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空気階段・鈴木もぐらが若手時代を過ごした歌舞伎町

空気階段の鈴木もぐらは、若手時代に新宿・歌舞伎町の無料案内所で、「デーブ新大久保」もしくは「名案内コナン」の通り名で働いていた。

もぐらは、大阪芸術大学を中退し、2010年に上京。そして2011年にNSCに入学し、水川かたまりと出会って2012年に「空気階段」を結成する。結成当初、もぐらは高円寺の家賃1万7000円のアパートで暮らし、「もう本当に何もやってない。ただもうずっと歌舞伎町にいて。で、もう家にも何もないし」という状態だった。

唯一の「家具」であるラジオが家にあり、「もうラジオばっか聞いててっていう感じでしたから」という生活。無料案内所から帰ると、ラジオからは『大沢悠里のゆうゆうワイド』が流れ、それを聞きつつ眠りにつく日々だったという。

そんな若手時代を過ごしたもぐらと歌舞伎町との思い出話について今回は書いてみたいと思う。

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