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攻め続ける深夜番組『ゴッドタン』はなぜ16年続いているのか

前身番組である『大人のコンソメ』が2003年10月にスタートし、そこで出会ったおぎやはぎ、劇団ひとり、そして佐久間宣行プロデューサーにより『ゴッドタン』が誕生する。

今でこそお笑い番組のイメージが強い佐久間Pであるが、『大人のコンソメ』当時はお笑い番組の経験がほとんどなく、現在のテレビ東京制作局長である伊藤隆行に「芸人を選ぶ、ネタ見せやっていいよ」と言われて喜んだのだという。

ちなみに、佐久間Pは当時、お笑い番組の知識や経験がなかったため、『とんねるずのおかげでした』などでおなじみのマッコイ斎藤ディレクターに、「制作の現場を見せて欲しい」と頼んで見学させてもらっている。つまりは、佐久間Pのお笑い番組としてのキャリアは、『ゴッドタン』としての歩みでもある。

そのネタ見せにやってきた芸人の中で、佐久間Pが選んだのがおぎやはぎ、劇団ひとりであった。『大人のコンソメ』の時はさほど有名ではなかったが、おぎやはぎは2001年、2002年にM-1グランプリ決勝に進出し、劇団ひとりは「泣き芸」でブレイクしている。

2005年2月の単発、10月-12月の短期間の放送を経て、2007年4月に『ゴッドタン』がついにレギュラー放送を開始する。そんな『ゴッドタン』は、今年2023年で16年続いており、なぜこんなにも長きに渡って続いているのだろうか。

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