2023年12月26日、週刊文春はダウンタウン・松本人志による性加害報道を行った。その報道はSNSを中心として大きな波紋を呼び、記事の中で女性の手引きをしたとされるスピードワゴン・小沢一敬の今後の動向までもが注目される事態となった。

吉本興業は徹底抗戦の構えであり、松本は「裁判に注力するため」として2024年1月8日に活動休止を発表した。そんな中、爆笑問題・太田光はいち早くこの松本の性加害報道をネタにしている。

記事が出された直後、録音放送が多いTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』が生放送となり、太田光は「俺は別に何も話さないよ、今日は(笑)」と口火を切った(*1)。

爆笑問題・太田の松本人志イジリ

「そんな、ツマミになるような話なんかないんだから」「笑っちゃいけないような話とか」と、松本人志の番組名を使ってネタにしたかと思いきや、「夜も審査員長とかそういうことは言わないんだから、俺はもう」と発言していた。

加えて、1泊30万円のスイートルームを利用していた松本について「そう考えると、渡部はセコかったなって思うけどね。トイレってお前(笑)」などとアンジャッシュ・渡部建の多目的トイレ不倫を引き合いにして語っていた。

こうした松本イジリは実は昨年末にとどまらず、松本の活動休止が発表された後にも続いていた(*2)。

2024年1月9日放送の『爆笑問題カーボーイ』で、太田は再び番組冒頭で「今度、日曜日ちょっと『サンジャポ』休んでいいかな？」「裏番組見たいから(笑)」と、『サンデー・ジャポン』の裏番組である『ワイドナショー』に、松本人志が出演するとの噂について触れている。

さらには、松本の活動休止について、「僕はエールしか送らないですからね、何を期待されても」と語っている。その理由については、同じ芸人であれば、「(スベった時に)同じ思いをしているっていう、そういう意味での共感っっていうのを、全員の芸人に持ってるんですよね。芸人っていうのは」と、芸人仲間であるがゆえに分かり合える部分、信頼できる部分があるからこそ、芸人・松本人志に「エールしか送らない」のだという。

こうした松本イジリを続ける太田だが、実は過去に、松本を揶揄して激怒されたことがある。いわゆる「全身アディダス事件」である。