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イケメン

さて、2日目のお話。

その前に京都の電車に乗ってて気づいたこと。

あたしが乗った京都の電車(路線は忘れた)は駅に止まるとき、出発するときに

扉を開けます、閉めます。

て言うんですね。東京(関東?)だと

扉が開きます、閉まります。

て言うと思います。自動ドアは後者のはずなんだけど京都、特にその路線では自動ドアも人間が操作してるよって感覚なのかな。よく分からないけれどちょっと面白かった。この話を初日に教え子に話したら、

気づかなかった、よくそんなこと気づきますね。

と言われた。なんだかそういう細かいところって妙に気になってしまう。なんか小さいなって思われるような感じがするから少しは鈍感?でいたいものなのだが。

ではでは。2日目はまず京都の駅に寄りバスの1日乗車券を手に入れ清水寺へ。朝早かったのでお店などやっておらず清水寺までの坂を勢いよく駆け上がり境内へ。最初に大随求菩薩の胎内めぐりをした。暗闇の中を進み、奥にある石?をお願い事をしながらなでるとお願い事が叶うらしい。たまたまだったのだが、受付開始前に並んでいたので令和最初の胎内めぐりをすることができた。だからなんだと言われればそれまでなのだが、なんとなく令和最初にあやかることができたのでよいとしておきたい。令和最初のお願い事…笑
ところがこの胎内めぐり、中は真っ暗なので壁沿いに手すりがあり、それを頼りに進むのだが、前の人の肩に手を置いて進むのだとか。後ろに中学生くらいの修学旅行生の女の子たちが数人並んでおり、ガイドさんらしきおじさんがそのような説明をしていた。女の子たちの先頭の子は見知らぬ誰かの肩に手を置くことになるわけで順番的には恐らくそれはあたしだった。後ろのガイドさんが、

いや〜前の人がイケメンだといいな!

とかわけのわからないことを言い出すではないか。女の子たちもそれに合わせて、

そうだな、イケメンがいいな〜

とか言い出す始末。まぁ気持ちは分からなくもない。そりゃ誰だって肩に手を乗せるならイケメンの方がいいに決まっている。ただ、君たちの前に並んでいる男性はあたししかいないし、あたしはそもそもイケメンとは程遠いルックスである。それにそんな聞こえるような大きい声で言わなくてもいいし第一あたしの顔見えてるだろ。まったくあたし的には地獄である。
結局、肩に手を置くなんてイベントは発生しなかったのだが、

ホントごめんな、イケメンじゃなくて。

この一言に尽きると思う。清水寺も平成の大改修中で外観はしっかり見れなかったが、恋愛成就で有名な地主神社を回って次の場所へ。一方の石からもう一方の石まで目をつぶったまま歩き切れると恋が叶うとかいうあれはなんていうんだろう、それはやってこなかった。ひとりではずかし…いや、危なかったので。身の安全が第一である。

産寧(三年)坂、二寧(二年)坂を下り、法観寺の八坂の塔、六波羅蜜寺まで歩き建仁寺へ。

建仁寺で風神雷神の屏風絵や襖絵を見て、お参りをしてきた。やはり京都のお寺の庭って風情を感じるよね。建仁寺の法堂は天井が高くてすごく大きかったな。でけぇ、って感じ(語弱)。笑

続いて、バスに乗って銀閣寺へ。
銀閣寺、とても混んでましたね。やっぱ庭園とか参拝経路?もとても静かで風情を感じる雰囲気だったのだけれど、ここら辺で雨が強まり人は多いしで大変だった。下は土?砂利?なので靴がとても汚れてしまったし、傘がたくさんで動きづらかった。雨は風情を…なんてことはありませんね(違う)。ただ、写真を見返すとそうでもないなって感じがする。きっとそのときの余裕の問題だったのかもしれない。でもやはりこういった静かな、穏やかな雰囲気の場所は居心地がいいし、きっとあたし自身も好きなのだろう。楽しかった。

2日目は残り2,3ヶ所回ったのだが長くなったので続きは次回。
お付き合いありがとうございました。

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