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2023年振り返って(sideB)

2023年を振り返って、おそらく人生でいちばんしんどい年だったと思う。年々しんどさが増している気がする。人生で幸福を感じたことがない人間なので、楽しい瞬間は刹那的に過ぎ去り、しんどくつらい時間こそが永遠に続いていっている気がしてならない。

2023年、父親が亡くなった。これはnoteに書いた通り分かりきっていた話なので、そんなに大きな衝撃は無かった。今ふりかえってもやるべきことはやり切れたと思っているので正直後悔はない。年始になってもそれは変わらないなと思った。最近、納骨以外の行政手続きがようやく終わった。解放感がエグい。お疲れ様でした。

2023年はテレビを観なくなった。2023年観たテレビ15選をまだ上げられるくらい観ていた記憶があってホッとした。テレビのことが嫌いになった訳では決してない。テレビや映像業界に辟易したわけではない、バイトが嫌になったわけではないが、作り手の気持ちが理解出来るようになってきたからこそ直視を出来なくなってしまったというのが大きい。これはどう撮影してるんだろう、カメラワーク凄いな、うわぁこれは大変だろうな、めちゃくちゃ烏滸がましいが、そっちの目線で見てしまう。だからこそテレビを観て、番組批判しているフォロワーは尚更直視出来なくなってしまった。放送事故が起きたら嬉々とTwitterでキャプチャ上げて笑ってるのとか、クソダサいなと思うようになった。こんなことを言うのはアレだが、僕はここまでテレビに憧れ、テレビに近づきたくて努力して、テレビのことを勉強するために今の大学に進学し、就活をしている。なのに、好きなのに厳しく偉そうにふんぞり返ってテレビを批判する奴が可哀想だなと思ってしまったし、哀れだなと思った。1回SNSから距離を置いたからこそ、尚更顕著にそう思ってしまった。「そんな人間になりたくない」と強く思った。今はTLも見ることなく、好きな番組を、好きな時間に見て、バイトも就活も力を入れて頑張っている。少なくともテレビクラスタよりは余程、幸福度が高い気がする。

2023年、K-POPにハマった。まさか自分がハマるとは思わなかったが、ハマる世界線になった。きっかけはアバウトに言うと友人の薦めだったのと、NewJeansのMUSIC VIDEOがめちゃくちゃ良かったこと。NewJeansの曲にハマり、BTSやTOMORROW X TOGRTHERといった曲を聴き始める。同タイミングでZB1を生んだオーディション番組『BOYS PLANET』が放送されたことも大きな追い風となり、ハマっていった。韓国のバラエティの編集は日本と全然ちがくて面白いなと感じた。尺の長さだったり、絵文字の多様だったり、テロップのポップさだったり、ビジュアルの強調と、配信意識志向社会の強さを感じた。この番組を通して『呼び出し先生タナカ』はやはりそういうことを意識しているのかな?とも感じた(あの番組の編集は若手ディレクターの発案らしいが)。そしてLE SSERAFIMにハマり、LE SSERAFIMのファンになった。きっかけは「Jewelry」という曲のMVで「この子可愛い誰なんだ!」という出会いがあり、TikTokの切り抜きを通して、彼女たちの面白さを知ったから。次第に韓国の音楽番組の切り抜きや、日本でもあるような年末の大型音楽番組や音楽イベントを配信やYouTubeを通して観るようになり、一通り一周したと思う。今は最初にK-POPにハマるきっかけとなったNewJeans、その次にハマったLE SSERAFIM、「THE FIRST TAKE」を通じてハマった(G)I-DLE、そして最近はKep1erにも注目している。まだ全てにわかだし、Kep1erは全員の名前を覚えていないが、こうしてK-POPにハマったことで守備範囲が拡がった。おかげで紅白歌合戦はめちゃくちゃ楽しめた。たまにこういう時代の流れについていけず、紅白とか音楽番組とかで「知らない人ばかり!」みたいなツイートを見ることがあるが、あなたが知ろうとしないだけだと僕は思う。知る努力をしなければ、そりゃ知らないよと思う。知らないことを盾に文句を言うのは話が違うと思う。ジャニーズとか、演歌歌手とかにも同じことが言えるし、つまりは全てのエンターテインメントに通じる話だと思う。こういうのには中指立てていくのが良い。

2023年、『CAIND』が始まった。『あすノズBLOOM』では出る側にいたが、あまりにも素質が無かったので裏方になったし、そもそもも言えば、表向きに活動するタイプじゃないのに、しゃしゃってた。今考えれば気色悪いキャスティングをしたものだと思う。あすノズBLOOM時代に散々ふざけたので、あすノズBLOOMの後継番組があることは企画段階から知ってはいたものの、呼ばれるわけないと思っていた。だから演出として…とオファーされた時は驚いた。番組が軌道に乗ってきたタイミング対面でのスタジオ生放送を実現出来たのは良かったと思う。『あすノズBLOOM』には出来なかったことが出来ている気がする。知らんけど、ただ爆発的結果が欲しい。2024年はそれを目標にしたいな。待ってるだけじゃヒットしないから、こちらから積極的にアクションを起こしたい。ここが正念場な気がする。

『あたらしいテレビ』でやっていた超個人的コンテンツアワード、僕もやりたいのでやります。10個でしたっけ?ということで

『CAIND』構成作家・森瀬千紘が選ぶ
超個人的コンテンツアワード2023

①最高の教師 1年後、私は生徒に■された

②日曜の夜ぐらいは…

③いちばんすきな花

④FNS27時間テレビ 鬼笑い祭


⑤新しいカギ 「学校かくれんぼ」

粗品の運転で2人きりドライブ【あのちゃんねる#11】

⑦NewJeans/Ditto(side A)

⑧LE SSERAFIM/Jewelry(Prod.imase) LIVE VIDEO

⑨(G)I-DLE/Queencard - THE FIRST TAKE

⑩ヴィレッジ

ということで振り返り終わりです。今年の目標は就活を終わらせることです。あざしたー

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