妄想FNS27時間テレビ2023制作決定!noteに出します!早くて9月くらいになるかと!!!お楽しみに!

来年以降こんな27時間テレビを観たいというのを挙げてみました。
▽新しいカギ(総合演出:木月さん)
▽オドオドハラハラ&ぽかぽか(総合演出:鈴木善貴さん)
▽日置さん総合演出の27時間テレビ

ということで『新しいカギ』。僕の妄想編では2021年にやったんですけど、やって欲しいですね。木月さんにもう一度総合演出をやってもらいたいという夢もあります!今なら高校生との対決が軸になりそう。フジテレビ社屋で社員に追いかけられながらかくれんぼして欲しい!!!
2番目はオドオドハラハラがレギュラー化との噂なのと、ぽかぽか27時間観たいなと。サザエさんの牛肉ぴったんこチャレンジとかカツオ&花沢さんのぽいぽいトーク観たいでしょ???(あれ)
3番目は単純に僕の願望マシマシです。こうなったら松ちゃんに総合司会やって欲しいけど、千鳥の27時間より松ちゃんの1時間の方がギャラ高いからな()

そんな妄想を経ながら、今年これだけ大成功したから普通に鬼レンチャン2レンチャンな気がしますね。今頃、武田さんが港社長に呼び出されて「来年もお願い」とか言われてそうですけどね。そんな妄想・想像も経ながらこの記事をおしまいとします。約17000文字、最後までお読み頂き、ありがとうございました!!!!

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